マイナビ キャリアリサーチLab

2021年卒 学生就職モニター調査 2月の活動状況

  • 今年の就職活動は先輩より「厳しくなる」と回答した学生は、前年の2倍以上で63.2% 

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、2021年卒の学生を対象にした『2021年卒 マイナビ学生就職モニター調査 2月の活動状況』を発表しました。調査結果の概要(一部抜粋)は以下の通りです。

調査詳細

先輩と比較した今年の就職活動

  • 「先輩と比較して厳しくなる」理由に「新型コロナウイルス感染症の影響」を挙げた学生は46.8%。

 2021年卒モニター会員に就職活動は先輩と比べてどうなると思うか聞いたところ「厳しくなる」と回答した割合は63.2%と前年の2倍ほどになった。

厳しくなると思う理由としては、そう思う学生の46.8%が新型コロナウイルスの感染症に関する影響を挙げ、4.7%が東京オリンピックに関する影響を挙げた。また「企業によって、就活スケジュールが大きく違いそうだから」(42.9%)、「景気が悪い(悪くなる)と思うから」(35.5%)を選択した学生も多かった。【図1】

先輩と比較して今年の就職活動は
【図1】先輩と比較して今年の就職活動は

インターンシップ参加のための選考を通過しなかった企業の採用選考

  • インターンシップ参加のための選考を通過しなかった企業の「採用選考はすべて受けようと思う」は39.2%

これまでにインターンシップ参加のための選考を受けたことがある学生は69.5%(前年比2.8pt増)だった。インターンシップ参加のための選考を通過しなかったことがある人に、通過しなかった企業の採用選考を受けるかどうか聞いたところ、39.2%が「すべて受けようと思う」と回答した。【図2】

インターンシップ参加のための選考を通過しなかった企業の採用選考について
【図2】インターンシップ参加のための選考を通過しなかった企業の採用選考について

インターンシップに参加していた割合

  • 昨年8月までにインターンシップに参加していたのは、インターンシップに参加した学生のうち65.1%

インターンシップに参加した時期(複数選択)では最も高い割合の今年2月は前年より減少し(63.5%、前年比9.8pt減)、次の昨年8月は増加した(58.0%、前年比5.1pt増)。

最初にインターンシップに参加した時期では昨年8月が37.7%で最も多く、昨年8月までにインターンシップに参加した学生の累計は、インターンシップに参加した学生のうち65.1%だった。【図3】

その時期までにインターンシップに参加していた割合
【図3】その時期までにインターンシップに参加していた割合

インターンシップ参加での志望度の変化

  • 同じ企業のインターンシップに2回以上参加した場合、志望度が上がる割合は81.6%

学生が回答したインターンシップの様々な属性と、志望度の変化および採用選考を受ける予定との関係について集計した。参加回数との関係では、その企業のインターンシップに参加したのが1回のみの場合は、志望度が上がった割合は62.7%だった。

一方、2回以上参加の場合は、志望度が上がった割合は81.6%だった。【図4】

インターンシップに参加することで志望度は上がったか
【図4】インターンシップに参加することで志望度は上がったか
有効回答数内訳 文系男子 文系女子 理系男子 理系女子 総計
人数 521 675 729 753 3,093

調査概要

内容 2021年卒 マイナビ学生就職モニター調査 2月の活動状況
調査期間 2020年2月25日~2月29日
調査対象 2021年卒業予定の全国大学3年生及び院1年生のモニター会員
調査方法 2021年卒業予定の全国大学3年生及び院1年生のモニター会員に配信し、Web上のアンケートフォームで回収
有効回答数 2,678名

詳しくは「PDFデータをダウンロードする」をご覧ください

同一調査一覧

同カテゴリの調査一覧