2021年12月度
アルバイト・パート平均時給レポート
12月の全国平均時給は、1,145円（前月1,139円、前年同月1,129円）、前月比・前年同月比ともに増加
株式会社マイナビ（本社：東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員：土屋芳明）は、「2021年12月度 アルバイト・パート平均時給レポート」を発表しました。本調査は、アルバイト・パート求人情報サイト『マイナビバイト』（https://baito.mynavi.jp/）に掲載された求人広告データを集計したものです。
◆調査概要
| 調査期間 | 2021年12月1日～12月31日 |
|---|---|
| 集計対象 | 弊社アルバイト情報サイト『マイナビバイト』に掲載された求人情報から、除外対象データを除き集計。※除外対象：給与区分が時給以外、給与金額が3,001円以上、雇用形態がアルバイト・パート以外 |
| エリア区分 | 全国47都道府県 関東：東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、茨城県、群馬県 関西：大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県 東海：愛知県、静岡県、岐阜県、三重県 北海道・東北：北海道、宮城県、青森県、岩手県、秋田県、山形県、福島県 甲信越・北陸：新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県 中国・四国：広島県、岡山県、鳥取県、島根県、山口県、香川県、徳島県、愛媛県、高知県 九州・沖縄：福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
◆ TOPICS
12月の全国平均時給は1,145円となり、前月比で6円増加、前年同月比では16円増加（増減率：+1.4%）で、調査開始以来、過去最高額を更新した。【図1】
求人件数は前月比・前年同月比ともに増加。特にイベント開催制限の段階的緩和もあり、時給単価の高い［イベント・キャンペーン］の求人件数が前月比で1.2倍、前年同月比では2倍に増加したことが、12月の平均時給引き上げに繋がっていると考えられる。2021年の年間平均時給は1,123円と、2020年より1.2％上がり13円増加した。
【図1】＜全国＞平均時給推移
職種（大分類）別でみると、［オフィスワーク］が1,256円となり、前月比で68円の増加、前年同月比で39円の増加（増減率：+3.2%）、求人件数は前年同月比で1.6倍に増加した。［軽作業］は1,202円となり、前月比で26円の増加、前年同月比で83円の増加（増減率：+7.4%）求人件数は前年同月比で1.7倍に増加した。
全16職種中の前月比は、9職種が増加、7職種が減少。前年同月比では、16職種中10職種が増加、6職種が減少となった。【図2】
【図2】＜全国＞職種（大分類）別平均時給
エリア別平均時給の前月比は、7エリア中4エリア「関東」「関西」「北海道・東北」「甲信越・北陸」で増加。前年同月比では、7エリア中6エリア「関東」「関西」「東海」「北海道・東北」「甲信越・北陸」「九州・沖縄」で増加した。
「関東」の12月の平均時給は1,232円となり、前月比で10円増加、前年同月比では7円増加し、調査開始以来、過去最高となった。【図3】
【図3】＜全国＞エリア別平均時給表
都道府県別平均時給では、最も高かったのが東京都の1,281円（前月1,276円、前年同月1,314円）、最も低かったのが秋田県の913円（前月920円、前年同月889円）となった【図4】。
【図4】都道府県別平均時給（一部抜粋）
◆ INDEX
1.全国概要
2.都道府県別平均時給
3.エリア別詳細（職種別平均時給、月別平均時給推移）