2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(1月)
定期試験シーズンの1月、インターンシップ参加や就活準備と、学業・定期試験との両立に悩んだり苦労した学生が約7割。
就職活動の方向性が「固まった」との回答は約5割に。
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2023年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生(3,507名)を対象に実施した、「マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(1月)」の結果を発表しました
調査概要
内容 |
マイナビ2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(1月) |
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調査期間 | 2022年1月20日~1月31日 |
調査対象 | マイナビ2023会員のうち「2023年春」に卒業予定の大学生・大学院生 |
調査方法 | マイナビ2023会員にメール告知・WEBフォームにて回答 |
有効回答数 | 3,507件 |
目次
- 定期試験シーズンの1月、インターンシップ参加や就活準備と、学業・定期試験との両立に悩んだり苦労した学生が約7割。就職活動の方向性が「固まった」との回答は約5割に。
- 調査概要
- 1月の活動では、インターンシップ参加や就活準備と、学業・定期試験との両立に悩んだり苦労した学生が約7割に。
- 現在の就活準備レベルを自己採点。最多は「21点~40点(あまりできていない)」で厳しめの評価ながら、昨年7月よりは大幅に前進。
- 就職活動の方向性「固まった」が約5割。「検討中」と半々の結果に
- 【年末年始の状況】約9割の学生が年末年始は「実家で保護者と過ごした」。就職関連で保護者との間であがった話題は「自分の志望する業界・職種・企業について」「どのような企業にエントリーする予定か」
1月の活動では、インターンシップ参加や就活準備と、学業・定期試験との両立に悩んだり苦労した学生が約7割に。
1月は定期試験が実施される大学も多いが、「1月の状況について、インターンシップ参加や就職活動の準備と、学業・定期試験の両立で悩んだり苦労したことはあるか」という質問に「ある」と回答した学生は 69.9%で(【図1】)、両立に悩んだり苦労した結果として「就活準備を優先したいが、テスト勉強や学業に忙しい」という回答が35.1%と最も多かった(【図2】)。なお、2月の予定について複数回答で聞くと「インターンシップに参加したり就職準備を行う」が82.9%を占め、試験シーズンが落ち着いた2月に就活準備を進めるつもりであるという学生が多いようだ(【図3】)。
現在の就活準備レベルを自己採点。最多は「21点~40点(あまりできていない)」で厳しめの評価ながら、昨年7月よりは大幅に前進。
「現在の就活準備レベル」を自己採点してもらったところ、最も多かったのは「21点~40点(あまりできていない)」の33.7%で、平均点は39.9点だった(【図4】)。昨月比だと「できていない(「あまりできていない」と「全くできていない」の合計)」は微増しており(1.4pt増)、平均点も微減(1.2pt減)だが、これは年が明けて1月になり就職活動が本格化する3月が目前に迫ったことで、気を引き締め自己評価を若干厳しめにしていること、定期試験シーズンで思うように準備との両立が出来なかったことなどが背景にあると思われる。
やや厳しめの自己評価ながら、就活準備開始直後である2021年7月の調査と比較すると「できていない」の回答は17.1pt減っており、就活準備レベルの平均点で比較しても9.2pt上昇しているなど、就活準備開始時点に比べ着実に準備を前進させている様子がうかがえる。
就職活動の方向性「固まった」が約5割。「検討中」と半々の結果に
現在での就職活動の方向性については、「就職活動の方向性(志望業種や企業、職種、大事にしたい価値観など)が固まった」が全体で49.5%となり、約5割の学生が方向性を固めていることがわかった(【図5】)。なお「就職活動の方向性は検討中」が47.8%と回答をほぼ二分する結果となり、さらに文理で分けてみると「固まった」は文系では45.1%、理系では56.7%と、理系が11.6pt多かった。理系学生は一般的に自身の専攻領域と志望業界を関連付けて活動を行う傾向にあり、その傾向が反映されているものと考えられる。
【年末年始の状況】
約9割の学生が年末年始は「実家で保護者と過ごした」。
就職関連で保護者との間であがった話題は「自分の志望する業界・職種・企業について」「どのような企業にエントリーする予定か」
年末年始の過ごし方ついて聞いたところ、「実家で過ごした(「実家で保護者と同居しており、実家で過ごした」と「一人暮らし・寮生活をしていたが、帰省し実家で過ごした」の合計)」は88.2%だった(【図1】)。年末年始に保護者との間で上がった就職関連の話題としては「自分の志望する業界・職種・企業について」が53.9%で最多。「どのような企業にエントリーする予定か」(29.7%)、「参加する(参加してきた)インターンシップについて」(28.7%)が続いた(図2)。年末年始に保護者とのコミュニケーションが増え、その中で自身の就職への意識を保護者と共有する学生も多かったようだ。
学生の属性データ
有効回答数内訳 | 文系男子 | 文系女子 | 理系男子 | 理系女子 | 総計 |
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人数 | 665 | 1,364 | 696 | 782 | 3,507 |