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2023年卒大学生インターンシップ調査~中間総括~

「応募したが参加できなかった」は前年比6.5pt減少

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:中川信行)は、2023年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ2023年卒 大学生インターンシップ調査~中間総括~」の結果を発表しました。

調査概要

内容 マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ調査~中間総括~
調査期間 2021年10月5日~10月14日
調査対象 マイナビ2023会員のうち「2023年春」に卒業予定の大学生・大学院生
調査方法 マイナビ2023会員にメール告知・WEBフォームにて回答
有効回答数 2,974件

83.6%が平均4.4社のインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加

10月までに91.2%が平均7.0社のインターンシップ・ワンデー仕事体験に応募、83.6%が平均4.4社に参加したことが分かった(図1・図2)。前年と比較し、応募率は0.8pt減少、一方で参加率は3.8pt増加し、過去7年間の本調査において、21年卒以来2番目に高い参加率となった。

10月時点のインターンシップ応募状況
10月時点のインターンシップ参加状況

46.8%はこれまで「WEBのインターンシップ・ワンデー仕事体験のみ参加」

これまでにどのような形式で参加したかを聞いたところ、「WEBのインターンシップ・ワンデー仕事体験のみ参加(46.8%)」が最も多かった。一方、プログラムの一部を含め対面参加の経験がある割合は37.1%(「WEB・対面、両方参加したことがある(31.4%)」と「対面のみ参加したことがある(5.7%)」の合計)だった。

今後参加する際、WEBと対面どちらの形式を希望するかという設問では、全体でみるとWEB希望(「絶対にWEBがいい」と「どちらかというとWEBがいい」の合計)が36.0%、対面希望(「絶対に対面がいい」とどちらかというと対面がいい」の合計)が37.6%と、差はわずか1.6ptだった。一方で、これまでにWEB・対面、両方に参加したことがある学生の結果をみると49.4%と約半数の学生が対面希望と回答した(図4)。

これまで経験したことがあるインターンシップの参加形式
今後インターンシップに参加する際、WEBと対面のどちらの形式が良いか

「応募したが参加できなかった」は前年比6.5pt減少

これまでに応募したが参加できなかった人は9.1%(前年比6.5pt減少)。最も多かった理由は「選考に落ちた(54.7%)」だった。また、これまでに応募したことがない人は11.4%(前年比7.1pt減少)。最も多かった理由は「時間が取れなかった(56.6%)」、次いで「企業を見つけられなかった(23.1%)」だった(図5)。

4月~9月のインターンシップの状況

参加経験のない学生の約4割「時間の余裕がない」

インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加するにあたって困っていることを聞いたところ、「時間の余裕がない(38.9%)」が最多だった。次いで「自分に合うプログラムがどれなのかが分からない(37.3%)」、「プログラムのレベルに自分が付いていけるか不安(30.4%)」だった(図6)。

インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加にあたって困っていること

5人に1人が「地元企業のインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したい」と回答

今後参加したいインターンシップ・ワンデー仕事体験開催企業の特徴を聞いたところ、21.5%が「地元の企業」と回答した(図7)。学生の現住所エリア別にみると、特に希望者の割合が高かったのは、北海道エリア(35.2%)、北陸エリア(34.2%)、中国エリア(34.1%)だった(図8)。

今後参加したいインターンシップ・ワンデー仕事体験開催企業の特徴
地元の企業選択率

学生の属性データ

有効回答数内訳文系男子文系女子理系男子理系女子総計
人数5951,3714425662,974

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