2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(7月)
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:中川信行)は、2023年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(7月)」の結果を発表しました。
調査概要
内容 | マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(7月) |
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調査期間 | 2021年7月20日~7月31日 |
調査対象 | マイナビ2023会員のうち「2023年春」に卒業予定の大学生・大学院生 |
調査方法 | マイナビ2023会員にメール告知・WEBフォームにて回答 |
有効回答数 | 5,149件 |
目次
TOPICS
夏のインターンシップ選考、佳境へ
7月中に行った準備で先月から差が大きかった項目は「エントリーシートを提出した(48.4%、前月比25.4pt増)」「適性検査・筆記試験を受けた(36.2%。前月比18.0pt増)」だった。6月から本格的にインターンシップ応募受付が開始され、7月は選考のフェーズに入ったことが分かる。ここで一つ注意したいことは、インターンシップでは選考を行わない企業の方が多いということだ(※)。
83.4%の企業はインターンシップの選考を設けておらず、先着順や抽選で参加を受け付けている。 インターンシップを探し始めた学生がまず選びたくなるのは自分(=消費者)が知っている人気企業の場合が多い。有名・大手・人気企業に強くこだわってしまうとインターンシップ期から選考の狭き門を通過しなければならない。もちろん難関のインターンシップに参加できれば収穫できるものも大きいかもしれない。しかし、「まずは参加してみたい」「雰囲気だけでも知りたい」のであれば、視野を広げると選択肢は格段に増える。
インターンシップ選考で聞かれたこと
選考で最も多く聞かれた質問は「自身の強みや特長について」で80.1%だった。次いで「志望理由」が73.5%、「学業・研究・ゼミについて」が62.8%となった。冒頭で提示した「今月活動した項目」において、自己分析・企業研究・業界研究を半数以上の学生がしたと回答しており、これらの準備行動の上で選考を受けていった様子が推察される。
準備レベルで異なる希望のインターンシップ期間
現時点での自身の就活準備レベルはどれくらいかを聞いたところ、「30.7点(100点満点中)」が平均となった。また、自己採点の点数を5段階に分け、参加したいインターンシップの期間とクロス集計したところ、以下のようになった。
「2~3日」という回答が全体で最も多かったなか、自己採点が最も低いグループと、最も高いグループにおいて顕著な差が見られた。点数が低い(=準備がまだ十分できていないと自己評価している)グループは、短期間のプログラムでまずはインターンシップそのものの雰囲気をつかみたいといった考えがあるように推察される。準備ができていると自負しているグループでは「1日」が最多、次いで「2~3日」「1週間程度」となり、他のグループより長いプログラムを希望する傾向にある。業界・職種研究がある程度完了し、より長いプログラムでじっくりと特定の1社について知りたい、といった傾向が見て取れる。
23年卒のサマーインターンシップも、コロナウイルスの影響を避けられない。コロナ禍でのインターンシップ体験をどのようなものにするか、今一度柔軟に捉えていきたいところだ。
社会人になったとき(2023年4月以降)、どのような働き方が理想か
社会人になったときの理想の働き方を聞いたところ、「自身の都合に合わせて出社かリモートワークかを選べると良い」が53.1%、「シフト制で出社とリモートワーク併用がいい」が20.7%、あわせて73.8%がリモートワークの利用を望んでいることが分かった。実際に社会人として入社する2023年4月にどのような状況になっているかは分からないものの、リモートの利便性を認識し、社会人になっても活用したいと考えているようだ。
学生の属性データ
有効回答数内訳 | 文系男子 | 文系女子 | 理系男子 | 理系女子 | 総計 |
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人数 | 968 | 2,606 | 723 | 852 | 5,149 |
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