2021年卒 学生就職モニター調査 6月の活動状況
- 内々定率は65.1%で、2017年卒と同程度まで回復
- 内々定保持者の43.3%が「オンラインのみで内々定を得たことがある」
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、2021年卒の学生を対象にした『2021年卒 マイナビ学生就職モニター調査 6月の活動状況』を発表しました。調査結果の概要(一部抜粋)は以下の通りです。
調査詳細
面接はWEBか対面か
- 緊急事態宣言解除後の6月に学生が受けた面接は、WEB面接7割、対面式3割
5月25日に緊急事態宣言が解除され、新型コロナウイルス感染症対策を講じて対面式の面接を実施する企業が増えてきたが、6月に学生が受けた面接のうちWEB面接が占める割合は69.9%(前月比24.8pt減)、対面式の面接は30.1%だった。
また、学生が「最終面接を受けた」割合や「内々定を得た」割合は前月を上回った。6月に入り、未内定の学生や内々定を得ても活動を継続する学生を対象に、それまでやや停滞していた採用活動が再び活性化したようだ。
就職活動にかかる費用の捻出方法
- これまでに就職活動にかかったお金のうち、平均43.9%は「アルバイト代・給与」から捻出
3月から6月までにの就活費用の累計は3万4,224円だった。6月にかかった交通費・宿泊費は平均4,071円で、前月より2,864円増加した。これまでに就職活動にかかったお金の捻出方法を聞いたところ、平均43.9%を「アルバイト代・給与」から、19.7%を「保護者からもらう仕送りやおこづかい」から、12.8%を「貯金」から捻出していた。
面接前後の志望度変化
- これまでにライブ形式のWEB面接を受けたことがある割合は78.9%、録画形式のWEB面接は22.2%
対面式の面接を受けたことがある割合は82.9%、ライブ形式のWEB面接を受けたことがある割合は78.9%、録画形式のWEB面接を受けたことがある割合は22.2%だった。
それぞれの面接を受けたことがある学生にその形式の面接は得意か不得意か聞いたところ、「得意(どちらかといえば含む)」と回答した割合は、対面式の面接59.4%、ライブ形式のWEB面接47.8%、録画形式のWEB面接17.3%だった。
面接を受けた後、その企業に対する志望度が上がった割合の平均は、対面式の面接34.7%、ライブ形式のWEB面接24.9%、録画形式のWEB面接5.2%だった。
WEB面接の際の準備や工夫
- ライブ形式のWEB面接を受ける際「顔がよく映るよう光の方向や強さを調節した」のは57.5%
ライブ形式のWEB面接を受けて感じたことを聞いたところ、「交通費がかからなくてよい(64.7%)」「移動時間がかからなくてよい(58.8%)」の割合がともに半数を超えた。否定的な意見では「通信環境に影響される(49.6%)」「目線が合わない・どこを見ればよいのかわからない(38.7%)」「上手くいったかどうかの手ごたえがない(34.9%)」などが高い割合だった。
ライブ形式のWEB面接を受けるにあたって行った準備や工夫について聞いたところ、「顔がよく映るよう光の方向や強さを調節した(57.5%)」「部屋を片付けた(55.5%)」「雑音が入らないようにした(40.5%)」の3つが高い割合だった。
有効回答数内訳 | 文系男子 | 文系女子 | 理系男子 | 理系女子 | 総計 |
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人数 | 361 | 554 | 546 | 586 | 2,047 |
調査概要
内容 | 2021年卒 マイナビ学生就職モニター調査 6月の活動状況 |
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調査期間 | 2020年6月25日~2020年6月30日 |
調査対象 | 2021年卒業予定の全国大学4年生及び院2年生のモニター会員 |
調査方法 | 2021年卒業予定の全国大学4年生及び院2年生のモニター会員に配信し、Web上のアンケートフォームで回収 |
有効回答数 | 2,047名 |
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