2026年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(9月)
- 9月のインターンシップ・仕事体験参加率は71.4%
- 参加学生の半数以上が「他の学生が優秀に見え、焦りを感じた」と回答
- 参加後に企業への志望度が上がったと回答したのは85.8%
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2026年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生を対象に実施した、「マイナビ2026年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(9月)」の結果を発表しました。
目次 [もっと見る]
トピックス
- 9月のインターンシップ・仕事体験参加率は71.4%(前月比0.3%増)【図1】
- 他の学生と交流する中で57.5%が「他の学生が優秀に見えて、焦りを感じた」と回答【図2、3、4】
- 参加した日数について、「十分だった」もしくは「やや十分だった」が合わせて81.7%【図5、6、7】
- インターンシップ・仕事体験参加後に志望度が上がったと回答したのは85.8%【図8、9】
調査詳細
インターンシップ・仕事体験の参加率
- 9月のインターンシップ・仕事体験参加率は71.4%(前月比0.3%増)
単月でのインターンシップ・仕事体験に参加した割合
9月単月のインターンシップ・仕事体験参加の割合は71.4%となり、前月比で0.3pt増加で8月とほぼ同水準だった。9月は多くの大学が夏季休暇中で、学生もスケジュール面で余裕があり、キャリア形成活動へのモチベーションが高いことがうかがえるので、就業体験のあるプログラムへの参加を積極的に行っていることがわかる。【図1】

インターンシップ・仕事体験の参加時期について
- ほかの学生と交流する中で57.5%が「他の学生が優秀に見えて、焦りを感じた」と回答
他の参加学生と交流する中で、どのような心境になったか
インターンシップ・仕事体験でほかの参加学生と交流するなかで、どのような心境になったかを聞くと、57.5%の学生が「他の学生が優秀に見えて、焦りを感じた」と回答した。【図2】

参加時期についてどう思っているか
また、参加時期については、「適切なタイミングで参加できた」が58.3%で最多も、「もっと早く参加すればよかった」が32.7%で、約3人に1人は参加時期に遅れを感じていることが分かった。「もっと早く参加すればよかった」と回答した学生のうち、「他の学生が優秀に見えて、焦りを感じた」と回答したのは70.8%となった。【図3】

自由回答 では「初期段階では経験の差で、他のインターン生よりもうまく立ち回れなかったことがあったため」、「グループディスカッションなどで他の就活生と話して、周りのレベルの高さを感じたため、もっと早くから参加して経験を積んでおけばよかったと感じた」とあり、参加時期に遅れを感じている学生は、特に知識や経験の部分で不安や焦りを感じていることがうかがえる。【図4 】

9月までのインターンシップ・仕事体験の参加日数
- 参加した日数について、「十分だった」もしくは「やや十分だった」が合わせて81.7%
これまでに参加したインターンシップ・仕事体験の合計日数で、最も多かったのは「1日~5日」で35.9%、となった。また、参加した日数は学びを得るうえで十分だったかについてきくと、81.7%が「十分だった(十分+やや十分)」と回答した。【図5】

参加日数ごとにみると、参加日数が長いほど「十分」と回答している学生の割合が多い。学生によって参加した日数に違いがありつつも、8割以上の学生が、参加日数について十分であると感じていることがわかる。【図6】

インターンシップ・仕事体験参加後の志望度
- インターンシップ・仕事体験参加後に「志望度が上がった」と回答したのは85.8%
インターンシップ・仕事体験に参加した企業の志望度について
インターンシップ・仕事体験に参加した企業の志望度の変化を聞くと、85.8%が「志望度が上がった」(とても上がった+やや上がった)と回答した。【図7】

選考の連絡をもらった際の考え
参加後に企業から選考の連絡をもらった際の学生の考えとして、「選考には参加しようと思う」と答えたのは79.4%で、インターンシップ・仕事体験参加後にその企業への志望度が上がり、選考参加の意欲向上に、非常に影響があることがわかる。【図8】

インターンシップ・仕事体験に参加した企業の志望度について
「選考に参加しようと思う」と答えた学生の自由回答 を見ると「インターンシップ・仕事体験に参加して実際に企業の社風等を目で見て、働くイメージをつかむことができたため」、「実際にインターンシップに参加し業務の体験を行う中で、自分の入社後の姿をイメージすることができたので、選考の案内が来たらぜひ参加して入社したいと考えている」とあり、インターンシップ・仕事体験に参加することで自分が実際に働いているイメージを得られたことが選考への参加意欲向上につながったと考えられる。【図9】

調査担当者のコメント
9月単月のインターンシップ・仕事体験参加率は71.4%となり、8月と同水準での推移となりました。10月からは講義が再開する大学が多いかと思います。夏季休暇期間中に得られた知見や経験は、今後の日常生活や学業に役立つことが多くありますので、得られた学びをぜひとも活かしてほしいです。
また、今回の調査で約半数の学生が「他の学生が優秀に見えて、焦りを感じた」と回答していました。この夏季休暇期間中に初めてインターンシップ・仕事体験に参加した学生は、それよりも前に参加を経験している学生と比べて知識や経験の差を感じたかと思います。
ですがインターンシップ・仕事体験は秋~冬にかけても開催されますので、周りの状況に一喜一憂しすぎることなく、自身のペースでキャリア形成活動を進めてほしいと思います。
学生の属性データ
有効回答数内訳 | 文系男子 | 文系女子 | 理系男子 | 理系女子 | 総計 |
---|---|---|---|---|---|
人数 | 244 | 629 | 359 | 352 |
1.584 |
調査概要
内容 |
マイナビ 2026年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(9月) |
---|---|
調査期間 | 2024年9月20日~9月30日 |
調査対象 | マイナビ2026会員のうち2026年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生 |
調査方法 | マイナビ2026会員にメール告知・WEBフォームにて回答 |
有効回答数 | 1,584名 |
詳しくは「PDFデータをダウンロードする」をご覧ください
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