2023年11月度 中途採用・転職活動の定点調査
- 企業の46.0%が現在もリモートワークを実施。実施理由として「採用で優秀な人材を獲得するため」は47.2%
株式会社マイナビは、全国の企業・個人を対象に実施した、「中途採用・転職活動の定点調査」の結果を発表した。調査の詳細はページ末尾に記載している。
トピックス
- 前月に中途採用活動を行った企業は46.0%と、前月比・前年同月比ともに増加。実施率が最も高い業種は「IT・通信・インターネット」で52.3%。
- 自社で現在もリモートワークを行っている企業の合計は46.0%、規模が大きくなるにつれて割合は増加し、授業員301名以上の大企業では66.9%に上る。
- 正社員で、リモートワークによって「楽になった」が最も高いのは「個人業務の進めやすさ」、反対に「難しくなった」のは「部下のマネジメント」
調査詳細
11月の中途採用活動状況
- 11月に中途採用活動を行った企業は46.0%と、前月比・前年同月比ともに増加。
- 実施率が最も高い業種は「IT・通信・インターネット」で52.3%。
23年11月に中途採用活動を行った企業は全体で40.0%。前月比-0.5pt、前年同月比-0.3ptと減少した。【図1】
中途採用活動率の高い業種は、「IT・通信・インターネット(52.3%)」が最も高く、「医療・福祉・介護(49.0%)」、「運輸・交通・物流・倉庫(46.5%)」と続いた。【表1】
リモートワークの実施状況
- 自社で現在もリモートワークを行っている企業の合計は46.0%
- 規模が大きくなるにつれて割合は増加し、授業員301名以上の大企業では66.9%に上る。
リモートワークを現在でも行っている企業の割合の合計は46.0%、従業員規模が大きくなるほど実施率は増加していた。【図2】
- 正社員で、リモートワークによって「楽になった」が最も高いのは「個人業務の進めやすさ」、反対に「難しくなった」のは「部下のマネジメント」。
リモートワーク経験のある正社員従業者に対して、リモートワークによって就業上のどのような変化があったかを聞いたところ、「楽になった」が最も高いのは「個人業務の進めやすさ」、反対に「難しくなった」のは「部下のマネジメント」であった。【図3】
調査概要
内容 | 中途採用・転職活動の定点調査 |
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調査期間 | <企業調査>:2023年12月1日~6日 <個人調査>:2023年12月1日~6日 |
調査対象 | <企業調査> ・スクリーニング調査:従業員数3名以上の企業に所属している全国の経営者・役員または会社員で、中途採用業務を担当している人 ・本調査:上記のうち、前月採用活動を行った人、今後3か月で採用活動を行う予定の人 <個人調査> ・スクリーニング調査:従業員数3名以上の企業に所属している全国の20-50代の正社員 ・本調査:上記のうち、前月転職活動を行った人、今後3か月で転職活動を行う予定の人(3か月以内に中途入社した人を除く) |
調査方法 | 外部パネルによるインターネット調査 |
有効回答数 | <企業調査> スクリーニング調査:2,365名 本調査:847名 <個人調査> スクリーニング調査:24,196名 本調査:1,376名 |
レポート内目次
【TOPICS】
・企業・正社員の動向概要
【企業調査】
・中途採用活動を行った企業の動向
・今後3か月以内に中途採用活動を行う企業の動向
・中途採用活動を行わず、今後も予定のない企業の動向
・中途入社者がいた企業の動向
・リモートワークについて
【個人調査】
・転職活動を行った正社員の動向
・今後3か月以内に転職活動を行う正社員の動向
・転職活動を行わず、今後も予定のない正社員の動向
・中途入社した正社員の動向
・リモートワークについて
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