2040 近未来への提言「つむぐ、キャリア」
~転機をどのように捉え、選択過剰の時代をどう生きるのか~
目次
レポート概要
マイナビキャリアリサーチLabでは、2040年に向けて労働人口を推計し、将来の個人としてのキャリアの在り方を提唱しました。
ビジネスキャリアでも、ライフキャリアでも、我々は幾度となく岐路に立たされています。
転機は、行く先々の至るところにありますが、その場に提示される選択肢はますます不確実なものとな
り、その先を見通せるものではなくなっています。
その時々のキャリア選択が、中長期的には合理性を欠くものになっていくのだとしても、我々は、選び続けなければいけません。
このレポートでは、これからのキャリアデザインのあり方として、「つむぐキャリア」という考え方を提示しました。多様化する過剰な選択肢から選び続けていると、選択結果のあいだに矛盾が生じたり、相容れないものを選んでいたりすることもあります。これらを新しい文脈で意味づけて、撚り合わせ、調和させることを「つむぐ」と表現しました。
みなさん自身が実践者として、働き方や住む地域、家族といった人生における多くの選択を統合的に俯瞰し、調和させながら、キャリアをつむいでいくヒントになればと思います。
レポート目次
プロローグ
- 選択過剰の時代における、キャリアのつむぎ方。
「働く」の環境変化
- 第1章 数字が示す「働く」の未来
- Column AIは雇用を破壊しない、雇用を変化させる
- 第2章 企業のルールはいかにして変化してきたか
キャリア選択の多様化
- 第1章 静かなる分岐とキャリア・クラスター(ビジネスキャリア)
- Column ビジネスとライフキャリアにおける5年前行動
- 第2章 変化する家族システムと生活スタイル(ライフスタイル)
- Column リモートワークがもう少し浸透したらやってみたい「トカイナカ暮らし」
選びながら、つむいでいくキャリア
- 選択の多さと1度きりの人生
エピローグ
- 選択からつむぐへ~選択の総和はキャリアではない~
レポート(ダウンロード)
下記の画像・下部の「PDFデータをダウンロードする」ボタンより、レポートをダウンロードが可能です。
メンバー
プロジェクトリーダー | 栗田 卓也 |
プロジェクトメンバー | 宮地 太郎 早川 朋 東郷 こずえ 関根 貴広 片山 久也 荒木 貴大 |
監修 | 梅崎 修 (法政大学 キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科 教授) 飯田 泰之 (明治大学 政治経済学部 教授) |
データ分析・分析サポート | 瀬戸 健太郎 (立教大学 社会学部 社会学科 助教) |
推計協力 | 小林 真一郎 (三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社) 丸山 健太 (三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社) |
コピー・編集 | 川崎 進 (ケイ・ティ・クラフト) |
アートディレクション | 坂口 義昭 (さるいのデザイン) |
デザイン・イラスト | 町田 かおる (さるいのデザイン) |
専門家の対談
明治大学 飯田教授×法政大学 梅崎教授
「つむぐ、キャリア」をまとめるにあたって監修いただいた法政大学 梅崎教授と明治大学 飯田教授の対談です。
法政大学 石山教授×法政大学 梅崎教授
越境学習の研究者である法政大学 石山教授と「つむぐ、キャリア」監修者である法政大学 梅崎教授との対談です。
東京大学 大黒特任講師×法政大学 梅崎教授
脳科学者である東京大学 大黒特任講師と「つむぐ、キャリア」監修者である法政大学 梅崎教授との対談です。
千葉大学 小林教授×法政大学 梅崎教授
政治学者であり、日本ポジティブサイコロジー医学会の理事の千葉大学 小林正弥教授と「つむぐ、キャリア」監修者である法政大学 梅崎教授との対談です。
合同会社メッシュワーク 比嘉氏×法政大学 梅崎教授
未来予測の難しいこれからの時代を生き抜くヒントが見つかるかもしれないと期待を集める人類学の比嘉夏子氏と「つむぐ、キャリア」監修者である法政大学 梅崎教授との対談です。
つむぐ人インタビュー
「つむぐ、キャリア」を実践している方々を「つむぐ人」と称し、その方々にインタビューを行い、自らのライフキャリアとビジネスキャリアをどのように紡いできたのかをお聞きしています。