2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>

石田 力
調査担当者
キャリアリサーチLab研究員
CHIKARA ISHIDA
  • 就職活動におけるSNSの活用について「活用したくない」が「活用したい」を7年ぶりに上回る詳しくはこちら
  • XとInstagramの少なくともどちらか一方で複数アカウントを持っている割合は、男子が62.4%、女子が82.1%詳しくはこちら
  • 裏垢を持っている割合、男子27.6%、女子37.9%詳しくはこちら
  • 理想とする「将来の自分」像、1位は「愛する人と結婚して子供ができ幸せに暮らす」詳しくはこちら
  • 就職活動における最大の武器とは。文系男子は「サークル活動」、理系は「忍耐力・粘り強さ」詳しくはこちら

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)は、2027年卒業予定の全国の大学生・大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>」の結果を発表しました。

就職活動におけるSNSの活用について

  • 就職活動におけるSNSの活用について「活用したくない」が「活用したい」を7年ぶりに上回る
  • 就職活動においてソーシャルメディア・SNSを活用したくない理由
  • 就職活動におけるソーシャルメディア・SNSの活用方法

就職活動において実名を伴ったソーシャルメディア・SNSをどの程度活用したいか

就職活動において実名を伴ったソーシャルメディア・SNSを、どの程度活用したいか聞いたところ、「活用したくない(あまり+絶対に)」と回答した学生は51.7%で、「活用したい(積極的に+一定の範囲で)」の48.3%を上回った。「活用したくない」が上回るのは20年卒以来7年ぶりとなった。【図1】

就職活動において実名を伴ったソーシャルメディア・SNSをどの程度活用したいか / マイナビ 2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>
【図1】就職活動において実名を伴ったソーシャルメディア・SNSをどの程度活用したいか / マイナビ 2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>

就職活動においてソーシャルメディア・SNSを活用したくない理由

就職活動においてソーシャルメディア・SNSを活用したくない理由で、最も高い割合だったのは「プライベートなものなので見られたくないから(66.3%)」だった。そのほか、「個人情報の管理に不安を感じるから(45.5%)」、「人事担当者に調べられたくないから(44.2%)」も高い割合だった。【図2】

就職活動においてソーシャルメディア・SNSを活用したくない理由 / マイナビ 2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>
【図2】就職活動においてソーシャルメディア・SNSを活用したくない理由 / マイナビ 2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>

就職活動におけるソーシャルメディア・SNSの活用方法

就職活動におけるソーシャルメディア・SNSの活用方法で最も多かったのは「企業ページを閲覧(80.0%)」で、多くの学生が企業からのSNSによる発信に注目しているようだった。2番目に高い割合だったのは「企業の最新情報を手に入れる(44.7%)」だった。【図3】

就職活動におけるソーシャルメディア・SNSの活用方法 / マイナビ 2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>
【図3】就職活動におけるソーシャルメディア・SNSの活用方法 / マイナビ 2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>

就活生のSNS事情とは

  • SNSの利用割合、TikTok、TikTok Liteは男子22.6%、女子38.7%
  • XとInstagramの少なくともどちらか一方で複数アカウントを持っている割合は、男子が62.4%、女子が82.1%
  • 裏垢を持っている割合、男子27.6%、女子37.9%

よく利用するSNS

よく利用するSNSについて聞いたところ、最も割合が高いのはLINEで男子89.8%、女子93.6%だった。Xは男子70.2%、女子71.6%で、Instagramは男子61.2%、女子78.4%だった。TikTok、TikTok Liteは男子22.6%、女子38.7%だった【図6】

よく利用するSNS / マイナビ 2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>
【図6】よく利用するSNS / マイナビ 2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>

XとInstagramの複数アカウント保有状況

XとInstagramについて、それぞれいくつアカウントを持っているか聞き、複数のアカウントを持っている人の割合を調べたところ、両方複数アカウントを持っている割合は男子では26.5%(前年比0.5pt減)、女子では45.8%(前年比4.0pt減)で、女子の方が割合がかなり高かった。

XとInstagramの少なくともどちらか一方で複数アカウントを持っている割合は、男子が62.4%、女子が82.1%で、SNSの複数アカウントの使い分けは一般的なこととなっている。【図7】

XとInstagramの複数アカウント保有状況 / マイナビ 2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>
【図7】XとInstagramの複数アカウント保有状況 / マイナビ 2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>

複数アカウントをどのように使い分けているか

SNSの複数アカウントをどのように使い分けているか聞いたところ、男女とも最も割合が高かったのは「本名と匿名(本垢・裏垢)」(※「垢」はアカウントの意味)で、男子の27.6%、女子の37.9%が本名のアカウントとは別に匿名のアカウント(裏垢)を持っていた。

2番目に割合が高かったのは男女とも「リアルの友人・知人用とSNSのみでつながるため用」で、男子21.5%、女子32.1%だった。【図8】

複数アカウントをどのように使い分けているか / マイナビ 2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>
【図8】複数アカウントをどのように使い分けているか / マイナビ 2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>

就活生はどんな「理想の将来」像を描いているのか

  • 男女とも1位は「愛する人と結婚して子供ができ幸せに暮らす
  • 前回調査(前々年)で男女とも1位だった「一生食べていける安定した仕事を持つ」は、男女とも2位
  • 男子の「新卒で就職した会社で出世して社長・役員になる」が前回調査の半分以下に

理想とする「将来の自分」像

理想とする「将来の自分」を18の選択肢から選んでもらったところ、男女とも1位は「愛する人と結婚して子供ができ幸せに暮らす(男子24.4%、前々年比2.1pt増 / 女子24.5%、前々年比0.6pt増)」だった。前回調査(前々年)で男女とも1位だった「一生食べていける安定した仕事を持つ」は、男女とも2位(男子19.7%、前々年比4.6pt減 / 女子22.6%、前々年比5.3pt減)で、割合が下がった。

また、男女とも4位に入った「家で自分の好きなことだけをして暮らす(男子8.4%、前々年比5.9pt増 / 女子12.0%、前々年比4.8pt増)」は男女ともに大きく割合が増えた。【図4】

理想とする「将来の自分」像 男女別TOP10 / マイナビ 2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>
【図4】理想とする「将来の自分」像 男女別TOP10 / マイナビ 2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>

男子の「理想の自分」像の割合推移

特に男子で特徴的だったのは、前々年4位だった「新卒で就職した会社で出世して社長・役員になる」が前々年の半分以下に減ったことだ(4.7%、前々年比6.7pt減)。

また、男女とも5位に「理想とする「将来の自分」像は存在しない(男子6.4%、前々年比1.7pt減 / 女子7.4%、前々年比2.3pt増)」が入ったが、その割合は、男女とも16年卒の調査開始以来最も高かった。【図5】

男子の「理想の自分」像の割合推移 / マイナビ 2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>
【図5】男子の「理想の自分」像の割合推移 / マイナビ 2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>

就職活動における最大の武器とは

「就職活動における最大の武器」を13個の選択肢から選んでもらったところ、文系男子の1位は「サークル活動・部活動の経験(18.1%)」、文系女子の1位は「コミュニケーション能力(12.8%)」、理系は男女とも「忍耐力・粘り強さ(理系男子 17.1%、理系女子 13.7%)」が1位となった。

理系男子では2016年卒の調査開始以来前年までずっと「学校で学んだ専門知識」が1位だったが、前年より大きく割合を減らし(11.9pt減)初めて1位を明け渡した。文系女子では2位に「笑顔」「サークル活動・部活動の経験」「アルバイト経験」の3つが並んだ。【図9】

就職活動におけるあなたの最大の武器 / マイナビ 2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>
【図9】就職活動におけるあなたの最大の武器 / マイナビ 2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>

調査担当者コメント

2027年卒の就活生は就職活動でSNSを活用したくない学生が優勢だという結果が出ました。ふだんのプライベートの生活で積極的にSNSを活用しているので、就職活動とは分けて考えたいと思っているようです。

また、理想の将来の自分像では、多くが、愛する人と結婚するなど、プライベートが充実している安定した将来像を描いている様子がうかがえました。このように2027年卒の就活生たちはプライベートの生活を大事にしつつ、就職活動に向かっていると言えそうです。

マイナビキャリアリサーチLab研究員 石田力

調査概要

内容

マイナビ 2027年卒 大学生のライフスタイル調査<将来像・就職活動について>

調査期間 2025年11月28日(金)~2025年12月25日(木)
調査対象 2027年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生
調査方法 2025年11月28日時点のマイナビ2027会員の大学生・大学院生にWEB DMを配信。
2025年11月28日に過去のアンケート回答者にWEB DMを配信。
有効回答数 2,151名 [内訳:文系男子304名 理系男子456名 文系女子872名 理系女子519名]

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