2022年6月度
アルバイト・パート平均時給レポート
2022年6月の全国平均時給は1,144円(前月1,147円、前年同月1,121円)。[飲食・フード]の平均時給は5ヵ月連続で増加し、調査開始以来過去最高
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、「2022年6月度 アルバイト・パート平均時給レポート」を発表しました。本調査は、アルバイト・パート求人情報サイト『マイナビバイト』(https://baito.mynavi.jp/)に掲載された求人広告データを集計したものです。
◆調査概要
調査期間 | 2022年6月1日~6月30日 |
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集計対象 | 弊社アルバイト情報サイト『マイナビバイト』に掲載された求人情報から、除外対象データを除き集計。※除外対象:給与区分が時給以外、給与金額が3,001円以上、雇用形態がアルバイト・パート以外 |
エリア区分 | 全国47都道府県 関東:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、茨城県、群馬県 関西:大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県 東海:愛知県、静岡県、岐阜県、三重県 北海道・東北:北海道、宮城県、青森県、岩手県、秋田県、山形県、福島県 甲信越・北陸:新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県 中国・四国:広島県、岡山県、鳥取県、島根県、山口県、香川県、徳島県、愛媛県、高知県 九州・沖縄:福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
◆ TOPICS
2022年6月の全国平均時給は1,144円(前月比:-3円、前年同月比:+23円)で、前月比は減少、前年同月比は増加となった。前年同月比では、21年5月以降14カ月連続で増加した。【図1】
【図1】<全国>平均時給推移
職種(大分類)別でみると[飲食・フード]の平均時給が1,024円(前月比:+3円、前年同月比:+55円)で、22年1月以降5カ月連続で増加しており、20年1月の調査開始以来、過去最高額を更新。また求人件数は前年同月比の2.5倍に増加。感染対策による行動制限が解除されたこともあり、[飲食・フード]で採用を強化していると考えられるが、時給が高騰し続けており、人材獲得に苦戦している様子がうかがえる。【図2】
また、職種(大分類)別の前月比は全16職種中、10職種が増加、6職種が減少。前年同月比は、全16職種中13職種が増加、3職種が減少となった。【図3】
【図2】<全国>職種(大分類)別平均時給
【図3】<求人件数>前年同月増加率が高い職種TOP5
エリア別平均時給をみると、調査開始(20年1月)以来初めて全7エリアで平均1,000円を超えた。「北海道・東北」では1,004円で、前月比12円の増加、前年同月比31円の増加(増減率:+3.2%)となり、過去最高額となった。「中国・四国」は1,004円で、前月比7円の増加、前年同月比38円の増加(増減率:+3.9%)となり、20年1月以来2年5カ月ぶりに平均1,000円を超えた。また、7エリア中4エリアで前月比、前年同月比ともに増加した。【図4】
【図4】<全国>エリア別平均時給表
三大都市圏の平均時給は1,187円で、前月比で4円減少、前年同月比では17円増加(増減率:+1.5%)、求人件数は前年同月比の2.0倍に増加した。
職種(大分類)別でみると[オフィスワーク]が1,272円(前月比:+12円、前年同月比:+32円)となり、求人件数は前年同月比の2.7倍に増加。[飲食・フード]が1,056円(前月比:+2円、前年同月比:+54円)で調査開始以来 過去最高額となり、求人件数は前年同月比の2.6倍に増加した。
全16職種の平均時給を前月比でみると、10職種が増加、6職種が減少。前年同月比では、全16職種中13職種が増加、3職種が減少となった。【図5、6、7】。
※三大都市圏:日本の三大都市(東京・名古屋・大阪)が位置する首都圏・東海・関西の総称
【図5】<三大都市圏>平均時給推移
【図6】<三大都市圏>職種(大分類)別平均時給
【図7】<三大都市圏>前年同月求人件数の増加率が高い職種TOP5
◆ INDEX
1.全国概要
2.都道府県別平均時給
3.エリア別詳細(職種別平均時給、月別平均時給推移)