2020年卒大学生インターンシップ調査
参加率は72.8%、平均参加社数は3.0社と過去最高に。インターンシップは一般化。
期間は短期化する一方で、長期インターンシップの重要性もうかがえる結果に
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、『マイナビ2020』に登録している大学生・大学院生を対象とした「2018年度マイナビ大学生インターンシップ調査」の結果を発表しました(回答数:6,507名)。なお、本調査は今年で5回目となります。概要は以下の通りです。
調査概要
内容 | 2018年度(20年卒)マイナビ大学生インターンシップ調査 |
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調査期間 | 2018年9月28日~10月16日 |
調査対象 | 2020年3月卒業見込みの全国大学3年生、大学院1年生 |
調査方法 | 9月28日時点の『マイナビ2020』全会員にWEB DMを配信 |
有効回答数 | 6,507名 |
TOPICS
インターンシップの参加率は前年比0.6pt増の72.8%、経験者の参加社数は平均3.0社でともに調査以来最高(図①)
調査実施時(9月28日~10月16日)までに、インターンシップに参加したことがある学生は72.8%と3年連続で増加しているものの、前年比0.6ptの微増にとどまった。参加経験のある学生一人当たりの平均参加社数は3.0社(前年比0.3社増)でともに過去最高となった。
参加しやすい期間は「1日」が最多で、短期間のインターンシップに複数社参加する傾向。一方、長期インターンシップも印象に残りやすい(図②)
学生が参加しやすいと感じるインターンシップの期間は「1日」が年々上昇し、今年度は前年比3.9pt増の53.9%で最も多く、「1週間以上」は12.3%にとどまった。一方、印象に残ったインターンシップの期間は、「1日」が48.3%で最も多いが、「1週間以上」が30.1%で、参加しやすさと比較すると期間が長い方が印象に残りやすいことが分かる。
プログラムには「社員の協力体制」「独自性」「フィードバック」「現場体験」の要素が重要(図③)
インターンシップに参加して良かった点を見ると「社員と会話する機会が多かった」が49.9%でトップ。続いて「プログラム内容が考えられていて、よく理解できた(46.1%)」や、「グループに対してフィードバックがあって良かった(34.0%)」が多く選ばれている。「協力」「独自性」「フィードバック」「現場体験」この4つの要素が学生に求められているポイントであることがうかがえた。
【参考グラフ】
有効回答数内訳 | 文系男子 | 文系女子 | 理系男子 | 理系女子 | 総計 |
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人数 | 1,413 | 2,787 | 1,262 | 1,045 | 6,507 |