研究レポート

ロールモデルの存在は、従業員にさまざまな肯定的な影響をもたらすと期待されている。本研究では、その影響の中でもワーク・エンゲイジメント（仕事への熱意や没頭、活力）に有効な要素に焦点を当てて検討した。

若年層のロールモデル形成に「インフォーマルコミュニケーション（業務に直接関係しない、自由な会話や雑談など）」は有効なのか。統計分析の結果をもとに考察し、ロールモデル形成を促す施策について模索する。

本研究では、プロティアンキャリアの考え方を軸に据え、「自己分析」に焦点を当てた。よりよいキャリア選択につながる職業選択時の自己分析とはどういったものであるのか考察する。

地方中小企業で働く人の就業実態を明らかにし、そこから地方中小企業が今後取り組むべき組織づくりの対策について考察する。

「ネガティブ・ケイパビリティ」（不確実さや不思議さ、懐疑の中にいることができる能力）とキャリア満足度との関係や、Z世代の特徴などを考察した。

働く個人は「生産性の向上」にどのようなイメージを持ち、また実際にどのような取り組みを行っているのかを正社員1500人を対象とした調査で明らかにした。

2030年に女性管理職比率30％を達成するためにどうすれば良いのか、「非管理職女性の管理職意向を高めるための施策」「女性を管理職にした経験のある上司と職場の特徴」について考察した。

正社員で自身の年収や人事評価を妥当と感じている人はどの程度いるのか、妥当と感じられない理由は何かに着目し、単純な賃上げに捉われずどのようにすれば妥当感を得ることができるか企業・労働者双方から考察した。

働く未婚女性の理想のライフキャリアと悩みに着目。実際に子どもを持ちながら働く既婚女性で仕事の満足度が高い人の特徴をもとに、子どもを持ちながら働き続けたい未婚女性の悩みを解決するためのヒントを探る。

「AI・ロボットに人間の仕事が奪われる？」といった議論に、近年ビジネスシーンで注目される「SFプロトタイピング」の方法論で挑戦。各種レポートの未来予測×SF作品の比較で、未来の労働・雇用を考える。

地方移住者と地方移住関心者の実態に関する調査結果を紹介し、そのうえで生活に欠かせない仕事に関する結果から、移住先で満足度の高い働き方をするためにはどうすれば良いのか、そのポイントをまとめた。