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2024年卒 就職活動準備期間の心境調査(2022年11月実施)

先輩より就職活動が「厳しくなる」と考える学生は38.5%で「楽になる」を上回る

 新卒学生向け就職サイト「マイナビ」の運営をはじめ、各種就職・転職情報サービスを行う株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2024年卒の大学生・大学院生を対象に「就職活動準備期間の心境調査」を実施したので、調査結果を発表する。

調査概要

内容 マイナビ 2024年卒 就職活動準備期間の心境調査(2022年11月実施)
調査期間 2022年11月7日~2022年11月15日
調査対象 2024年卒業予定の全国大学3年生及び院1年生
調査方法 Web上のアンケートフォームより入力
有効回答数 1,345名

TOPICS

インターンシップに参加して志望度が上がった理由は「社員や人事の印象」

 11月までにインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したことがある学生に「参加したことで、その企業の志望度が上がった理由」および「志望度が下がった理由」を聞いたところ、「上がった理由」で最も高い割合だったのは「社員や人事の印象(57.9%)」だった。2番目は「職場の環境や雰囲気(54.6%)」、3番目は「働くイメージがわいた(51.4%)」で、上位3つは半数以上の学生が志望度が上がった理由に挙げている。一方、「志望度が下がった理由」で最も高い割合だったのは「自分に合ってないと感じた(39.4%)」だった。「社員や人事の印象(23.9%)」「職場の環境や雰囲気(20.1%)」もぞれぞれ比較的高い割合だった。

インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したことで、その企業の志望度が上がった理由と下がった理由/マイナビ「2024年卒 就職活動準備期間の心境調査(2022年11月実施)」
  

先輩より厳しくなると思う理由は「採用選考が早期化しているから」

 先輩と比較して今年の就職活動が楽になるか、厳しくなるかと聞いたところ、「(かなり+多少)厳しくなる(38.5%)」と考える学生の割合が「(かなり+多少)楽になる(10.4%)」と考える学生の割合を大きく上回った。ただし、約半数の学生は「変わらない(51.2%)」と考えている。文理男女別では、文系のほうが「厳しくなる」と考える割合が高い。また、楽になると考える理由では「企業がコロナ禍での採用活動に対応してきているから(66.6%)」が最も高い割合で、厳しくなると考える理由では「採用選考が早期化しているから(54.4%)」や「景気が悪い(悪くなる)と思うから(40.7%)」の割合が高かった。

先輩と比較して今年の就職活動は厳しくなるか楽になるか/マイナビ「2024年卒 就職活動準備期間の心境調査(2022年11月実施)」
  

就職活動やインターンシップ参加に不安があるのは77.9%

 現時点で就職活動やインターンシップ・ワンデー仕事体験参加に対して不安があるか聞いたところ、「ある」と回答した学生は77.9%だった。文系のほうが理系より割合が高く、女子のほうが男子より割合が高い。不安の内容では「1つでも内々定をもらえるかどうか(62.9%)」の割合が最も高く、2番目が「対面の面接でうまく話せるか(55.6%)」、3番目が「志望企業から内々定をもらえるかどうか(53.8%)」でそれぞれ5割を超えた。また、理系では「学業との両立が難しい」の割合が高く、理系男子は51.8%、理系女子は57.2%だった。そもそも「今具体的に何をどうすればよいのかわからない」という学生も35.6%いた。

就職活動やインターンシップ・ワンデー仕事体験参加に対して持っている不安の内容/マイナビ「2024年卒 就職活動準備期間の心境調査(2022年11月実施)」
有効回答数内訳文系男子文系女子理系男子理系女子総計
人数1586052623201,345

詳細は下記よりPDFにてご覧ください。

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