マイナビ キャリアリサーチLab

2019年卒 学生就職モニター調査 3月の活動状況

早くも選考が進み、6割の学生が1次面接を受験、5割が結果通知を受ける

新卒学生向け就職サイト「マイナビ」の運営をはじめ、各種就職・転職情報サービスを行う株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、2019年卒の大学生・大学院生を対象に、2018年3月から2018年4月まで「マイナビ学生就職モニター調査」を実施致しました。月ごとの学生の活動状況や活動量、心境についての定点調査と、発表回毎に異なった追加調査の結果を2018年4月から2018年9月まで毎月発表。今回は「2019年卒マイナビ学生就職モニター調査 3月の活動状況」の調査結果を発表致します。

調査概要

内容マイナビ 2019年卒 学生就職モニター調査 3月の活動状況
調査期間2018年3月26日~2018年4月1日
調査対象2019年卒業予定の全国大学4年生及び院2年生
調査方法Web上のアンケートフォームより入力
有効回答数2,672名

TOPICS

個別企業セミナーには9割が参加。1次面接受験が約6割、結果通知が約5割に。

3月の学生の活動状況を見ると、エントリーは96.0%とほとんどの学生が行い、個別企業セミナーにはほぼ9割の学生が参加した。1次面接を受けた学生は前年よりやや増えて約6割、その結果通知を受けた学生が約5割で、早くも選考が進んでいるようだ。それに伴って、この時期最も注力している内容も、前年よりエントリーシート対策が減って、面接対策が増えている。現在の活動の中心では「大手企業中心」が「中小企業中心」を大きく上回っており、前年並みに大手志向が強い。なお、現在のエントリー状況では、62.0%の学生が「今後エントリーする企業についても引き続き探している」と回答しており、今後も活動を広げる学生はかなりいるようだ。

3月にかかった「就活費用」は平均4万5,919円で、前年より1万円弱増加

エントリー社数の単月平均は前年よりかなり減少した(20.7社、前年比7.2pt減)。文理男女別に見ると、文系男子の減少幅が最も大きい(23.5社、前年比10.3pt減)。個別企業セミナーの予約社数(9.6社、前年比0.9pt減)と参加社数(8.4社、前年比0.7pt減)もそれぞれやや減少した。適性検査や筆記試験の受験社数(3.6社、前年比0.4pt増)、面接(GDを含む)受験社数(1.7社、前年比0.2pt増)はわずかに増加し、エントリーシートは取り寄せ社数は減ったが(7.1社、0.4pt減)、提出社数は増えて(5.2社、0.7pt増)、通過社数はほぼ前年並みだった(2.1社、0.1pt増)。就活費用は全体で前年より1万円弱増加し(9,321円増)、前年より企業に足を運ぶ回数が増えている状況を反映しているようだ。

就職活動で不安に思う要因の1位は「志望企業から内々定をもらえるかどうか」

1日のうち、就職活動に割いている時間は「就活準備」(2.2時間、前年比0.3pt減)「就職活動」(3.3時間、前年比0.2pt減)ともにやや減った。移動時間以外に、1日に5時間半程度を就職活動とその準備に費やしている。
現時点での不安については、85.7%が「ある」と回答し、前々年から2年連続で減っている(前年比2.5pt減)。不安に思う要因では、「志望企業から内々定をもらえるかどうか」が70.0%で最も高く、「面接でうまく話せるか」(63.8%)「交通費など金銭的負担が大きい」(61.5%)「エントリーシートなどの負担が大きい」(61.4%)がそれぞれ6割を超えている。
この時期最も注力している就職活動の内容では、「エントリーシート対策」が大きく減少し(37.6%、前年比9.6pt減)、「面接対策」が増加した(23.6%、前年比5.0pt増)。


企業を選ぶポイントの1位「社員の人間関係が良い」2位は「自分が成長できる環境がある」

現在の活動の中心の企業規模について5段階で聞いたところ、「大手企業中心(+どちらかといえば)に活動している」は56.0%(前年比1.3pt減)で、「中小企業中心(+どちらかといえば)」の22.4%(前年比0.1pt減)を大きく上回った。
「企業を選ぶときに特に注目するポイント(ベスト3まで)」では、前年の3月と同じく「社員の人間関係がよい(41.6%)」が最も高い割合で、2位には前年の4位から上昇した「自分が成長できる環境がある(38.2%)」が続いた。前年より順位を上げた選択肢としては「希望する勤務地で働ける(24.0%)」(前年7位 → 今年4位)、「経営理念・企業理念に共感できる(21.6%)」(前年8位 → 今年5位)、「社会貢献度が高い(21.6%)」(前年9位 → 今年6位)があった。

企業に公開してほしい情報の1位は「選考方法」。2位は「面接・選考のポイント」

企業に公開して欲しいデータの上位は「基本給(各種手当てを含まない給料)」「今年度の採用予定人数」「各種手当て(残業代や通勤、住宅手当等)」だった。公開して欲しい情報では「選考方法(65.4%、前年比17.9pt増)」が前年より大きく増加し、「面接・選考のポイント(65.1%、前年比0.5pt増)」が続いた。選考に関する情報に対して、学生の関心が強まっているようだ。
企業の情報やデータを知って志望度が下がった経験のある学生は、前年比1.0pt減の69.7%だった。志望度の下がった理由は、「労働条件が悪かった」「勤務地や転勤などの条件が合わなかった」が多く選ばれた。
今後の活動の方向性を聞いたところ、「仕事内容を重視(29.7%)」が最も多く、「社内の人間関係を重視(18.0%)」「給与・福利厚生等、待遇面を重視(14.3%)」が続いた。


働きがい・やりがいを感じる職場の特徴、1位は「仕事に誇りが持てる」

学生の希望する働き方については、全体の7割超(72.1%)が「新卒で入社する会社で長く勤めたい」を選んだが、3年連続で減少した。「キャリアを優先して転職もいとわない」は19.2%でこちらは3年連続で増加した。
社会人として働くことで得たいものでは、「やりがい・充実感(77.3%)」が最も高い割合で、前年より6.4pt増加した。
「働きがいや、やりがいを感じる職場」については、「仕事に誇りが持てる(26.6%)」が最も高く、2番目は「興味があることを仕事に出来る(24.5%)」、3番目が「社会に貢献していると感じられる(20.9%)」だった。


インターンシップに参加したことがある学生は78.0%、参加社数の平均は5.1社

2月以前にインターンシップに参加したことがある学生は78.0%で、前年より9.8pt増加した。また、2月以前にインターンシップ参加のための選考を受けたことがある学生は57.6%(前年比6.1pt増)と6割に迫っている。
インターンシップに参加したことがある学生に応募する際の基準を聞いたところ、最も割合が高かったのは前年同様「興味のある業界だったから(54.2%、前年比8.7pt減)」だったが割合は減少し、2番目に多かった「興味のある職種(仕事)についての内容だったから(45.0%、前年比10.4pt増)」、3番目に多かった「その企業に応募することを検討している(いた)から(37.8%、前年比17.2pt増)」の割合がいずれも増加した。
参加しやすいと感じるインターンシップの実施期間は「1日」という回答が62.1%(前年比8.5pt増)だった。

インターンシップに参加したことのある学生の参加社数平均は前年より1.1pt増の5.2社、4社以上参加した学生の割合は53.8%(前年比10.6pt増)といずれも増加した。今年の学生は前年の学生より多くの企業のインターンシップに参加しているようだ。インターンシップ参加者限定セミナーに参加した企業数の平均は1.0社、参加者向け面談を受けた企業数の平均は0.5社だった。インターンシップに参加した企業のうち3月以降エントリーした企業の平均は2.7社(参加社数の51.3%)、採用選考を受けた企業と受けるつもりの企業の平均の合計は3.1社(参加社数の59.7%)だった。
時給や日給等の給金が支払われるインターンシップに参加したことがある学生は全体の11.6%だった。給金が支払われるインターンシップの情報は参加学生の45.0%が就職情報サイトから得ていた。
専攻別に学生を集めて、その知識に合わせた内容にしたインターンシップ(専攻別インターンシップ)に参加したことがある割合は26.2%だった。専攻別インターンシップの参加割合が特に高いのは理系男子(44.8%)理系院生(43.7%)だった。

学生の属性データ

有効回答数内訳文系男子文系女子理系男子理系女子総計
人数5636736837532,672
   

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