• 12月の全国平均時給は1,129円となり、過去最高を更新

株式会社マイナビ（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：中川信行）は、「2020年12月度 アルバイト・パート平均時給レポート」を発表しました。本調査は、アルバイト・パート求人情報サイト『マイナビバイト』（https://baito.mynavi.jp/）に掲載された求人広告データを集計したものです。

調査詳細

全国の平均時給

12月の全国平均時給は1,129円となり、2020年10月・11月の1,122円を上回り、2017年の集計開始以来の過去最高を更新した。前年と比較すると、特に「関東」エリアにおける時給が増加し、「東京都」「神奈川県」の平均時給が大幅に上昇した。

また「関東」エリアを職種別で見ると、前年と比較して時給相場の低い「飲食・フード」の求人数減少と、「医療・介護・保育」の「ヘルパー・介護」や「軽作業」の「梱包・検品・仕分・商品管理」の求人数増加が影響し、平均時給が上がったとみられる。【図1】

【図1】全国平均時給推

エリア別の平均時給

エリア別平均時給の前月比は7エリア中3エリア（「関東」「北海道・東北」「中国・四国」）で増加、4エリア（「関西」「東海」「甲信越・北陸」「九州・沖縄」）は減少となった。

前年同月比では7エリア中4エリア（「関東」「関西」「東海」「甲信越・北陸」）が増加、3エリア（「北海道・東北」「中国・四国」「九州・沖縄」）は減少した。【図2】

【図2】エリア別平均時給表

職種別の平均時給

職種別平均時給の前月比では16職種（大分類）中、11職種が増加、4職種が減少、1職種が横ばいだった。前年同月比では16職種（大分類）中、8職種が増加、8職種が減少となった。【図3】

【図3】全国職種別平均時給表

都道府県別の平均時給

都道府県別平均時給では、最も高かったのが東京都の1,314円（前月1,272円、前年同月1,240円）、最も低かったのが高知県の883円（前月900円、前年同月914円）となった。【図4】

【図4】都道府県別平均時給（一部抜粋）

調査概要

レポート内目次

1.全国概要
2.都道府県別平均時給
3.エリア別詳細（職種別平均時給、月別平均時給推移）

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