マイナビ キャリアリサーチLab

2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(12月)

「年内にやっておけばよかった、もっと時間をかければよかった」と思う就活準備は「自己分析」
「週休3日制」の企業で「働いてみたい」と思う割合は59.0%

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2023年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生(1,695名)を対象に実施した、「マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(12月)」の結果を発表しました

調査概要

内容

マイナビ2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(12月)

調査期間 2021年12月21日~12月31日
調査対象 マイナビ2023会員のうち「2023年春」に卒業予定の大学生・大学院生
調査方法 マイナビ2023会員にメール告知・WEBフォームにて回答
有効回答数 1,695件

これまでにインターンシップに参加した割合は85.7%

12月時点でこれまでにインターンシップ・ワンデー仕事体験に応募したことのある割合は93.7%【図1】、参加したことのある学生の割合は85.7%【図2】と高水準を維持していた。

インターンシップの応募率と参加率

「年内にやっておけばよかった、もっと時間をかければよかった」と思う就活準備は「自己分析」

「年内にやっておけばよかった、もっと時間をかければよかった」と思う就活準備は「自己分析」が最多で57.9%だった。就職活動準備というと、エントリーシート対策や面接対策などの選考の準備がイメージが強いが、それだけでなく、まず自分を知ることが大切であると認識されているようだ。

[参考]1つ上の学年となる22年卒の内定者への調査(※1)によると、「後輩へのアドバイスとして最も適切だと思うもの」でも「自己分析はしっかり行う(43.6%)」が最多となっていた。

(※1)マイナビ20022年卒内定者意識調査

また、文系学生では「業界研究」が45.8%と理系学生よりも13.8pt高くなっていた。学業と職業が連携しづらい文系学生にとっては、就職活動準備期間中である今、自分の志望業界を明確にしていくことが重要となっていると推察される。

年内にもっと時間をかければよかったこと・自己分析

「週休3日制」の企業で「働いてみたい(ぜひ+どちらかというと)」と思う割合は59.0%

働き方改革の一環で耳にすることが増えた「週休3日制」だが、導入している企業に就職してみたいか」と聞いたところ、「ぜひ就職してみたい」が29.7%、「どちらかというと就職したみたい」が29.3%であわせると59.0%が就職してみたいという回答だった。一方、「(あまり+絶対に)就職したくない」は6.2%だった。

「休日をどのように過ごしたいか」や「就職してみたいか」の問いに回答した理由についての自由回答の結果を見ると、ただ休みが増えることを単純に喜ぶのではなく、入社後、理想とする働き方をイメージしながら、それぞの考え方があることがわかる。

週休3日制の会社で働きたいか
週休3日制の企業をどう思うか

働くときの服装について文理問わず人気なのは「オフィスカジュアル」、服装が入社意欲に影響する割合は3割程度

働くときの理想の服装について聞いたところ、「オフィスカジュアル」が最多で50.1%、特に文系女子では63.9%だった。文系男子では他の属性に比べて「スーツ(29.4%)」の割合が高い。理系学生では男女ともに「制服・ユニフォーム(作業服・白衣など)」がそれぞれ2割強となっていた。特に、理系学生は技術職や研究職、薬剤師などの専門職への就職を目指すケースが多いためだと思われる。【図6】

一方、働くときの服装が入社意欲に影響する割合は全体で3割程度となっており、服装が直接的に入社意欲に影響を及ぼる割合はそれほど高くない。服装で入社意欲が決まるというより、理想像として、働く自分の姿をイメージした際の服装を回答したと推察される。【図7】

社会人になった際、日々どのような服装で働くことが理想か
社会人になった際に同のような服装で働くかが、企業への入社意欲に影響すると思うか

学生の属性データ

有効回答数内訳文系男子文系女子理系男子理系女子総計
人数3266713073911,695

 

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