2024年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(8月)
8月末時点でこれまでにインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したことのある割合は前年より5.6pt増の79.5%
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2024年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生(3,229名)を対象に実施した、「マイナビ 2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(8月)」の結果を発表しました。
調査概要
内容 | マイナビ 2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(8月) |
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調査期間 | 2022年8月20日~8月31日 |
調査対象 | マイナビ2024会員のうち2024年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生 |
調査方法 | マイナビ2024会員にメール告知・WEBフォームにて回答 |
有効回答数 | 3,229名 |
目次
- 8月末時点でこれまでにインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したことのある割合は前年より5.6pt増の79.5%
- 調査概要
- TOPICS
- 8月時点でインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したことのある割合は79.5%(対前年比5.6pt増)
- 8月に参加したインターンシップのプログラムは「実務体験」「現場社員との座談会・交流会」「会社見学・工場見学」といった実際の仕事や職場体験型のものが前月から大きく増加
- インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加する際の服装は「企業から指定してほしい」が9割実際に参加した際の服装は対面、WEBともに「スーツ」が最多
- インターンシップに参加してギャップを感じた学生は、「良いギャップを感じることが多かった」が34.8%
TOPICS
8月時点でインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したことのある割合は79.5%(対前年比5.6pt増)
24年卒学生の8月時点での累計参加率は79.5%(対前年比5.6pt増)とほぼ8割になっていた【図1】。また、8月(単月)のインターンシップ参加状況を聞いたところ、参加した割合は72.9%と、7月に比べて29.6pt増加していた【図2】。
参加した開催日程を見ると、「半日」「1日」が多いが、全体的に「2~4日」「5日以上」が7月よりも増加している【図3】。大学が夏季休暇に入り、スケジュールの調整がしやすくなり、前月よりも長い期間のインターンシップに参加する学生が増えているようだ。
8月に参加したインターンシップのプログラムは「実務体験」「現場社員との座談会・交流会」「会社見学・工場見学」といった実際の仕事や職場体験型のものが前月から大きく増加
参加したプログラムを聞いたところ、WEB、対面ともに前月と同様に「業界・企業・仕事内容の説明」「ガイダンス」が上位だった【図4】【図5】。しかし、前月と比較して1.5割以上増加した項目に注目すると「対面」で実施される「実務体験」「現場社員との座談会・交流会」「会社見学・工場見学」といった実際の仕事や職場体験型のものが、前月よりも増加していた【図4】。8月は開催期間の長いプログラムへの参加割合が増加したこともあり、開催形式に関わらず、プログラム内容が多彩になり、より体験型のプログラムへの参加が増加したと思われる。
インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加する際の服装は「企業から指定してほしい」が9割
実際に参加した際の服装は対面、WEBともに「スーツ」が最多
インターンシップに参加する際の服装は「スーツ参加・私服参加など、企業から指定してほしい」が90.6%で【図6】、実際に参加した際の服装で最も多いのはWEB、対面ともに「スーツ」だった。特に、対面開催の方がWEBよりも多かったのは「企業側から指定があったためスーツ」でその差は7.9ptだった【図7】。
実務経験を伴う場合、例えば、営業同行ではスーツが指定されることもあるだろう。働く上で相応しい服装を選ぶことも、大切な視点だといえる。一方、この時期はまだスーツ等が揃っていない場合もある。必ずしも必要ではない場合は、私服を指定するなど服装が参加する際の障壁にならないような配慮も求められるだろう。
インターンシップに参加してギャップを感じた学生は、「良いギャップを感じることが多かった」が34.8%
インターンシップに参加してギャップを感じたことがあるか聞いたところ、「ギャップはなかった」が最多で61.7%、次いで「どちらかというと良いギャップを感じた」が34.8%だった【図8】。
その内容について自由記入で聞いたところ、「良いギャップがあった」学生のコメントは「業界や仕事内容への先入観と違った」という意見が多く、また「インターンシップ・ワンデー仕事体験そのものに対するイメージが変わった」という意見も見られた。一方、「悪いギャップがあった」学生のコメントは「事前に公表されていた情報と違った」や「あやふやな情報しか得られなかった」など、期待した体験ができなかったことへの不満がみられた【表1】。
【調査者コメント】
大学が夏季休暇を迎え、学生がより活発にインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加するようになり、これまでの参加割合は8月時点でほぼ8割になりました。学業との調整が行いやすい時期なので、全体的に長い期間のプログラムで、職場での体験型のものに参加する学生も増えているようです。それに伴い、インターンシップ参加時の服装について悩む学生も多いのではないでしょうか。働く際に相応しい服装を選ぶということも大切なことなので、必要に応じてスーツを用意する必要もあると思います。一方で、この時期にはまだスーツ等が揃っていない学生もいるでしょう。必須でない場合は「私服」を指定するなど、企業側の配慮も必要になると思います。
学生の属性データ
有効回答数内訳 | 文系男子 | 文系女子 | 理系男子 | 理系女子 | 総計 |
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人数 | 710 | 1,874 | 754 | 913 |
4,251 |