- 内々定率は70.9%、前年同月から0.9pt増加。3月末からは12.2pt増【詳しくはこちら】
- 文系は前年同月比0.3pt減の64.8%、理系は前年同月比2.4pt増の80.3%【詳しくはこちら】
- 活動継続率は61.9%と、前年同月より0.7pt増加【詳しくはこちら】
- 文系の活動継続率は71.8%で、まだ7割を超える学生が活動継続中【詳しくはこちら】
- 現在入社意思の最も高い企業のインターンシップ等に参加した割合が増加【詳しくはこちら】
- 就職活動に対し不安がある割合が前年より増加【詳しくはこちら】
- 入社意志の低い企業に対して辞退の意思は多くの学生がまだ伝えきれていない状況【詳しくはこちら】
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)は、2027年卒業予定の全国の大学生・大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査4月<就職活動・進路決定>」の結果を発表しました。
内々定率と活動継続率
- 内々定率は70.9%、前年同月から0.9pt増加。3月末からは12.2pt増
- 文系は前年同月比0.3pt減の64.8%、理系は前年同月比2.4pt増の80.3%
- 活動継続率は61.9%と、前年同月より0.7pt増加
- 文系の活動継続率は71.8%で、まだ7割を超える学生が活動継続中
内々定率の推移
4月末の内々定保有率は前年同月から0.9pt増加の70.9%だった。3月1日時点、3月末時点では前年より高い状況だったが、4月末時点になって前年並みの状況となっている。3月末時点からは12.2ptの増加となっている。【図1】
【図1】全体の内々定率の推移 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査4月<就職活動・進路決定>
前々年(64.3%)から前年(70.0%)は5.7ptの増加だったが、今年は0.9ptの増加とほぼ前年並みにとどまった。【図2】
【図2】全体の内々定率、3月末からの推移 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査4月<就職活動・進路決定>
【文理別】4月末内々定率
文理別では、文系は前年同月比0.3pt減の64.8%、理系は前年同月比2.4pt増の80.3%で、文系は前年よりやや低い割合となった。【図3】
【図3】4月末内々定率(文理別) / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査4月<就職活動・進路決定>
活動継続率の推移
一方、内々定を持ちながら活動を継続する学生の割合は全体の32.8%で前年同月より1.6pt増加し、未内々定学生と合わせた活動継続率は61.9%と、前年同月より0.7pt増加した。まだ6割を超える学生が活動中という状況だ。【図4】
【図4】4月末活動継続率の推移 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査4月<就職活動・進路決定>
【文理別】4月末活動継続率
文理別にみると、文系の活動継続率は71.8%で、まだ7割を超える学生が活動継続中であるのに対し、理系の活動継続率は46.6%で、半数以上がすでに活動を終えた状況となっている。【図5】
【図5】4月末活動継続率(文理別) / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査4月<就職活動・進路決定>
現在入社意思の最も高い企業のインターンシップ等のキャリア形成プログラムについて
- 現在入社意思の最も高い企業のインターンシップ等に参加した割合が増加
- インターンシップ等の種類では「オープン・カンパニー&キャリア教育等」が58.0%で最も高い割合
現在入社意思の最も高い企業のインターンシップ等に参加したか
内々定保有者に現在入社意思の最も高い企業のインターンシップ等のキャリア形成プログラムに参加したか聞いたところ、参加していた内々定保有者は74.9%で4人中3人が参加していた。この割合は前年同月は62.7%だったため大きく増えている(12.2pt増)。【図6】
【図6】現在入社意思の最も高い企業のインターンシップ等に参加したか / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査4月<就職活動・進路決定>
現在入社意思の最も高い企業の参加したインターンシップ等の種類
また、参加したインターンシップ等のキャリア形成プログラムの種類では「オープン・カンパニー&キャリア教育等」が58.0%で最も高い割合だった。【図7】
【図7】現在入社意思の最も高い企業の参加したインターンシップ等の種類 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査4月<就職活動・進路決定>
就職活動に対し不安があるか
- 就職活動に対し不安がある割合が前年より増加
- 不安の内容は「志望企業から内々定がもらえるかどうか」
就職活動に対し不安はあるか(内々定状況別)
内々定状況別に就職活動に対し不安があるかを聞くと、不安があると回答した割合は未内々定者の84.7%(前年同月比2.9pt増)、内々定保有活動継続者の67.1%(前年同月比4.8pt増)でいずれも前年同月より増加した。【図8】
【図8】就職活動に対し不安はあるか・内々定状況別/ マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査4月<就職活動・進路決定>
不安の内容(内々定状況別)
就職活動に対して持っている不安の内容では、未内々定者は「1つでも内々定をもらえるかどうか(75.4%)」が最多で、内々定保有者は「志望企業から内々定をもらえるかどうか(52.2%)」が最多だった。また、「対面の面接でうまく話せるか」が不安だという学生も多かった。【図9】
【図9】不安の内容・内々定状況別 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査4月<就職活動・進路決定>
入社意思の低い企業に対して、辞退の意思を伝えたか
- 辞退の意思は多くの学生がまだ伝えきれていない状況
- 内々定率は高いがまだ重要な選考が残っている状況
入社意思の低い企業に対して、辞退の意思を伝えたか
内々定保有者に入社意志の低い企業に対して辞退の意思を伝えたかを聞くと、「一部の企業にのみ伝えた」が18.2%、「まだ伝えていない」が25.9%と多くの学生がまだ伝えきれていない状況だった。【図10】
【図10】入社意思の低い企業に対して、辞退の意思を伝えたか / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査4月<就職活動・進路決定>
どのようなタイミングで内々定先に辞退の意思を伝える予定か
どのようなタイミングで内々定先に辞退の意思を伝える予定か聞いたところ「志望度の高い企業の選考結果が出たら(44.0%)」が最も高い割合だった。【図11】
【図11】どのようなタイミングで内々定先に辞退の意思を伝える予定か / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査4月<就職活動・進路決定>
辞退の意思を伝えていない理由
また、辞退の意思を伝えていない理由では「志望度の高い企業の選考がまだ終わっていないから」が44.0%で最も高かった。これらの結果から、内々定率は高いがまだ重要な選考が残っている状況がうかがえる。【図12】
【図12】辞退の意思を伝えていない理由 / マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査4月<就職活動・進路決定>
調査担当者コメント
2027年卒の4月末の内々定率は70.9%で前年同月よりやや増加しましたが、文系学生については前年同月よりわずかに減少しました。また、活動継続率は61.9%で前年同月より増加しており、まだ6割を超える学生が活動中という状況です。
内々定保有者も辞退の意思を伝える段階になっていない人がかなりおり、志望度の高い企業の選考はこれからという人もまだ多いようです。これから梅雨に入り、天候が不順になっていきますが、体調に気を付けて活動を続けていただきたいと思います。
マイナビキャリアリサーチLab研究員 石田力
調査概要
| 内容 |
マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査4月<就職活動・進路決定>
|
| 調査期間 |
2026年4月25日(土)~2026年4月30日(木) |
| 調査対象 |
2027年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生 |
| 調査方法 |
マイナビ2027会員(退会者含む)にWEB DMを配信し、インターネットアンケートより回収 |
| 有効回答数 |
1,258名 |
詳しくは「PDFデータをダウンロードする」をご覧ください