仕事の価値観とは?調査結果の紹介やZ世代などの世代別も紹介

キャリアリサーチLab編集部
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仕事をする上でどんなことを大切にしているのか、何を求めるのか、どのような働き方が理想か、など仕事における価値観は人によってさまざまである。「仕事観」「就労観」「キャリア観」などと表すこともある。

本記事では、働く上での価値観の例や、マイナビキャリアリサーチLabで公開しているさまざまな調査結果、コラムを紹介していく。 

仕事の価値観とは

仕事の価値観とは、働く上で自分が大切にしたい考え方や信念のことを指す。たとえば、「やりがいを感じたい」「人の役に立ちたい」などである。こうした価値観はキャリアアンカーなどのキャリア理論を用いて自己理解を深めることが一般的だ。

しかし、昨今は多様な働き方に対するニーズも重視される傾向が高まっているので、本記事では 「安定した環境で働きたい」「成長できる職場がいい」など「働き方」や「職場環境」に関する考え方も含めて「仕事の価値観」と捉えている。 なお、人によって重視するポイントは異なる。 

仕事の価値観に関する調査結果

マイナビが行った「マイナビライフキャリア実態調査2024年版」では、仕事の価値観についての設問がある。ここでは、その結果を一部紹介する。 

2024年に行った調査では、「仕事に関する価値観」として45項目の設問があるが、たとえば「仕事を通じた自己成長の実感を感じていた」に「あてはまる」人は全体で35%、「どちらともいえない」が40.8%、「あてはまらない」人は24.2%であった。 

「ひとの役に立つ仕事がしたい」については、「あてはまる」が48.6%、「どちらともいえない」が36.3%、「あてはまらない」が15.1%であった。 

これらの結果は、男女別・年代別や雇用形態別など細かくデータを出しているので、以下の記事を参照してほしい。

仕事の価値観の例 一覧

ここからは、仕事の価値観にはどのようなものがあるかの例を一覧で紹介する。ここでは、仕事に関する価値観を「仕事に求めること」「仕事に取り組む姿勢」「働き方」「職場環境」の4つに大別した。 

仕事に求めること

  • やりがいを感じられること
  • 社会に貢献できること
  • 人よりも高い収入を得たい
  • 自己成長の実感ができること
  • 評価や成果が報酬に反映されること
  • 専門性を活かせること
  • 創造性を発揮できること
  • 人の役に立つ仕事がしたい
  • 自分の価値を認めてもらえること
  • 長期的なキャリア形成ができること
  • 将来のキャリアの見通しが開けること
  • 会社のミッションや目的、理念や目標への共感・納得感がある
  • 社会的地位を得たい など

仕事に取り組む姿勢

  • 活気を持って働ける
  • 熱心に・夢中になって働ける
  • 自分が何を期待されているか理解している
  • 責任感を持って取り組む
  • 常に挑戦を続ける
  • チームワークを大切にする
  • 自主性を発揮する
  • 誠実で丁寧な対応を心掛ける
  • 向上心を持って学び続ける
  • 変化に対して柔軟に対応する
  • 目標に向かって粘り強く努力する
  • 他者を尊重し協力する
  • プロ意識をもって仕事に臨む など

働き方

  • ワークライフバランスを重視する
  • 柔軟な勤務時間を希望する
  • リモートワークを活用したい
  • 多様な働き方を受け入れる
  • 自分のペースで働ける環境を求める
  • 副業や兼業を認める制度があること
  • 成果主義の働き方を好む
  • プライベートとの両立がしやすい環境
  • 自由にスケジュールを組める
  • 場所に縛られない働き方ができる
  • さまざまな職業を経験したい
  • 雇用形態はこだわらない
  • 将来は独立したい など

職場環境

  • 認められたり、称賛されたりする機会がある
  • 上司や同僚に気にかけてもらえている
  • 自分の意見が取り入れられている
  • 人間関係が良好である
  • 自分の意見が尊重される文化がある
  • 安心して長く働ける雰囲気がある
  • 成長を支援する制度があること
  • 企業理念が自分の価値観と一致している
  • 上司や同僚との信頼関係がある
  • ハラスメントのない安全な環境である
  • オープンで風通しの良い職場である
  • 多様性が尊重されている
  • 働く人の健康や福祉が配慮されている など

価値観はなぜ大切?自分の価値観を理解するメリット

仕事の価値観は、職場選びやキャリアの方向性、仕事へのモチベーションに大きく影響するため、働く上で重要である。自分の価値観が明確であればあるほど、自分に合った仕事や職場環境を選びやすくなり、働くことへの納得感や満足度が高まるからである。 

また、自分の価値観に沿った働き方は、仕事におけるモチベーションの維持やストレスの軽減にもつながる。逆に、自分の価値観と合わない環境では、違和感や不満を抱きやすく、長期的な活躍が難しくなる可能性もある。 

自分の価値観を理解することは、自己理解を深めるだけでなく、面接やキャリア面談などで自分を的確に伝える材料にもなる。自分の価値観を知ることは、自分らしく働くための第一歩ともいえるだろう。

調査データの紹介

ここからは、大学生や転職活動を終えた人、正社員などさまざまな人に聞いた仕事の価値観に関する調査結果を紹介する。データの詳細はリンク先のページからご覧いただきたい。 

大学生、Z世代の価値観

「大学生キャリア意向調査」では、大学生のワークライフバランス意識、企業に安定性を感じるポイントや育児休業に対する考えを聞いている。

「大学生低学年のキャリア意識調査」では、大学1年生と大学2年生を対象に、キャリア展望や仕事への考え方などについて聞いている。 

「大学生のライフスタイル調査」では、共働き希望や子育てなどについて聞いている。 

「大学生就職意識調査」では、就職観(働くことの価値観)や就職活動における企業選択のポイントなどについて聞いている。

「大学生のアルバイト調査」では、アルバイトをする目的や就業意識について聞いている。 

正社員の価値観

「転職活動における行動特性調査」では、転職活動でこだわった点や就労観を聞いている。 

「仕事・私生活の意識調査」では、共働きの正社員を対象に出世意欲を調査している。

「正社員のワークライフ・インテグレーション調査」では、仕事の価値観や仕事への取り組み方、仕事のやり方や5年後のキャリアについてなどを聞いている。 

就業・非就業や雇用形態を問わず、さまざまな人の価値観

「マイナビ ライフキャリア実態調査」では、就業・非就業や雇用形態を問わず全国15歳以上の14,000人を対象に調査を行っている。そのなかで仕事の進め方や職場の働きやすさ、仕事の価値観を細かく聞いている。 

コラムの紹介

ここからは、マイナビキャリアリサーチLabで掲載しているコラムのなかから、仕事の価値観について触れられているものを紹介する。 

以下のコラムでは、Z世代(1996年から2010年ごろに誕生した若者)が就職活動生の時点で抱いていた、仕事や家族、働き方への考え方についてデータをもとに考察している。 

以下のコラムでは、2025年卒の学生を対象とした調査データから、キャリア選択や収入に対する価値観を考察している。

以下は、近年話題となっている価値観、「静かな退職」についてシリーズで考察している。

 以下のコラムでは、年代別、職種別の仕事のやりがいについてまとめている。 

今後も仕事の価値観に関する調査やコラムをアップ次第、更新していく。 

矢部栞
担当者
キャリアリサーチLab編集部
SHIORI YABE

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