2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(9月)
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:中川信行)は、2023年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(9月)」の結果を発表しました。
調査概要
内容 | マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(9月) |
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調査期間 | 2021年9月19日~9月30日 |
調査対象 | マイナビ2023会員のうち「2023年春」に卒業予定の大学生・大学院生 |
調査方法 | マイナビ2023会員にメール告知・WEBフォームにて回答 |
有効回答数 | 5,881件 |
目次
9月時点で83.1%がインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加
引き続き高い意欲
これまでにインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したことがあるかどうかを聞いたところ、前年同月比6.4pt増の83.1%が参加経験があると回答した。また、今後10月~12月の参加意欲については、93.0%が意欲があると回答した。ただし、「時間があり、参加意欲がある」と回答した学生は36.9%にとどまっており、授業や研究などとの両立ができるかどうかで進捗は変わっていくものと推察される。
約半数の学生がこれまでに企業からの案内で「適性検査・筆記試験」を受験
これまでに、インターンシップ・ワンデー仕事体験開催企業からの案内で「適性検査・筆記試験」を受けたことがあるかを聞いたところ、49.7%の学生が、「受けたことがある」と回答した。受けたシチュエーションとしては、「参加のための選考として受けた(82.6%)」が最多だった。今後の秋冬インターンシップ・ワンデー仕事体験や、採用選考本番に向けて、学生は対策が必須と言えそうだ。
対面式プログラムの半数弱は「参加者1~10人」
今月インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加した学生に、対面・WEB形式でそれぞれ自分を含め学生は何人参加していたかを聞いたところ、対面では「1~10人」が48.8%で最多だった。本調査で初めて取ったデータのため例年との比較はできないが、コロナ禍で学生が移動を自粛していることや、ソーシャルディスタンスを確保するため企業側が人数を制限していることで少人数での開催が多いものと推察される。少人数開催により社員からのフォローも手厚いのか、満足度ではWEBを19.8pt上回っている。
参加学生の約4割が「もっと働いている人の雰囲気を知りたかった」
これまでにインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したことがある学生に要望を聞いたところ、最も多かった回答は「もっと働いている人の雰囲気を知りたかった」で39.7%だった。雰囲気といった非言語情報や、2位の「実際の仕事を体験」、3位の「厳しさ、大変なことなどマイナスな部分も知りたかった」など、学生は参加を通じてリアルに働くイメージを持つことを望んでいるようだ。
37.7%の学生が参加後に企業へお礼アクション
インターンシップ・ワンデー仕事体験参加後に企業へお礼状等を出したことがあるかを聞いたところ、計37.7%の学生がお礼を伝えた経験があることが分かった(メール28.3%、マイページやLINEなどのツール10.9%、手紙・ハガキ5.2%の合計値)。お礼状等を出した理由の上位は「お世話になった社員にお礼を伝えたかったから」、「送ることがマナーだと習ったから」「インターンシップの内容に満足したから」だった。
学生の属性データ
有効回答数内訳 | 文系男子 | 文系女子 | 理系男子 | 理系女子 | 総計 |
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人数 | 1,817 | 1,835 | 1,442 | 787 | 5,881 |