マイナビ キャリアリサーチLab

2022年5月度
中途採用・転職活動の定点調査

企業の中途採用活動実施率、正社員の転職活動実施率はともに前月比で減少

◆ 調査概要

内容 中途採用・転職活動の定点調査
調査期間 <企業調査>:2022年6月1日~2日
<個人調査>:2022年6月1日~3日
調査対象  <企業調査>
・スクリーニング調査:従業員数3名以上の企業に所属している全国の経営者・役員または会社員で、中途採用業務を担当している人
・本調査:上記のうち、前月採用活動を行った人、今後3か月で採用活動を行う予定の人
<個人調査>
・スクリーニング調査:従業員数3名以上の企業に所属している全国の20-50代の正社員
・本調査:上記のうち、前月転職活動を行った人、今後3か月で転職活動を行う予定の人(3か月以内に中途入社した人を除く)
調査方法 外部パネルによるインターネット調査
有効回答数 <企業調査>
スクリーニング調査:2,761名 本調査:855名
<個人調査>
スクリーニング調査:22,801名 本調査:1,361名

◆ TOPICS

  • 5月の企業の中途採用活動実施率、業種別では「医療・福祉・介護」がトップ。次いで「IT・通信・インターネット」となった。
  • 5月の正社員の転職活動実施率は前月比で減少、応募した業種は「メーカー」が最も高く、次いで「IT・通信・インターネット」、「不動産・建設・設備・住宅」となった。
  • 企業が最も力を入れて募集した職種は「営業」が最も高く30.0%、正社員が応募した職種は「管理・事務」が最も高く31.8%。
  • 企業の採用活動時の悩みは「応募が集まらない」、正社員の転職活動時の悩みは「希望した条件の求人がなかった」がトップ。
  • 企業が今後採用する想定の人材は「現場で即戦力となってくれる人材」、正社員が応募したいのは「給与が良い」企業がトップ。

◆ 調査詳細

5月の企業の中途採用活動実施率、業種別では「医療・福祉・介護」がトップ。次いで「IT・通信・インターネット」となった。

・5月の企業の中途採用活動実施率は37.8%(前月比:3.0pt減)。【図1_1】
・業種別の実施率では、「医療・福祉・介護」が最も高く51.9%。次いで「IT・通信・インターネット」が48.7%、「環境・エネルギー」が47.2%となった。【図2】
・中途採用活動を実施した理由は、「退職者・休職者の補填」が最も高く49.2%、次いで「組織の存続と強化」が45.2%となった。【図3】

【図1】 企業の中途採用実施率・正社員の転職活動実施率

企業の中途採用実施率・正社員の転職活動実施率/2022年5月度中途採用・転職活動の定点調査

【図2】 業種別 企業の中途採用活動実施率

業種別・企業の中途採用活動実施率/2022年5月度中途採用・転職活動の定点調査

【図3】 企業の中途採用活動実施理由・上位(複数回答)

企業の中途採用活動実施理由・上位(複数回答)/2022年5月度中途採用・転職活動の定点調査

5月の正社員の転職活動実施率は前月比で減少、応募した業種は「メーカー」が最も高く、次いで「IT・通信・インターネット」、「不動産・建設・設備・住宅」となった。

・5月の正社員の転職活動実施率は4.1%(前月比:0.3pt減)。【図1】
・転職活動実施者が応募した業種は、「メーカー」が最も高く26.6%、次いで「IT・通信・インターネット」が24.9%、「不動産・建設・設備・住宅」が12.9%となった。【図4】
・転職活動を実施した理由は、「給与を高くしたい」が最も高く56.2%、次いで「将来性のある会社、業界で働きたい」が37.6%となった。【図5】

【図4】応募した職種(複数回答)

応募した職種/2022年5月度中途採用・転職活動の定点調査

【図5】正社員の転職活動実施理由・上位(複数回答)

正社員の転職活動実施理由・上位(複数回答)/2022年5月度中途採用・転職活動の定点調査

企業が最も力を入れて募集した職種は「営業」が最も高く30.0%、正社員が応募した職種は「管理・事務」が最も高く31.8%。

・企業が5月の採用活動で最も力を入れて募集した職種は「営業」が最も高く30.0%、次いで「ITエンジニア」が9.7%、「医療・福祉」が9.0%となった。【図6】
・ 正社員が5月の転職活動で応募した職種は「管理・事務」が最も高く31.8%、次いで「ITエンジニア」が14.0%、「営業」が13.6%となった。【図7】

【図6】企業が最も力を入れて募集した職種(単一回答)上位

【図7】正社員転職活動者が応募した職種(複数回答)上位

企業の採用活動時の悩みは「応募が集まらない」、正社員の転職活動時の悩みは「希望した条件の求人がなかった」がトップ。


・企業の採用活動時の悩みトップは「応募が集まらない」で29.7%、次いで「応募者の質が良くない」「募集費用が高すぎる」となった。【図7】
・ 転職活動時の最も当てはまる悩みは「希望した条件の求人がなかった」が20.5%と最も高く、次いで「自分に何が向いているかわからなかった」が12.1%となった。 【図8】

【図8】企業の採用活動時の悩み(単一回答)上位

企業の採用活動時の悩み(単一回答)/2022年5月度中途採用・転職活動の定点調査

【図9】正社員の転職活動時の悩み(単一回答)上位

正社員の転職活動時の悩み(単一回答)/2022年5月度中途採用・転職活動の定点調査

企業が今後採用する想定の人材は「現場で即戦力となってくれる人材」、正社員が応募したいのは「給与が良い」企業がトップ。

・今後3か月以内に採用活動を実施予定の企業が採用する想定の人材として最も高かったのが「現場で即戦力となってくれる人材」で32.7%、次いで「若手人材層(20-30代)」が25.2%となった。【図10】
・今後3か月以内に転職活動を実施予定の正社員が応募したい企業で最も高かったのは「給与が良い」で25.4%、次いで「休日や残業時間が適性、生活にゆとりができる」が13.1%となった。【図11】

【図10】今後採用活動実施予定の企業が採用する想定の人材(単一回答)上位

今後採用活動実施予定の企業が採用する想定の人材(単一回答)/2022年5月度中途採用・転職活動の定点調査

【図11】今後転職活動実施予定の正社員が応募したい企業(単一回答)上位

◆ INDEX

【TOPICS】
・企業・正社員の動向概要
【企業調査】
・中途採用活動を行った企業の動向
・今後3か月以内に中途採用活動を行う企業の動向
・中途採用活動を行わず、今後も予定のない企業の動向
・中途入社者がいた企業の動向
【個人調査】
・転職活動を行った正社員の動向
・今後3か月以内に転職活動を行う正社員の動向
・転職活動を行わず、今後も予定のない正社員の動向
・中途入社した正社員の動向

詳しくはPDFデータをご覧ください

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