2023年10月度 中途採用・転職活動の定点調査
リスキリングを積極的に実施している企業に対して「応募意欲が高まる」と答えた割合は81.5% 。
興味のある分野・テーマは「データ分析」「語学」「PCソフトスキル」
◆ 調査概要
内容 | 中途採用・転職活動の定点調査 |
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調査期間 | <企業調査>:2023年11月1日~6日 <個人調査>:2023年11月1日~6日 |
調査対象 | <企業調査> ・スクリーニング調査:従業員数3名以上の企業に所属している全国の経営者・役員または会社員で、中途採用業務を担当している人 ・本調査:上記のうち、前月採用活動を行った人、今後3か月で採用活動を行う予定の人 <個人調査> ・スクリーニング調査:従業員数3名以上の企業に所属している全国の20-50代の正社員 ・本調査:上記のうち、前月転職活動を行った人、今後3か月で転職活動を行う予定の人(3か月以内に中途入社した人を除く) |
調査方法 | 外部パネルによるインターネット調査 |
有効回答数 | <企業調査> スクリーニング調査:2,395名 本調査:847名 <個人調査> スクリーニング調査:21,153名 本調査:1,318名 |
目次
◆ TOPICS
- 前月に中途採用活動を行った企業は39.5%と、前月比・前年同月比ともに減少。実施率が最も高い業種は「IT・通信・インターネット」で53.6%。
- リスキリングの取り組みを行っている企業は42.7%。対象となる、あるいは検討している従業員は「係長・主任・職長クラス」の割合が65.0%と最も高い。
- リスキリングを積極的に実施している企業に対して「応募意欲が高まる」と答えた割合は81.5% 。興味のある分野・テーマは「データ分析」「語学」「PCソフトスキル」
◆ 調査詳細
前月に中途採用活動を行った企業は39.5%と、前月比・前年同月比ともに減少。実施率が最も高い業種は「IT・通信・インターネット」で53.6%。
23年10月に中途採用活動を行った企業は全体で39.5%。前月比-3.5pt、前年同月比-2.5ptと減少した。【図1】中途採用活動率の高い業種は、「IT・通信・インターネット(53.6%)」が最も高く、「メーカー(41.2%)」、「商社(36.9%)」と続いた。【表1】
リスキリングの取り組みを行っている企業は42.7%。対象となる、あるいは検討している従業員は「係長・主任・職長クラス」の割合が65.0%と最も高い。
リスキリングの取り組みを行っている企業の割合は42.7%、取り組みを行っていないが今後検討している企業は31.9%と、リスキリングに好意的な企業が大半であった。【図2】
また対象となる従業員の役職を聞くと、全体では「係長・主任・職長クラス」が最も割合が高く、従業員規模別では小規模であるほど「役職についてない正社員」の割合が高い結果となった。【図3】
リスキリングを積極的に実施している企業に対して「応募意欲が高まる」と答えた割合は81.5% 。興味のある分野・テーマは「データ分析」「語学」「PCソフトスキル」。
前月転職活動を行った求職者に対して、企業がリスキリングを積極的に行っていた場合に応募・入社意欲が上がるかを聞いたところ、合計81.5%が応募・入社意欲が高まると答えた。【図4】
また、興味のある分野・テーマを聞いたところ、「データ分析」「語学」「PCソフトスキル」の順番であった。【図5】
◆ INDEX
【TOPICS】
・企業・正社員の動向概要
【企業調査】
・中途採用活動を行った企業の動向
・今後3か月以内に中途採用活動を行う企業の動向
・中途採用活動を行わず、今後も予定のない企業の動向
・中途入社者がいた企業の動向
・リスキリングについて
【個人調査】
・転職活動を行った正社員の動向
・今後3か月以内に転職活動を行う正社員の動向
・転職活動を行わず、今後も予定のない正社員の動向
・中途入社した正社員の動向
・リスキリングについて
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