2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(10月)
6割を超える学生がSNSでインターンシップ・就活関連情報を収集
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:中川信行)は、2023年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(10月)」の結果を発表しました。
調査概要
内容 | 2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(10月) |
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調査期間 | 2021年10月20日~10月31日 |
調査対象 | マイナビ2023会員のうち「2023年春」に卒業予定の大学生・大学院生 |
調査方法 | マイナビ2023会員にメール告知・WEBフォームにて回答 |
有効回答数 | 4,192件 |
目次
参加経験のある学生のうち72.4%は参加後も企業から連絡を受けている
インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加後、企業から連絡があったかどうかを聞いたところ、約半数が「1ヶ月に1回程度(49.6%)連絡を受けている」と回答(図1)。連絡内容として最も多かったのは「次回もしくは別のインターンシップ・ワンデー仕事体験情報(78.9%)」だった(図2)。連絡を受けて「良い印象をもち、その企業の選考を受けたいと思った」という回答は61.7%だった(図3)。
また、企業と個別の連絡を取る際に便利だと思うツールを聞いたところ、「大学のメールアドレス(41.1%)」が最多だった。「LINE(36.1%)」「マイナビなどの専用アプリ(35.9%)」が続き、「電話(23.4%)」は6位という結果になった。(図4)
社員に聞きたいが聞きづらいことは「年収」「残業や休日出勤の実情」「会社を辞めたいと思ったことがあるか」
インターンシップ先で社員に聞きたいこととして「具体的な仕事内容(76.8%)」を挙げる学生が最も多かった一方で、“聞きたいが聞きづらいこと”としては「年収(56.6%)」が最多だった。他にも残業の実情、辞めたいと思ったことがあるかといった項目は、聞きたいが聞きづらいという回答が多かった。そのような情報はインターネットや後述のSNS等で調べている可能性も考えられる。
62.7%がSNS・ソーシャルメディアでインターンシップ・就活情報を収集
SNS・ソーシャルメディアでインターンシップ・就活関連の情報収集をしているかを聞いたところ、62.7%の学生が「している」と回答した(図7)。情報収集で使用しているツールには「LINE(51.9%)」「Instagram(45.4%)」「Twitter(42.0%)」などが挙がった(図8)。
17.4%がSNSアカウントを非公開設定に変更。22.4%が就活専用アカウントを保有(保有予定含む)
インターンシップ参加や就職活動に向けて、TwitterやInstagramなどSNSの利用方法を見直したことがあるかを聞いたところ、「匿名や非公開で使ってるため見直しはしていない(38.8%)」「見られて困ることは無いので今まで通り実名で利用(34.1%)」という回答が多かった一方で、「非公開設定にした(17.4%)」「特定されないような名前・アイコンに変更した(9.3%)」といった回答もあった(図7)。また、就活専用のSNSアカウントの保有状況を聞いたところ、11.5%が「持っている」と回答し、10.9%は「今後作る予定」と回答した(図8)。
学生の属性データ
有効回答数内訳 | 文系男子 | 文系女子 | 理系男子 | 理系女子 | 総計 |
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人数 | 829 | 1,911 | 699 | 753 | 4,192 |