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2024年卒大学生活動実態調査 (5月)

  • 2024年卒業予定の大学生・大学院生の内々定率は70.2%(前年比4.7pt増)。
  • 生成系AIによるチャットサービスを就職活動で利用した経験がある学生は18.4%。

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2024年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した「マイナビ 2024年卒大学生活動実態調査 (5月)」の結果を発表しました(調査期間:2023年5月25日~5月31日)。

トピックス

  • 2024年卒の5月末時点の内々定率は70.2%で前年比増、平均内々定保有社数は2.2社で前年と同値
  • AI技術などの新しいテクノロジーの登場が、就職観や志望先に影響したという学生は15.3%。
  • 選考へのAIツールの導入については「評価や合否に関わらない補助的な用途であれば不安はない」という学生が64.2%で最多。「いかなる用途であっても不安である」という学生は1割。
  • 生成系AIによるチャットサービスを利用した経験がある学生は約4割。就職活動で利用した経験がある学生は18.4%。
  • 生成系AIによるチャットサービスを就職活動において「使いたい」という学生は3割。一方で「使いたいと思わない」という学生も同程度おり、意見が分かれる。

調査詳細

内々定率・平均内々定保有社数

  • 2024年卒の5月末時点の内々定率は70.2%で前年比増、平均内々定保有社数は2.2社で前年と同値

2024年卒業予定の大学生・大学院生の5月25~31日時点での内々定率は70.2%(前年比4.7pt増)、平均内々定保有社数は2.2社(前年比0.1社増)であった【図1】【図2】。企業の採用意欲の高まりを受け、4月同様、内々定率は前年比増で推移している。

内々定保有率の推移/マイナビ 2024年卒 大学生 活動実態調査 (5月)
【図1】内々定保有率の推移/マイナビ 2024年卒 大学生 活動実態調査 (5月)
平均内々定保有社数/マイナビ 2024年卒 大学生 活動実態調査 (5月)
【図2】平均内々定保有社数/マイナビ 2024年卒 大学生 活動実態調査 (5月)

AI技術などの新しいテクノロジーの登場が学生の就職観に与える影響

  • AI技術などの新しいテクノロジーの登場が、就職観や志望先に影響したという学生は15.3%。

先進的なAI技術などの新しいテクノロジーの登場によって、就職観や志望業種・志望職種・志望企業などに影響を受けたことはあるかを聞いたところ、影響を受けたことが「ある」と回答した学生は15.3%で、最も多かったのは「ない」で43.6%あった。【図3】

先進的なAI技術などの新しいテクノロジーの登場によって、
就職観や志望業種・志望職種・志望企業などに影響を受けたことはあるか/マイナビ 2024年卒 大学生 活動実態調査 (5月)
【図3】先進的なAI技術などの新しいテクノロジーの登場によって、
就職観や志望業種・志望職種・志望企業などに影響を受けたことはあるか/マイナビ 2024年卒 大学生 活動実態調査 (5月)

AI技術などの登場が、就職観や志望先に影響した学生の意見

  • 影響があると答えた学生:「企業を選ぶ際にITの活用やDX化に対応しているかは意識していた」「AIではできない、対人ならではの仕事をしたいと考えるようになった」

影響が「ある」と答えた学生からは「企業を選ぶ際にITの活用やDX化に対応しているかは意識していた」のようにテクノロジーの導入に積極的かどうかを企業選びの際に注目していたという声や、「AIではできない、対人ならではの仕事をしたいと考えるようになった」や「AIに置き換わられない、エッセンシャルワーカーの仕事に興味を持つようになった」のようにAIやロボットに代替されないと考えている仕事を視野に入れているというコメントも見られた。

また、テクノロジーと密接な関係があるとイメージされるIT職種・IT業界については「システムエンジニアを志望していたが、プログラミングスキルを社会が重視しなくなるのではないかと考えて志望度を下げた」という声がある一方、「ITの素養が身に着けられる業界、職種、具体的にはIT業界やコンサルティング業界に惹かれるようになった」のような好意的なの見方をする意見もあるなど、学生が様々な視点からテクノロジーの進展について考えていることが読み取れる。【表1】

【表1】先進的なAI技術などの新しいテクノロジーの登場によって、就職観や志望業種・志望職種・志望企業などに影響を受けたことが「ある」と答えた理由(自由回答)
属性 影響が「ある」と答えた理由や内容
理系男子 システムエンジニアを志望していたが、プログラミングスキルを社会が重視しなくなるのではないかと考えて志望度を下げた
理系女子 ITの素養が身に着けられる業界、職種、具体的にはIT業界やコンサルティング業界に惹かれるようになった。
文系女子 AI技術の進歩により、事務など単純作業が人が行う必要が無くなる可能性があると聞き、事務職の採用は今後どんどん少なくなると考え、事務職採用で内々定を貰おうとするのは半ば諦めようという気持ちになった。そのため、他の職種の採用情報をよく見るようになった。
文系男子 物流だと人手不足や24年問題でどんどんセンターの機械化が進むこともあり、募集人員の減少や将来のキャリアが描けないのではないか?と思い始めたから。
文系女子 AIではできない、対人ならではの仕事をしたいと考えるようになった。
文系女子 翻訳業を志望していたが、ChatGPTの出現で少し考え直し中である。
文系女子 スーパーマーケット業界においてもAI技術を導入する企業が増え、それによって今まで人間の手で行なってきた日々の作業を機械に任せる時代がくるということをいくつかの企業の会社説明会で聞き、以来スーパーマーケット業に興味が湧きました。
文系女子 銀行窓口を志望し入社予定ですが、今後AIの影響を受けて必要なくなる業種ではないかと少し不安がある
理系男子 企業を選ぶ際にITの活用やDX化に対応しているかは意識していた。
理系女子 AIに置き換わられない、エッセンシャルワーカーの仕事に興味を持つようになった。

AI技術などの登場が、就職観や志望先に影響しないと答えた学生の意見

  • 影響はないと答えた学生:「就職先に求める最も重要なことはその会社の社風なので」「対人の接客が必要不可欠な仕事であり、AIに代替されづらいと考えたため」

影響が「ない」と答えた学生からは「自分のやりたい仕事に応募するだけだから。それに取って代わる可能性があると思うのなら、自分にしかできないことを入社後に磨けば良いと考えるから。また、それを考えていては切りが無いと思った」や「就職先に求める最も重要なことはその会社の社風であったため、AIなどの存在は加味しなかった」のようにあくまで自身の当初の志望や企業の社風などを優先したという声が見られた。

また、「技術の進歩よりもまだ人材不足のほうが切実な課題であるように感じ、特に技術の進歩によって自分のみている職が失われることに対する危機感はまだ感じなかったから」のように人手不足問題を加味した意見、「営業職であるため対人の接客が必要不可欠であり、AIに代替されづらいと考えたため」や「研究職の仕事がAIによって行われることはしばらくないと感じていたため」のように志望する職種に対しては影響は少ないと判断しているコメントも見られた。【表2】

【表2】先進的なAI技術などの新しいテクノロジーの登場によって、就職観や志望業種・志望職種・志望企業などに影響を受けたことは「ない」と答えた理由(自由回答)
属性 影響は「ない」と答えた理由や内容
文系女子 自分のやりたい仕事に応募するだけだから。それに取って代わる可能性があると思うのなら、自分にしかできないことを入社後に磨けば良いと考えるから。また、それを考えていては切りが無いと思ったから。
文系女子 就職先に求める最も重要なことはその会社の社風であったため、AIなどの存在は加味しなかった。
文系女子 就活を進めていく中で、技術の進歩よりもまだ人材不足のほうが切実な課題であるように感じ、特に技術の進歩によって自分のみている職が失われることに対する危機感はまだ感じなかったから。
理系女子 研究職の仕事がAIによって行われることはしばらくないと感じていたため
文系男子 営業職であるため対人の接客が必要不可欠であり、AIに代替されづらいと考えたため。
文系女子 志望する業種はウエディングと決まっていて、現時点ではあまり新しいテクノロジーに関係ないと考えるから。
理系女子 ATMができたときに銀行員はもういなくなるといわれていたそうだが、現在も縮小するどころか増えている。何が縮小されて何が生まれるかなんてわからないものだから、自分がやりたいことをやろうと考えているので影響はなかった。
文系女子 志望していたホテル業界では滞在されるお客様に対してリラックスできるような対面での接客を基本としており、機械に関してはSDGsの取り組みや宿泊予約等へ導入しているので、影響はないと感じました。

企業が採用選考にAIツールを導入するケースについて

  • 選考へのAIツールの導入については「評価や合否に関わらない補助的な用途であれば不安はない」という学生が64.2%で最多。「いかなる用途であっても不安である」という学生は1割。

採用選考において企業がAIツールを導入しているケースについて応募者としてどのように感じるかを聞いたところ、「いかなる用途であっても活用に不安である」は10.3%で最も少なく、次いで「いかなる用途であっても活用に不安はない」が12.7%、「わからない」が12.9%で、最も多かったのは「評価や合否に関わらない補助的な用途であれば不安はない」で64.2%だった。【図4】

採用や合否といった重要な局面を除けば、企業が採用選考にAIツールを補助的に活用することについて一定の理解をしている学生が多いようである。AIを補助的な利用であれば許容するという傾向は、後述する生成系AIの利用についても同様の傾向が見て取れる。

企業がAIツールを導入する採用選考について、どのように感じるか/マイナビ 2024年卒 大学生 活動実態調査 (5月)
【図4】企業がAIツールを導入する採用選考について、どのように感じるか/マイナビ 2024年卒 大学生 活動実態調査 (5月)

ChatGPTなどの生成系AIチャットサービスの利用経験(就職活動での利用経験)

  • 生成系AIによるチャットサービスを利用した経験がある学生は約4割。就職活動で利用した経験がある学生は18.4%。

「ChatGPT」に代表される、対話形式で生成系AIが質問に答えたり文章を生成するサービスの利用経験を聞いたところ、利用経験があるという回答(「使ったことがある(就職活動の場面、就職活動以外の場面ともに)」と「使ったことがある(就職活動の場面のみ)」と「使ったことがある(就職活動以外の場面のみ)」の合計)は39.2%で約4割となった。【図5】

就職活動での利用経験は18.4%であり、最も多かったのは「使ったことはないが、対話形式で生成系AIが質問に答えるサービス(「ChatGPT」等)のことは知っている」で48.2%であった。

対話形式で生成系AIが質問に答えるサービス(「ChatGPT」等)の利用経験/マイナビ 2024年卒 大学生 活動実態調査 (5月)
【図5】対話形式で生成系AIが質問に答えるサービス(「ChatGPT」等)の利用経験/マイナビ 2024年卒 大学生 活動実態調査 (5月)

生成系AIチャットサービスを就職活動で使うことについての学生の考え

  • 生成系AIによるチャットサービスを就職活動において「使いたい」という学生は3割。一方で「使いたいと思わない」という学生も同程度おり、意見が分かれる。

生成系AIによるチャットサービス(ChatGPT等)を就職活動で活用することへの考えについて最も多かったのは「どちらかというと使いたいとは思わない」(28.3%)、次いで「わからない」(27.4%)、「どちらかというと使いたいと思う 」(23.2%)が僅差で続いている。【図6】

「使いたい」(「積極的に使いたいと思う 」と「どちらかというと使いたいと思う」の合計)は34.8%、「使いたいと思わない」(「どちらかというと使いたいとは思わない」と「まったく使いたいと思わない」の合計)は37.8%と同程度であり、学生の間でも考えにばらつきがあることがわかる。

生成系AIによるチャットサービス(ChatGPT等)を就職活動で活用することについての考え
(サービスを知っている学生限定)
【図6】生成系AIによるチャットサービス(ChatGPT等)を就職活動で活用することについての考え(サービスを知っている学生限定)/マイナビ 2024年卒 大学生 活動実態調査 (5月)

生成系AIを就職活動において使いたい学生の意見

  • 使いたいと思う学生:「文章の推敲などで補助的に」「AIを使えば24時間いつでもESを添削してもらえる」「面接で聞かれそうな設問を想定させている」

就職活動で「使ってみたい」と回答した学生からは「志望動機などを自分でまとめられない時に、ChatGPTに箇条書きで自分で志望理由を書いてまとめてもらうことに利用したい。まとめてもらったものを参考にすることで、効率化を図ることが出来ると思う」や「文章の推敲や拡大(400文字から600文字にするなど)など、就職活動の補助的なものとして使いたい」、「ES添削の場面において使いたい。人に添削してもらうには日中しかできないが、AIを使えば24時間いつでも添削してもらえ、添削待ちの時間を削減できるため」のようにエントリーシートの作成に活用したいという声があった。

また、「ガクチカや自己PRに対しての深堀質問や、添削に使用してみたいと考えます」や「企業の情報と自身のエントリーシート記入内容を読み込ませ、面接で聞かれそうな設問を想定させている。自分では思いつかない角度からの質問は実際の面接でも役立った」のように面接準備で活用しているというコメントも見られた。自分の考えた内容を添削・修正したり、自分では思いつかなかった言い回しを発見するといった補助的な用途を想定している学生が多く見られた。

さらに「自己PRなどの推敲など他人に頼むしかない事柄で活用している。相手の時間を取らなくて済むので心情的に楽」のように、他人にチェック依頼するよりも心理的なハードルが低い、といった声もあり、活用の動機も単に便利であるというものだけではなく、さまざまであるようだ。

【表3】生成系AIによるチャットサービスを就職活動において使いたいと思う理由や場面(自由回答)
属性 使いたいと思う理由や使いたい場面
文系男子 ES添削の場面において使いたい。人に添削してもらうには日中しかできないが、AIを使えば24時間いつでも添削してもらえ、添削待ちの時間を削減できるため。
理系女子 文章の推敲や拡大(400文字から600文字にするなど)など、就職活動の補助的なものとして使いたい。
文系女子 志望動機などを自分でまとめられない時に、ChatGPTに箇条書きで自分で志望理由を書いてまとめてもらうことに利用したい。まとめてもらったものを参考にすることで、効率化を図ることが出来ると思う。
理系女子 エントリーシートなどで自分の強みを言い換えて弱みを作ってくれるなど、自分では盲点だったところを教えてくれるため
文系女子 ガクチカや自己PRに対しての深堀質問や、添削に使用してみたいと考えます。
文系女子 企業の情報と自身のエントリーシート記入内容を読み込ませ、面接で聞かれそうな設問を想定させている。自分では思いつかない角度からの質問は実際の面接でも役立った。
文系女子 ガクチカや自己PRに対しての深堀質問や、添削に使用してみたいと考えます。
文系女子 面接の逆質問を考える際や競合他社との比較の場面で使ってみたいです。自分で調べるよりも効率的に情報を得られると思うからです。
文系女子 自己PRなどの推敲など他人に頼むしかない事柄で活用している。相手の時間を取らなくて済むので心情的に楽
理系男子 企業に送るメールなどに利用したい。 1から自分で考えていると時間がかかるため、特に早く伝えたいことがある場面で助かると思う。

生成系AIを就職活動において使いたいと思わない学生の意見

  • 使いたいと思わない学生:「オリジナリティーに欠けてしまう」「他の就活生との差別化ができない」「情報の正確性やセキュリティ面で不安」

就職活動で「使ってみたいと思わない」と回答した学生からは「AIによる分析も手段の一つであるとは思うが、やはり人と話すことで心が整理されたり癒されたりすることもあり、また、人と話す練習が面接にも活かされると考えたためメインとして使いたいとは思えなかった」や「AIに相談するくらいなら人間に相談した方が良いから」のようにAIではなく人間に相談したほうが良いという意見が見られた。

また、「生成系AIは、あくまでAIであるため自分の経験や考えを完全に反映できるというわけではなく、オリジナリティーに欠けてしまうというデメリットが予想されます」や「自分らしさが表現できず、他の就活生との差別化ができないと考えるから。」のように自分らしさやオリジナリティを出しづらいのではないかというコメントもあった。

さらに「一度就職活動で自分で調べる方法以外に情報を入手したいと思い使用したが、その情報が間違っており確実に信用はできないため。自分で調べて情報収集するのが1番確実だと思った」や「まだセキュリティ面で不安であること、チャットサービスを使ったことが企業側にばれたときに不利にならないか不安であるため」のように情報の信ぴょう性やセキュリティ面の不安、企業が受ける心象などを考慮する声もあった。

【表4】生成系AIによるチャットサービスを就職活動において使いたいと思わない理由(自由回答)
属性 使いたいと思わない理由
理系女子 AIによる分析も手段の一つであるとは思うが、やはり人と話すことで心が整理されたり癒されたりすることもあり、また、人と話す練習が面接にも活かされると考えたためメインとして使いたいとは思えなかった。
文系女子 一度就職活動で自分で調べる方法以外に情報を入手したいと思い使用したが、その情報が間違っており確実に信用はできないため。自分で調べて情報収集するのが1番確実だと思った。
文系女子 まだセキュリティ面で不安であること、チャットサービスを使ったことが企業側にばれたときに不利にならないか不安であるため。
文系男子 エントリーシートを下書きしている際にChatGPTを用いて文章の作成に試みたことがある。いくつかのキーワードと条件を与えて生成したところ、案外筋の通ったものが出来上がった。しかし、完璧に自分の伝えたいことがその文章に反映されているかと言えばそうではない。論理的な文章の構成は参考になるが、自分の頭で考え、自分の手でキーボードを打ち込む方が結果的には効率的であると考える。現時点ではChatGPTは参考程度に用いるのが自分の中ではベストな使い方であると考える。
文系男子 AIに相談するくらいなら人間に相談した方が良いから
文系女子 自分らしさが表現できず、他の就活生との差別化ができないと考えるから。
理系男子 自分のことや考えたことを自分の言葉で述べることが大事なので、あくまでAIのような第三者が考えたものをそのままパクるのは、他の就職活動者との違いが出てこないおそれがあるから。
理系男子 たしかにChatGPT等のAIサービスを使うことで履歴書作成や面接対策をより効率的に進めることができるようになります。しかしながら、生成系AIは、あくまでAIであるため自分の経験や考えを完全に反映できるというわけではなく、オリジナリティーに欠けてしまうというデメリットが予想されます。このことから、生成系AIを選考に使用することで、どこの企業でも当てはまるような「ありきたりな履歴書」ばかりが作られてしまうのではないかということを私は懸念しています。 ですから、生成系AIを使うのであれば、選考に関わらないような場面で使った方が無難なのではないかと思います。

調査担当者コメント

就職活動における生成系AIによるチャットサービスの利用については、実際に利用したことがある学生は18.4%で、利用したいと考えている学生が3割程度となりましたが、「使いたいと思わない」あるいは「わからない」という学生も同程度おり、学生の中でも意見が分かれているようです。実際に学生の利用用途の中には、不正確な情報が含まれている可能性や個人情報漏洩の可能性などの注意が必要なものもありましたが、AIの得意・不得意を理解しあくまで補助的な用途で活用したい人が多いこともわかりました。利用に際してはAIの特性を理解しツールとしてうまく活用するためのリテラシーが重要だと考えられます。

調査概要

内容

マイナビ 2024年卒大学生活動実態調査(5月)

調査期間 2023年5月25日~5月31日
調査対象 マイナビ2024会員のうち「2024年春」に卒業予定の大学生・大学院生
調査方法 マイナビ2024会員にメール告知・WEBフォームにて回答
有効回答数 5,062件

学生の属性データ

有効回答数内訳文系男子文系女子理系男子理系女子総計
人数1,0382,0711,0099445,062

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