マイナビ キャリアリサーチLab

2023年卒大学生活動実態調査 (7月)

2023年卒業予定の大学生・大学院生の7月末時点での内々定率は82.9%(前年比4.2pt増)。夏休み期間の就職活動は「コロナ対策と熱中症対策」が不安という学生が多数。

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2023年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2023年卒大学生活動実態調査 (7月)」の結果を発表しました(調査期間:2022年7月25日~7月31日)。

調査概要

内容 マイナビ 2023年卒大学生活動実態調査(7月)
調査期間 2022年7月25日~7月31日
調査対象 マイナビ2023会員のうち「2023年春」に卒業予定の大学生・大学院生
調査方法 マイナビ2023会員にメール告知・WEBフォームにて回答
有効回答数 のべ4,069名

TOPICS

2023年卒業予定の大学生・大学院生の7月末時点での内々定率は82.9%

2023年卒業予定の大学生・大学院生の、7月末時点での内々定率は82.9%(前年比4.2pt増)となった【図1】。平均内々定保有社数は2.4社(前年比0.2社増)であり、企業の採用意欲の高まりを受け、6月同様、内々定率・平均内々定保有社数ともに前年比増となった【図2】。

内々定率 経年比較/2023年卒大学生活動実態調査 (7月)
【図1】内々定率 経年比較/2023年卒大学生活動実態調査 (7月)
平均内々定保有社数 前年比較/2023年卒大学生活動実態調査 (7月)
【図2】平均内々定保有社数 前年比較/2023年卒大学生活動実態調査 (7月)

夏休み期間中の就職活動「コロナ対策と熱中症対策」に不安を感じる学生が多数。

夏休み期間中の就職活動について不安なことはあるか聞いたところ、最も多かった回答は「夏休みだからと言って特に不安なことはない」の44.7%だった。多くの学生は、夏休み期間だからという理由で就職活動について特別な不安を感じているわけではないようだが、不安を感じるものとして最も多かった回答は「コロナ対策と熱中症対策」で23.7%、ついで「友人等に会う機会が減り、一人で考え込んでしまう時間が増える」(17.7%)、「大学に登校する日数が減るため、友達との情報交換が減る」(13.1%)が続いた【図3】。
連日の厳しい猛暑の中、熱中症対策としてマスクを外すことが推奨されている一方で、新型コロナウイルス感染者数も急増しており、そうした情勢への不安が表れているものと思われる。

夏休み期間中の就職活動で不安なこと/2023年卒大学生活動実態調査 (7月)
【図3】夏休み期間中の就職活動で不安なこと/2023年卒大学生活動実態調査 (7月)

これまで受けてきた面接で「もっとこうしたらよかった」と思うことには、「面接練習をもっと友人等に見てもらえば良かった」など事前の模擬面接に関する声。

これまで受けてきた面接で「もっとこうすればよかった」と思うことを、自由記述で回答してもらった。
「1人で話す練習はしていたが、誰かと会話形式で話す練習はしなかったので、もっと周りの人を頼って練習していればよかったと思う」や、「客観的な意見をもらうため、キャリアセンターや先輩に積極的に相談すればよかった」、「面接練習をもっと早くから友人等に見てもらえば良かった。内容そのものの確認と,慣れの意味でも反復練習を繰り返しているとだいぶ違うように思えた」など、友人やキャリアセンター、家族等に面接練習を手伝ってもらえばよかったという声のほか【図4】、「ガクチカや自己PRなどの深掘りに耐えられるように自分への理解を深めておくべきだった」、「エントリーシートの全ての質問に対しての深掘りに対する対策をするべきだった」のように面接の場でエントリーシートや質問の内容をさらに深掘りされることを想定して対策すべきだったという声もあった【図5】。
その他「一次面接で自分が答えた内容などは覚えてるうちにすぐメモする。オンライン面接なら録音する」、「二次面接で一次面接でも聞かれたことと異なる答えをしてしまったことがあるため、二次面接を受ける前に、一次面接で答えた内容などの振り返りをすれば良かったと思った」のように、面接を重ねるうちに質問への回答内容がぶれないよう、振り返って確認し一貫性を持たせておくべきだったなどの声も寄せられた【図6】。

これまで受けてきた面接で「もっとこうすればよかった」と思うこと(自由回答)/ 2023年卒大学生活動実態調査 (7月)
【図4】これまで受けてきた面接で「もっとこうすればよかった」と思うこと(自由回答)/ 2023年卒大学生活動実態調査 (7月)
これまで受けてきた面接で「もっとこうすればよかった」と思うこと(自由回答)/ 2023年卒大学生活動実態調査 (7月)
【図5】 これまで受けてきた面接で「もっとこうすればよかった」と思うこと(自由回答)/ 2023年卒大学生活動実態調査 (7月)
【図6】 これまで受けてきた面接で「もっとこうすればよかった」と思うこと(自由回答)/ 2023年卒大学生活動実態調査 (7月)

内定式の実施方法について現時点での希望は「十分な感染症対策をした上で、対面で実施してほしい」が52.7%で最多。

現時点での内定式の希望について内々定保有者に聞いたところ、「十分な感染症対策をした上で、対面で実施してほしい」が52.7%と最も多くなった【図7】。
前年の7月末時点と比較すると「十分な感染症対策をした上で、対面で実施してほしい」は4.7pt増、「オンラインで実施してほしい」は5.0pt減となり、前年より対面実施を希望する声が多くなった。新型コロナウイルスの感染者数が再び急増している状況ではあるが、「十分な感染症対策をした上で」という条件のもと、多くの学生が対面での内定式を実施することを希望していることがわかる。
6月末時点における、内々定後に入社意思の高い企業から学生が受けたフォロー(内々定フォロー)の実施状況に関して、対面での実施よりWEBでの実施の方が割合が高いものの、2022年卒と比較すると「人事の面談」をはじめほとんどの項目において対面実施の割合が増えている【図8】。前年に比べて対面による内々定フォローを多く受けていることから、内定式に関しても対面実施を希望する割合が増加したものと思われる。

内定式について現時点での希望/ 2023年卒大学生活動実態調査 (7月)
【図7】 内定式について現時点での希望/ 2023年卒大学生活動実態調査 (7月)
内々定後、入社意思の高い企業から受けたフォロー(内々定フォロー)/ 2023年卒大学生活動実態調査 (6月)
【図8】内々定後、入社意思の高い企業から受けたフォロー(内々定フォロー)/ 2023年卒大学生活動実態調査 (6月)

7月10日の参議院選挙で「投票に行った」学生は61.1%。
就職活動を通じて関心を持った政策論点は「景気・雇用政策(物価高、賃上げなど)」が最多。

2022年7月10日(日)に行われた参議院議員選挙について、投票に「行った(期日前、不在者投票を含む)」と回答した学生は61.1%だった【図9】。投票率が低いとされる若年層だが、選挙区の投票率52.05%(※総務省発表)を上回る結果となった。
また参議院選挙で論点にあがった多くの政策のうち、就職活動を通じて関心を持ったものとして最も多かったのは「景気・雇用政策(物価高、賃上げなど)」が46.9%であった【図10】。次いで、「教育・子育て政策」(21.8%)、「税金」(20.6%)、「女性活躍(男女平等、男性育休など)」(17.6%)が続き、自身の現在の生活に直結する景気や雇用の問題のほか、子育てや女性活躍のように社会人になった後のキャリ形成等にも関わってくる点についても、就職活動を通じて関心を高めていたことがわかる。

【図9】参議院選挙(2022年7月10日)で投票に行ったか/2023年卒大学生活動実態調査(7月)
【図10】就職活動を通じて関心を持った政策論点/2023年卒大学生活動実態調査(7月)

【調査担当者コメント】 
大学が夏休み期間に入った学生も多いと思いますが、夏休み期間中の就職活動では「コロナ対策と熱中症対策」に不安を感じる学生が多いことがわかりました。厳しい猛暑と新型コロナウイルス感染者数の増加という状況の中でも面接に注力して活動する学生もおり、学生には体調管理を、企業は学生に配慮した入念な感染症対策を実施してほしいと思います。また内定式の実施方法についても「十分な感染症対策をした上で、対面で実施してほしい」という声が多く、実施を予定する企業は極力対面で参加したいという学生の希望を汲みながら、感染状況に配慮のうえ実施方法を検討してほしいと考えます。 

学生の属性データ

有効回答数内訳 文系男子 文系女子 理系男子 理系女子 総計
人数 869 1,692 761 747

4,069




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