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2023年7月度 中途採用・転職活動の定点調査

夏の賞与を少ないと感じる人の合計は57.8%。
理由は「物価上昇に見合っていないと感じるから」が最も高い。

◆ 調査概要

内容 中途採用・転職活動の定点調査
調査期間 <企業調査>:2023年8月1日~7日
<個人調査>:2023年8月1日~7日
調査対象  <企業調査>
・スクリーニング調査:従業員数3名以上の企業に所属している全国の経営者・役員または会社員で、中途採用業務を担当している人
・本調査:上記のうち、前月採用活動を行った人、今後3か月で採用活動を行う予定の人
<個人調査>
・スクリーニング調査:従業員数3名以上の企業に所属している全国の20-50代の正社員
・本調査:上記のうち、前月転職活動を行った人、今後3か月で転職活動を行う予定の人(3か月以内に中途入社した人を除く)
調査方法 外部パネルによるインターネット調査
有効回答数 <企業調査>
スクリーニング調査:2,371名 本調査:870名
<個人調査>
スクリーニング調査:23,241名 本調査:1,367名

◆ TOPICS

  • 中途採用活動実施率は41.7%で前年同月比+2.7ptと増加。実施理由は「退職者・休職者(産休・育休含む)の補填(50.2%)」が半数以上。
  • 正社員の今後3か月以内の転職活動実施予定率は15.5%。理由は「給与を高くしたい(50.6%)」が半数以上。
  • 正社員で今年の夏の賞与を少ないと感じる人の合計は57.8%。理由は「物価上昇に見合っていないと感じるから(52.1%)」が半数以上。

◆ 調査詳細

中途採用活動実施率は41.7%で前年同月比+2.7ptと増加。実施理由は「退職者・休職者(産休・育休含む)の補填(50.2%)」が半数以上。

23年7月に中途採用活動を実施した企業は全体で41.7%と前年同月比+2.7ptと増加した【図1】。中途採用活動を実施した理由は、「退職者・休職者の補填」が最も高く50.2%、次いで「年齢など人員構成の適正化」42.9%、「組織の存続と強化」40.2%となった。【図2】

【図1】企業が中途採用活動を行った割合 / マイナビ中途採用・転職活動定点調査(2023年7月)
【図2】転職活動理由の上位5項目 / マイナビ中途採用・転職活動定点調査(2023年7月)

正社員の今後3か月以内の転職活動実施予定率は15.5%。理由は「給与を高くしたい(50.6%)」が半数以上。

正社員の今後3か月以内の転職活動実施予定率は15.5%(前月比:0.7pt減、前年同月比:0.6pt増)であった【図3】。転職活動を実施する理由は「給与を高くしたい」が最も高く50.6%、次いで「将来性のある会社・業界で働きたい」が32.2%となった。【図4】

【図3】正社員の今後3ヶ月以内転職活動意向 / マイナビ中途採用・転職活動定点調査(2023年7月)
【図4】転職活動意向理由の上位5項目 / マイナビ中途採用・転職活動定点調査(2023年7月)

正社員で今年の夏の賞与を少ないと感じる人の合計は57.8%。理由は「物価上昇に見合っていないと感じるから(52.1%)」が半数以上。

夏季賞与額についての自身の考えは「少ないと感じる」「どちらかというと少ないと感じる」が57.8%と過半数。年代を経るごとに割合が高くなる【図5】。賞与が少ないと感じる理由は「物価上昇に見合っていないと感じるから」(52.1%)「仕事内容・量に見合っていないと感じるから」(51.9%)のふたつが過半数となっている【図6】。

【図5】正社員の年代別賞与に関する考え / マイナビ中途採用・転職活動定点調査(2023年7月)
【図6】賞与を少ないと感じる理由 / マイナビ中途採用・転職活動定点調査(2023年7月)

◆ INDEX

【TOPICS】
・企業・正社員の動向概要
【企業調査】
・中途採用活動を行った企業の動向
・今後3か月以内に中途採用活動を行う企業の動向
・中途採用活動を行わず、今後も予定のない企業の動向
・中途入社者がいた企業の動向
【個人調査】
・転職活動を行った正社員の動向
・今後3か月以内に転職活動を行う正社員の動向
・転職活動を行わず、今後も予定のない正社員の動向
・中途入社した正社員の動向

詳しくはPDFデータをご覧ください

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