マイナビ キャリアリサーチLab

2021年卒大学生活動実態調査(7月)

内々定率は73.1%で、今年の就職活動は前年に比べ1ヶ月遅れで進行
入社意思の高い企業の面接形式は、「WEB」が「対面」を上回る

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、2021 年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象とした「 2021 年卒マイナビ大学生 活動実態調査(旧名称:内定率調査) 」 7月末時点の結果を発表しました。 本調査は、幅広い層の学生から内定率を調査することを目的として、2010 年 3 月より開始し、今年で 11 年目です。

調査概要

内容 マイナビ 2021年卒 大学生活動実態調査(7月)
調査期間 2020年7月24日(金)~7月31日(金)
調査対象 マイナビ2021会員のうち「2021年春」に卒業予定の大学生・大学院生
調査方法 マイナビ2021会員にメール告知・WEBフォームにて回答
有効回答数 7,386名

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2021年卒業予定の大学生・大学院生の7月末時点の内々定率は73.1%(前年比6.9pt減)、平均内々定保有社数は2.1社(前年比0.1pt減)

 2021年卒業予定の大学生・大学院生の7月末時点の内々定率は73.1%(前年比6.9pt減)、平均内々定保有社数は2.1社(前年比0.1pt減)となった。7月の内々定率が前年の6月並み(20年卒6月内々定率74.4%)であることから、21年卒の就職活動は前年に比べ1ヶ月遅れで進んでいるといえる。【図1、2】

2021年卒大学生活動実態調査(7月)
2021年卒大学生活動実態調査(7月)

内々定を保有している学生が、入社意思の最も高い企業で受けた面接の形式は、「WEB」が54.2%、「対面」が45.8%と、WEBがやや多い結果になった。【図3】

2021年卒大学生活動実態調査(7月)

入社意思の最も高い企業から受けたフォローのうち、最も不安が軽減されたものは「人事との面談」で36.3%。面接形式がWEBだった学生は、面接形式が対面だった学生よりも「内定者間の座談会や交流会」、「複数の社員との座談会や交流会」、「人事以外の社員との面談」など、WEBでは会いにくい、人事担当者以外の人と話ができる機会を求めていることがわかる。 
“人”に関わる多面的なフォローで不安が軽減されたようだ。【図4】

有効回答数内訳 文系男子 文系女子 理系男子 理系女子 総計
人数 1,448 3,177 1,437 1,324 7,386


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