- 2026年8月の平均時給は1,303円で、前月比6円増【詳しくはこちら】
- [飲食フード]では、今年に入って5回目の過去最高額更新【詳しくはこちら】
- [工場・倉庫・建築・土木]が[オフィスワーク]を上回り、差は187円に拡大【詳しくはこちら】
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)は、「2026年8月度 アルバイト・パート平均時給レポート」を発表しました。本調査は、アルバイト・パート求人情報サイト『マイナビバイト』(https://baito.mynavi.jp/)に掲載された求人広告データを集計したものです。
全国の平均時給
- 2026年8月の平均時給は1,303円となり、前月から6円増
- [飲食フード]では、2026年に入り5回目の過去最高額を更新
全国の平均時給推移
2026年8月の全国平均時給は1,303円で、前月比6円増となった。一方、年間平均時給は1,300円で前年比2円増と、最低賃金改定前のタイミングで大きな変動はみられなかった。【図1】
【図1】<2026年8月度>全国の平均時給/マイナビ「2026年8月度 アルバイト・パート平均時給レポート」
職種別の平均時給・求人件数
職種(大分類)別では、[飲食・フード]が1,215円(前月比4円増、前年同月比43円増)となり、2026年に入って5回目の過去最高額を更新した。一方で、求人倍率は0.79倍となっており、時給の上昇と求人件数の動きが必ずしも一致していない様子がうかがえる。
そのほか、前月比では全16職種のうち8職種が増加、2職種が横ばい、6職種が減少となった。前年同月比では10職種が増加し、6職種が減少した。【図2・図3】
【図2】<2026年8月度>【全国】職種別の平均時給/マイナビ「2026年8月度 アルバイト・パート平均時給レポート」
【図3】<2026年8月度>【全国】職種別の求人増加率(上位抜粋)/マイナビ「2026年8月度 アルバイト・パート平均時給レポート」
エリア別の平均時給
- 全エリアで、前月比増加の一方、前年同月比は減少
- 最も平均時給が低いエリアは「北海道・東北(1,203円)」で全国平均と100円差
エリア別平均時給をみると、全エリアで前月比は増加した一方、前年同月比では減少となった。特に「北海道・東北」は1,203円と全エリアの中で最も低く、全国平均との差は100円だった。
平均時給の伸びはやや落ち着きつつあるものの、地域間の賃金水準には依然として差がみられている。【図4】
【図4】<2026年8月度>エリア別の平均時給/マイナビ 「2026年8月度 アルバイト・パート平均時給レポート」
三大都市圏の平均時給
- 三大都市圏の平均時給は1,338円で前月から5円増
- [飲食・フード][レジャー・アミューズメント][エステ・理美容][軽作業]で過去最高額
三大都市圏の平均時給推移
三大都市圏※1の平均時給は1,338円となり、前月から5円増加した。【図5】
※1:三大都市圏:日本の三大都市(東京・名古屋・大阪)が位置する首都圏・東海・関西の総称
【図5】<2026年8月度>三大都市圏の平均時給推移/マイナビ 「2026年8月度 アルバイト・パート平均時給レポート」
【三大都市圏】職種別の平均時給
職種(大分類)別では、[飲食・フード(1,248円)]、[レジャー・アミューズメント(1,340円)]、[エステ・理美容(1,494円)]、[軽作業(1,304円)]のいずれも調査開始以来の最高額を更新した。
特に、美容師やエステティシャンなどを含む[エステ・理美容]は、新規就職者の離職率が高い傾向にある※2。当該職種において夏以降の求人条件の見直しが進み、平均時給を引き上げた可能性がある。
そのほか、前月比では全16職種のうち9職種が増加、7職種が減少となった。前年同月比では11職種が増加し、5職種が減少した。【図6】
※2:厚生労働省「新規学卒者の離職状況」より
【図6】<2026年8月度>【三大都市圏】職種(大分類)別の平均時給/マイナビ 「2026年8月度 アルバイト・パート平均時給レポート」
今月のトピック
- 米国で話題「ブルーカラーミリオネア」に着目
- [工場・倉庫・建築・土木]と[オフィスワーク]の金額差は、3年間で6.7倍の187円に
米国では「ブルーカラーミリオネア※3」が話題となった。ブルーカラー職が中心の[工場・倉庫・建築・土木]とホワイトカラー職が中心の[オフィスワーク]の平均時給を比較すると、[工場・倉庫・建築・土木]は1,481円、[オフィスワーク]は1,294円となり、その差は187円だった。2023年には28円差だったことから、両者の時給差は3年間で6.7倍と拡大していることがうかがえる。【図7】
※3:ブルーカラーミリオネアとは、建設・電気・配管などの技能職に従事する人材等が、構造的な人材不足と需要増加を背景に高い経済的成功を収める現象のこと
【図7】<2026年8月度>[工場・倉庫・建築・土木]と[オフィスワーク]の平均時給比較/マイナビ 「2026年8月度 アルバイト・パート平均時給レポート」
調査担当者コメント
2026年8月の平均時給は1,303円で、前月から6円増加したものの、年間平均は前年から2円増にとどまり、最低賃金改定前の段階では大きな変動はみられていません。
職種別にみると過去最高額を更新した職種があるほか、[工場・倉庫・建築・土木]と[オフィスワーク]の平均時給の差が2023年の28円から2026年には187円まで拡大していることから、時給動向には職種間で差がみられます。
また[飲食・フード]では、時給上昇が続く一方で、求人件数が必ずしも増加していないケースもみられています。同職種においては、省人化や業務効率化の進展が採用動向に影響している可能性もあり※4、今後の時給動向をみるうえでは、職種ごとの人材需給や採用環境の違いに注目する必要があると考えられます。
※4:マイナビ「AI・テクノロジー導入におけるアルバイト採用状況調査(2026年版)」
マイナビキャリアリサーチLab研究員 嘉嶋麻友美
調査概要
| 調査期間 |
2026年8月1日~8月31日 |
| 集計対象 |
弊社アルバイト情報サイト『マイナビバイト』に掲載された求人情報から、除外対象データを除き集計。※除外対象:給与区分が時給以外、給与金額が3,001円以上、雇用形態がアルバイト・パート以外 |
| エリア区分 |
全国47都道府県 関東:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、茨城県、群馬県 関西:大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県 東海:愛知県、静岡県、岐阜県、三重県 北海道・東北:北海道、宮城県、青森県、岩手県、秋田県、山形県、福島県 甲信越・北陸:新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県 中国・四国:広島県、岡山県、鳥取県、島根県、山口県、香川県、徳島県、愛媛県、高知県 九州・沖縄:福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
レポート内目次
- 全国概要
- 都道府県別平均時給
- エリア別詳細(職種別平均時給、月別平均時給推移)
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