2022年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(これまでの活動の振り返り/10月の状況)
インターンシップ参加率は前年比で減少するも平均参加社数は増加し、活動状況は二極化。インターンシップの形式では「対面」が再び減少傾向に
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、2022年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生(のべ6,001名)を対象に実施した、「マイナビ 2022年卒大学生インターシップ・就職活動準備実態調査(これまでの活動の振り返り/10月の状況)」の結果を発表しました。
調査概要
内容 | マイナビ 2022年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(これまでの活動の振り返り/10月の状況) |
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調査期間 | 2020年10月15日~10月31日 |
調査対象 | 2022年3月卒業見込みの全国大学3年生、大学院1年生 |
調査方法 | マイナビ2022会員にメール告知・WEBフォームにて回答 |
有効回答数 | 6,001名 |
TOPICS
これまでにインターンシップ・ワンデー仕事体験の参加経験がある学生は76.7%、平均参加社数は2.7社となり前月よりも増加
10月時点でインターンシップに参加したことのある学生の割合は2017年卒以降、上昇を続けてきたが2022年卒においては5.1pt減少し、79.8%となった。一方、平均参加社数は4.5社と前年よりも1.3社増加していた。
積極的にインターンシップに参加している学生とそうでない学生で活動状況は二分化していると推察される。【図1】
インターンシップに応募したが参加できなかった理由は、「中止または延期になった」が28.1%
4月から9月の期間に限定してインターンシップの参加状況を聞いたところ、「インターンシップに参加した」は65.9%と前年より13.7pt減少した。一方で「応募したが参加できなかった」は15.6%で前年より6.4pt増加、「応募しなかった」は18.5%で前年より7.3pt増加している。
「応募したが参加できなかった」理由を聞いたところ、前年と同様に「選考に落ちた」が最も高く72.7%だったが、本調査より追加した「中止または延期になった」の回答が28.1%と次いで多かった。参加意思はあったものの、コロナ禍という特殊な環境下で参加できなかった学生もいることが明らかとなった。【図2、3】
インターンシップに参加する目的は文系学生では「見つける」、理系学生では「確かめる」がキーワード
インターンシップに参加する目的を文理別で比較したところ、最も高い項目は「どの業界を志望するか明確にするため」で、文理とも共通していた。この項目は、文系では74.3%と多数を占めていたが、一方で理系では58.0%にとどまり、理系で2番目に高い項目「どの職種を志望するか明確にするため」の57.2%と同程度となった。
文系学生は幅広い選択肢から志望企業を見つけることを示す項目(「視野を広げるため」「自分が何をやりたいのかを見つけるため」「自分の力を試すため」)で理系よりも高い傾向にあるが、理系学生は特定の企業のことや自分の専攻と仕事の合致度を確かめることを示す項目(「特定の企業のことをよく知るため」「自分の専攻が社会で役に立つか知るため」)が文系よりも高い傾向にある。【図4】
参加したインターンシップの形式は「WEB」が7割以上、8~9月に増えた「対面」が10月でやや減少
「参加したことのある」インターンシップの形式の月別推移をみると、いずれの月も「WEB」が7割を超えていた。大学が夏季休暇に入りインターンシップ活動が盛んになる8月から9月は、「対面」での実施がやや増加傾向となっていたが、10月で再び減少に転じた。【図5】
有効回答数内訳 | 文系男子 | 文系女子 | 理系男子 | 理系女子 | 総計 |
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人数 | 1,027 | 2,694 | 1,017 | 1,263 | 6,001 |