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2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)~9月までの振り返り~

インターンシップの参加目的は「志望業界を明確にするため」が65.6%、58.1%の学生が参加後の変化として「職業適性が分かった」と回答

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2024年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生(1,881名)を対象に実施した、「マイナビ 2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)」の結果を発表しました。

調査概要

内容 マイナビ 2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)
調査期間 2022年10月5日~10月14日
調査対象 マイナビ2024会員のうち2024年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生
調査方法 マイナビ2024会員にメール告知・WEBフォームにて回答
有効回答数 1,881名

TOPICS

10月時点でインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したことのある割合は87.6%(対前年比4.0pt増)

10月時点でインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加した割合は前年比4.0pt増の87.6%で、調査を開始した2015年(17年卒)以降、最も高い数値となった。ここ数年で一般的になったインターンシップ・ワンデー仕事体験だが、コロナ禍の影響を受け参加率が22年卒、23年卒はやや減少傾向にあった。しかし、徐々に企業の実施割合も回復している(※1)こともあり、24年卒学生は積極的に参加しているようだ。【図1】
(※1)24年卒向けインターンシップの実施予定は56.7%(対前年4.6pt増)「2023年卒企業新卒採用活動調査」P.29

インターンシップ参加状況/マイナビ「2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)」
【図1】インターンシップ参加状況/2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)

また、その開催形式については、「WEBのみ」が減少し、WEBと対面のハイブリッド型が増加している。一方で「対面のみ」が増加しており、コロナ対策による出社制限が解消されるなか、徐々に対面での就業体験機会が増えつつあるようだ。【図2】

インターンシップの参加形式(24年卒・23年卒の比較)/マイナビ「2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)」
【図2】インターンシップの参加形式(24年卒・23年卒の比較)/2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)

インターシップ参加目的について「どの業界を志望するか明確にするため」が最多で65.6%

参加目的として最も多かったのは「どの業界を志望するか明確にするため」で65.6%、次いで「どの職種を志望するか明確にするため」が55.4%だった。文理別にみると、最多の回答項目は「どの業界を志望するか明確にするため」で同じだったが、2番目の項目が異なり、文系では「視野を広げるため」で56.6%、理系では「特定の企業のことをよく知るため」で54.4%だった。文系学生は選択肢を広げつつ、適性を確かめている様子がうかがえるが、理系学生は既に志望企業絞り込み始めている傾向にあるようだ。【図3】

インターンシップに参加する目的/マイナビ「2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)」
【図3】インターンシップに参加する目的/2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)

参加して自分自身に起こった変化は「自分に合う仕事・合わない仕事など、職業適性が分かった」が最多で58.1%、直近3年で大きく増加

インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加して変化を感じた点を聞いたところ、「自分に合う仕事・合わない仕事など、職業適性が分かった」が最も多く58.1%で、2022年卒以降大きく増加している。インターンシップ・ワンデー仕事体験への参加が一般的になるにつれて、学生の目的意識が高くなったと推察される。一方で、コロナ禍で初めてインターンシップ期間を迎えた22年卒に比べ、企業側のノウハウが向上したことや、学生側の事前準備が進んだことで、インターンシップを通じてより実践的な経験ができるようになり、職業適性が確かめられるようになったと考えられる。【図4】

インターンシップに参加して、自分自身に変化があったと感じられる点/マイナビ「2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)」
【図4】インターンシップに参加した自分自身に変化があったと感じられること/2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)

今後参加したいプログラムの特徴は「複数日程のなかから参加日を選べる」が最多で31.5%、次いで「対面形式で開催される」が28.8%

今後参加したいプログラムの特徴を聞いたところ、「複数日程のなかから参加日を選べる」が最多で31.5%だった【図5】。また、インターンシップ参加にあたって困っていることを聞いたところ「参加する時間の余裕がない」が最多で46.9%(対前年7.5pt増)だったが、前年では2番目に多かった「コロナ禍で対面参加ができない(しづらい)」は前年から16.0pt減の21.2%となっていた【図6】。

 2022年度は対面授業に切り替える大学が増えていることに加えて(※2)、学生は、対面で開催されるインターンシッププログラムへの参加意欲が高まっている。前年、前々年に比べるとスケジュール調整が難しくなっていると考えられる。

(※2)各年度の「大学等における授業の実施方針等に関する調査の結果について」(文部科学省)

今後参加したいインターンシッププログラムの特徴/マイナビ「2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)」
【図5】今後参加したいインターンシッププログラムの特徴/2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)
インターンシップに参加するにあたって困っていること/マイナビ「2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)」
【図6】インターンシップに参加するにあたって、困っていること/2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)

【調査者コメント】

本調査は10月初旬までの活動状況を振り返る目的で実施しましたが、インターンシップ参加率は87.9%で過去最高の水準となりました。また、参加を通して学生の職業観が醸成され、自身の適性を確認している様子も見て取れます。一方で、大学では対面授業が増えており、学業との両立に悩む学生も多いようです。しかし、インターンシップを実施する企業も増加していますので、選択肢はたくさん用意されています。企業名だけで参加を判断するのではなく、プログラム内容を確認し就業体験から「何が得られるか」を踏まえて、参加を検討していただきたいと思います。


学生の属性データ

有効回答数内訳 文系男子 文系女子 理系男子 理系女子 総計
人数 320 818 325 418

1,881



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