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2022年卒大学生就職意識調査

企業選択のポイントは「安定している」が42.8%。コロナ禍の影響か、2001年卒以降過去最高に。

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、「マイナビ 2022年卒大学生就職意識調査」を発表しました。本調査は、学生の就職意識や就職活動全体の動向を把握することを目的に、1979年卒より毎年実施しています。調査結果の概要は以下の通りです。

調査概要

内容 マイナビ 2022年卒大学生就職意識調査
調査期間 2020年12月1日~2021年3月20日
調査対象 2022年3月卒業見込みの全国大学3年生、大学院1年生(調査開始時点)
調査方法 WEB入力フォームによる回収
有効回答数 41,731名

TOPICS

2022年卒学生の就職観は「楽しく働きたい」が最多で34.8%。前年からの増加幅が大きいのは「人のためになる仕事をしたい」

就職観はこれまでと同様に「楽しく働きたい」が最多で34.8%(対前年1.0pt減)となった。また、前年からの変化が最も大きいのは「人のためになる仕事をしたい」で15.2%(対前年1.5pt増)だった。ここ十数年間、上位3項目(「楽しく働きたい」「個人の生活と仕事を両立させたい」「人のためになる仕事をしたい」)は同じで、大きな傾向は変わっていない。

しかし、項目ごとの増減をみると、2009年卒~2013年卒の間に見られたように、経済状況の悪化や大きな災害等が起こった際には「楽しく働きたい」が減少して、「人のためになる仕事をしたい」が増加していた。

現在、私たちの生活に大きな影響を及ぼしている新型コロナウイルス感染症に注目すると、日常生活に具体的な影響が出始めたのは2021年卒の調査期間中(2019年12月1日~2020年3月20日)であったが、2020年卒から2022年卒の3か年で変化を見ると(2020年卒と2022年卒で比較)、「楽しく働きたい」は)3.8pt減少し、「人のためになる仕事をしたい」は3.1pt増加しており、小さいながらも「就職観」に影響を及ぼしている様子がうかがえる。

就活観の推移(大学生の就職意識調査)
【図1】

企業選択のポイントは「安定している」が前年から4.5pt増加して42.8%、2001年卒調査以降で最も高い割合に

企業を選択する場合にどのような企業がよいか(あてはまると思う項目を2つまで選択)を聞いたところ、「安定している」が42.8%(対前年4.5pt増)と最多となった。次いで、「自分のやりたい仕事(職種)ができる」が34.6%(対前年1.3pt減)、「給料のよい」が17.5%(対前年2.3pt減)となり、トップ3の項目は前年と同じ内容となった。

しかし、「安定している」が上昇した一方で、「自分のやりたい仕事(職種)ができる」「給料のよい」がいずれも減少しており、新型コロナウイルス感染症の影響による依然として不透明な経済情勢を反映して、少しでも安定した未来を見通せる選択をしたいとする思いがうかがえる結果となった。

企業選択のポイント(大学生就職意識調査)
【図2】

【企業志向×「企業選びのポイント」】
企業志向(大手企業/中小企業/その他(公務員・Uターン)/起業)区分別に、「企業を選択する場合にどのような企業がよいか(あてはまると思う項目を2つまで選択)を調べると、以下のグラフのようになった。
<企業志向については【図4】グラフを参照>

企業志向×企業選びのポイント
【図3】

全体で最も割合の高い「安定している」については、『大手企業』『その他(公務員・Uターン)』志望者の回答が全体平均よりも高かった。また、次に回答割合の高い「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」については全体よりも高いのは『大手企業』志望者となり、その傾向は次の「給料のよい会社」でも同じように見られた。一方、「福利厚生のよい」「休日、休暇の多い」「転勤のない」「一生続けられる」といった条件面や変化の少なさを示す項目では大手企業志望者の割合は低い。
「大手志向=安定志向」と同義で語られることも多いが、以上のことより、決して変化を嫌っているのではなく、自分のやりたい仕事や得たい給料のために、大手企業を選ぼうとする学生の様子がうかがえる。
また中小企業志望者では「働きがいのある」「社風が良い」の回答割合が全体より高くなっており、それぞれの企業がもつ個性を見て企業選びをしているようだ。

(参考)企業志向の経年変化(大手企業か中小企業か)

企業志向(大手志向と中堅・中小志向)(大学生就職意識調査)
【図4】

学生が行きたくない会社は「ノルマのきつそうな会社」が最多、前年からの増加幅が大きいのは「転勤の多い会社」

行きたくない会社を聞いたところ、「ノルマのきつそうな会社」が前年に続き最多で35.8%(前年比1.3pt増)、次いで「暗い雰囲気の会社」で28.9%(前年比0.6pt減)で、上位2項目は2008年卒以来、変わらなかった。2022年卒で増加したのは「転勤の多い会社」で、前年から2.2pt増の24.9%だった。コロナ禍の影響でリモートワーク等、働く場所を自分で選択するような価値観が社会に広がりつつあるが、学生の志向にもその影響が及んでいるとみられる。

行きたい会社(大学生就職意識調査)
【図5】

有効回答数内訳 文系男子 文系女子 理系男子 理系女子 総計
人数 12,798 17,512 6,646 4,775 41,731


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