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2023年2月度
中途採用・転職活動の定点調査

今後企業が積極的に取り組んで行きたい・正社員が企業に改善してほしいと思う人的資本分野は「育成分野」がトップ。

◆ 調査概要

内容 中途採用・転職活動の定点調査
調査期間 <企業調査>:2023年3月13日~14日
<個人調査>:2023年3月13日~15日
調査対象  <企業調査>
・スクリーニング調査:従業員数3名以上の企業に所属している全国の経営者・役員または会社員で、中途採用業務を担当している人
・本調査:上記のうち、前月採用活動を行った人、今後3か月で採用活動を行う予定の人
<個人調査>
・スクリーニング調査:従業員数3名以上の企業に所属している全国の20-50代の正社員
・本調査:上記のうち、前月転職活動を行った人、今後3か月で転職活動を行う予定の人(3か月以内に中途入社した人を除く)
調査方法 外部パネルによるインターネット調査
有効回答数 <企業調査>
スクリーニング調査:2,442名 本調査:837名
<個人調査>
スクリーニング調査:23,542名 本調査:1,368名

目次

◆ TOPICS

  • 2月の企業の中途採用活動実施率は前月比・前年同月比で増加。業種別では「レジャー」がトップ。
  • 2月の正社員の転職活動実施率は前月比・前年同月比で減少。応募した業種は「メーカー」が最も高く、次いで「IT・通信・インターネット」、「医療・福祉・介護」となった。
  • 企業が最も力を入れて募集した職種は「営業」が最も高く25.9%、正社員が応募した職種は「管理・事務」が最も高く26.2%
  • 企業の採用活動時の悩みは「応募が集まらない」、正社員の転職活動時の悩みは「希望した条件の求人がなかった」がトップ。
  • 人的資本の情報開示の義務化は採用活動・転職活動に「プラスに影響すると思う」が多く、企業・正社員ともにポジティブな印象。

◆ 調査詳細

月の企業の中途採用活動実施率は前月比・前年同月比で増加。
業種別では「レジャー」がトップ。

・2月の企業の中途採用活動実施率は42.3%(前月比:2.9pt増、前年同月比:3.7pt増)。【図1】
・業種別の実施率では、「レジャー」が最も高く55.3%。次いで「医療・福祉・介護」が55.2%、「IT・通信・インターネット」が53.1%となった。【図2】
・中途採用活動を実施した理由は、「退職者・休職者の補填」が最も高く48.3%、次いで「組織の存続と強化」42.2%、「年齢など人員構成の適正化」39.5%となった。【図3】

【図1】 企業の中途採用実施率

企業の中途採用実施率/マイナビ「2023年2月中途採用・転職活動の定点調査」

【図2】 業種別 企業の中途採用活動実施率

業種別企業の中途採用実施率/マイナビ「2023年2月中途採用・転職活動の定点調査」

【図3】 企業の中途採用活動実施理由・上位(複数回答)

企業の中途採用活動理由/マイナビ「2023年2月中途採用・転職活動の定点調査」

2月の正社員の転職活動実施率は前月比・前年同月比で減少。応募した業種は「メーカー」が最も高く、次いで「IT・通信・インターネット」、「医療・福祉・介護」となった。

・2月の正社員の転職活動実施率は3.9%(前月比:0.5pt減、前年同月比:0.7pt減)。【図1】
・転職活動実施者が応募した業種は、「メーカー」が最も高く24.0%、次いで「IT・通信・インターネット」が20.5%、「医療・福祉・介護」が14.6%となった。【図4】
・転職活動を実施した理由は、「給与を高くしたい」が最も高く55.5%、次いで「仕事内容を変えたい」が38.0%となった。【図5】

【図4】正社員の転職活動実施率

正社員の転職活動実施率/マイナビ「2023年2月中途採用・転職活動の定点調査」

【図5】応募した業種(複数回答)

応募した業種/マイナビ「2023年2月中途採用・転職活動の定点調査」

【図6】正社員の転職活動実施理由・上位(複数回答)

正社員の転職活動実施理由/マイナビ「2023年2月中途採用・転職活動の定点調査」

企業が最も力を入れて募集した職種は「営業」が最も高く25.9%、正社員が応募した職種は「管理・事務」が最も高く26.2%

・企業が2月の採用活動で最も力を入れて募集した職種は「営業」が最も高く25.9%、次いで「管理・事務」が10.3%、「医療・福祉」が10.2%となった。【図7】
・ 正社員が2月の転職活動で応募した職種は「管理・事務」が最も高く26.2%、次いで「営業」が14.6%、「企画・経営」が11.5%となった。【図8】

【図7】企業が最も力を入れて募集した職種(単一回答)上位

企業が最も力を入れて募集した職種/マイナビ「2023年2月中途採用・転職活動の定点調査」

【図8】正社員転職活動者が応募した職種(複数回答)上位

正社員が応募した職種/マイナビ「2023年2月中途採用・転職活動の定点調査」

企業の採用活動時の悩みは「応募が集まらない」、正社員の転職活動時の悩みは「希望した条件の求人がなかった」がトップ。


・企業の採用活動時の悩みトップは「応募が集まらない」で33.6%、次いで「応募者の質が良くない」で14.8%となった。【図9】
・ 転職活動時の最も当てはまる悩みは「希望した条件の求人がなかった」が19.3%と最も高く、次いで「情報収集の時間が十分に取れなかった」が11.1%となった。 【図10】

【図9】企業の採用活動時の悩み(単一回答)上位

企業の採用活動時の悩み/マイナビ「2023年2月中途採用・転職活動の定点調査」

【図10】正社員の転職活動時の悩み(単一回答)上位

正社員の転職活動時の悩み/マイナビ「2023年2月中途採用・転職活動の定点調査」

人的資本の情報開示の義務化は採用活動・転職活動に「プラスに影響すると思う」が多く、企業・正社員ともにポジティブな印象。

・人的資本の情報開示の義務化が採用に「プラスに影響すると思う」と回答した企業は全体で46.8%。301名以上では56.5%となった。【図11】
・採用活動にプラスに影響すると思う人的資本の情報開示分野は、「育成分野」が最も高く8割を超えた。【図12】
・人的資本の情報開示の義務化が転職活動に「プラスに影響すると思う」と回答した正社員は全体で52.7%。【図13】
・転職活動にプラスに影響すると思う人的資本の情報開示分野は「育成分野」が最も高く73.5%、次いで「流動性分野」が43.6%、「エンゲージメント分野」が40.4%となった。年代別で見ると、20代で「育成分野」が高めの傾向が見られる。【図14】

【図11】人的資本の情報開示の義務化が採用に影響すると思うか

人的資本の情報開示の義務化が採用に影響すると思うか/マイナビ「2023年2月中途採用・転職活動の定点調査」

【図12】採用活動にプラスに影響すると思う人的資本の情報開示分野(複数回答)

採用活動にプラスに影響すると思う人的資本の情報開示分野/マイナビ「2023年2月中途採用・転職活動の定点調査」

【図13】人的資本の情報開示の義務化が転職活動に影響すると思うか

人的資本の情報開示分野が転職に影響すると思うか/マイナビ「2023年2月中途採用・転職活動の定点調査」

【図14】転職活動にプラスに影響すると思う人的資本の情報開示分野(複数回答)

転職活動にプラスに影響すると思う人的資本の情報開示分野/マイナビ「2023年2月中途採用・転職活動の定点調査」

◆ INDEX

【TOPICS】
・企業・正社員の動向概要
【企業調査】
・中途採用活動を行った企業の動向
・今後3か月以内に中途採用活動を行う企業の動向
・中途採用活動を行わず、今後も予定のない企業の動向
・中途入社者がいた企業の動向
【個人調査】
・転職活動を行った正社員の動向
・今後3か月以内に転職活動を行う正社員の動向
・転職活動を行わず、今後も予定のない正社員の動向
・中途入社した正社員の動向

詳しくはPDFデータをご覧ください

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