- 企業選択のポイントで「安定している」が55.4%で最多。2年連続で5割を超える【詳しくはこちら】
- 「給料が良い」が5年連続の増加で「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社 」を上回る【詳しくはこちら】
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)は「マイナビ 2027年卒大学生就職意識調査」の結果を発表しました。本調査は、学生の就職意識や就職活動全体の動向を把握することを目的に、1979年卒より毎年実施しています。調査結果の概要は以下の通りです。
就職観
- 「楽しく働きたい」が40.2で最多。初の4割超え
- 「収入さえあればよい」は6年連続の増加
就職観について当てはまると思うものを答えてもらったところ、これまでと同様に「楽しく働きたい」が最多で40.2% (前年比2.8pt増)となった。40%を超えるのは、比較可能な数値としてもっとも古い2001年卒の調査以来、初めてとなる。【図1】
【図1】就職観の推移 / マイナビ 2027年卒大学生就職意識調査
一方で「収入さえあればよい」(9.1%)も増加傾向にあり、6年連続で増加し10年前と比べると3倍以上となった。近年の物価上昇や円安の進行、実質賃金の伸び悩みなど、経済の先行きに対する不安が背景となっている可能性もある。
※1:マイナビ2027年卒大学生のライフスタイル調査/2025年11月~12月調査
※2:マイナビ大学生低学年のキャリア意識調査(28・29年卒対象)/2025年12月調査
企業志向
- 中小企業志向が2年連続増加。インターンシップ・仕事体験実施率の上昇が背景か
- 大手企業志向は5割超を維持しつつも2年連続で微減
大手企業志向(「絶対に大手企業がよい」と「自分のやりたい仕事ができるのであれば大手企業がよい」の回答の合計) は50.9% で、前年比0.9pt減で2年連続の減少。中堅・中小企業志向は前年比1.0pt増の44.0%で、2年連続で微増となった。【図2】
【図2】企業志向(大手志向/中堅・中小志向)の推移 / マイナビ 2027年卒大学生就職意識調査
中小企業のインターンシップ・仕事体験実施状況
中小企業はインターンシップ・仕事体験の実施率(実施済もしくは実施予定とする企業の割合)が増加し、従業員数1,000人以上の企業に対し、従業員数300人未満・300~999人の企業の中小規模の企業の方が増え幅が大きかった。
インターンシップ・仕事体験の実施を通して学生に対して自社の魅力を伝える機会を得た中小企業が増えたことで、学生の中小企業志向が増加した可能性がある。【図3】
【図3】27年卒向けインターンシップ・仕事体験実施状況(実施済および実施予定) / マイナビ 2027年卒インターンシップ・キャリア形成活動に関する企業調査
企業選択のポイント
- 「安定している」が55.4%で最多。2年連続で5割を超える
- 「給料が良い」が5年連続の増加で「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社 」を上回る
企業を選択する場合にどのような企業がよいか(あてはまると思う項目を2つまで選択)を聞いたところ、「安定している会社」が55.4% (前年比3.5pt増)で8年連続で最多となり、2年連続で5割を超えた。【図4】
【図4】企業選択のポイント / マイナビ 2026年卒大学生就職意識調査
「給料の良い会社」も5年連続で増加し、前年比1.4pt増の26.6% となり、「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」(25.5%)を上回り、2番目に多い回答となった。
行きたくない会社
- 「ノルマがきつそうな会社」が最多
- 「転勤が多い会社」が6年連続で増加、3年連続で3割を超える
行きたくない会社(あてはまる項目を2つ選択)を聞いたところ、「ノルマのきつそうな会社」が前年に続き最多で39.2%(前年比1.0pt増)であった。2番目に回答が多い「転勤の多い会社」は33.3% (前年比2.3pt増)と今年も3割を超え、6年連続での増加となった。【図5】
【図5】行きたくない会社 / マイナビ 2026年卒大学生就職意識調査
結婚後の仕事に関してどのように考えているか
「転勤の多い会社」が増加している背景の1つとして、近年の学生の共働き志向の高さが考えられる。「マイナビ 結婚観・子どもに対する意識調査」によれば、結婚後の仕事に関して、どのように考えているか聞いたところ、「共働き希望(共働きが望ましい)」の割合は、男子68.1%(前年比0.6pt増)、女子74.3%(前年比3.6pt減)で、男子は2016年卒の調査開始以来、過去最高を更新した。また、男女の割合の差は6.2ptで、これは2016年卒の調査開始以来、最も小さい値だった。【図6】
【図6】結婚後の仕事に関してどのように考えているか / マイナビ 結婚観・子どもに対する意識調査
ライフスタイルの変化、特に結婚後の仕事のあり方に関する考え方の変化に伴い、転勤により勤務地が頻繁に変更になることに対して抵抗を感じている学生が多いと考えられる。
調査概要
| 内容 |
マイナビ 2027年卒大学生就職意識調査 |
| 調査期間 |
2025年10月1日~2026年3月23日
|
| 調査対象 |
2027年3月卒業見込みの全国大学3年生、大学院1年生(調査開始時点) |
| 調査方法 |
WEB入力フォームによる回収 |
| 有効回答数 |
37,160名 |
| 有効回答数内訳 |
文系男子 |
文系女子 |
理系男子 |
理系女子 |
総計 |
| 人数 |
12,402 |
15,406 |
6,037 |
3,315 |
37,160 |
レポート内目次
- 「就職観」に最も近いもの
- 「大手企業志向」か「中堅・中小企業志向」か
- 企業選択をする場合、どのような企業がよいと思うか
- 行きたくない会社があるとしたら、次のどのような会社か
- 就職希望度
- 就職しなかった場合の進路
- 最も志望している業種
- 最も志望している職種
- 海外勤務志向について最も近いもの
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