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2020年卒 学生就職モニター調査 4月の活動状況

最終面接を受けた学生は約半数、前年よりも選考が早い傾向。

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、2020年卒の学生を対象にした『2020年卒 マイナビ学生就職モニター調査 4 月の活動状況』を発表しました。調査結果の概要(一部抜粋)は以下の通りです。

調査概要

内容 2020年卒 マイナビ学生就職モニター調査 4月の活動状況
調査期間 2019年4月24日~2019年4月30日
調査対象 2020年卒業予定の全国大学4年生及び院2年生のモニター会員
調査方法 2020年卒業予定の全国大学4年生及び院2年生のモニター会員に配信し、Web上のアンケートフォームで回収
有効回答数 2,244名

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最終面接を受けた学生は45.8%、内々定を受けた学生は35.9%と、いずれも前年より増加。

 4月の活動状況では、最終面接を受けた学生は45.8%(前年同月比4.5pt増)、内々定を受けた学生は35.9%(前年同月比6.0pt増)と、約半数の学生が最終面接を経験し、前年よりも早く選考が進んでいる。前年同月で比較すると「最終面接を受けた」「内々定を得た」など就職活動の終盤の項目以外のほとんどの項目では減っており、前年よりも面接の段階が早く進んでいる学生がやや増えていると言えそうだ。一方で、4月中に就職活動を終了した学生は14.1%に留まり、引き続き多くの学生が就職活動を継続している模様。

第一志望企業「面接以降の段階」まで進んでいる学生は58.1%。理系の方が進捗が早い傾向に。

4月時点での第一志望企業の就職活動進捗状況を前月と比較した。「1次面接を受けて結果待ち」から「入社することを伝えて就職活動を終了した」までの段階を「面接以降の段階」とすると、学生全体の58.1%が「面接以降の段階」に進んでおり、約3割(前月比31.3pt増)の学生が4月中に新たに「面接以降の段階」に進んだようだ。この状況は文理差が大きく、理系男子で「面接以降の段階」に進んでいるのは69.4%(前月比36.5pt増)で、文系男子(54.6%)との差は14.8ptだった。理系女子は67.4%(前月比39.0pt増)と理系男子とあまり変わらず、文系女子(48.6%)とは18.8ptの差がついている。

6割超の学生が、入社予定企業のインターンシップに参加。

内々定先のインターンシップに参加した割合は56.9%。入社予定先の企業に関しては63.1%と6割を超えた。また、インターンシップの参加時期について聞くと、内々定先と入社予定先ともに2月(内々定先:18.7%、入社予定先:21.0%)が最も多く、続いて8月(内々定先:11.3%、入社予定先:15.0%)が多い結果となり、学校の長期休暇期間を利用してインターンシップに参加している学生が多いようだ。入社予定先の企業のインターンシップ参加経験が6割ということからも、長期休暇期間に実施されるものをはじめ、インターンシップへの参加が学生の企業理解や入社予定先の選択に大きく影響していることがわかる。

※モニター学生が内々定を獲得した企業について1人当たり最大4社回答した結果を[社数]をベースに再集計した

有効回答数内訳 文系男子 文系女子 理系男子 理系女子 総計
人数 415 570 648 611 2,244

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