2022年4月度 正社員の求人件数・応募数推移レポート
- 4月の掲載数は2018年平均比較で132%
- 飲食関連求人もコロナ前と比較し9割程度回復
本調査は、総合転職情報サイト『マイナビ転職』に掲載された求人の「掲載数」「応募数」の推移を調査している。
調査詳細
全体傾向
掲載数・応募数の月次推移
2022年4月の掲載数は、2018年平均を100%とすると132%まで増加した。2022年に入り、120~130%以上で推移しており、企業の採用意欲は引き続き高水準を保っている。応募数は2018年平均比で96.8%となった。【図1】
【図1】<全国>2018年平均を100%とした掲載数・応募数の月次推移
業種別の傾向
掲載数と応募数の増加率(業種別)
業種別の掲載数について、前月比で最も増加したのは「金融・保険」(109.8%)、前年同月比で最も増加したのは環境・エネルギー」(135.5%)となった。
業界別の応募数について、前月比で最も増加したのは「公的機関・その他」(105.1%)、前年同月比で最も増加したのは「商社」(106.0%)となった。【図2】
【図2】<業種別>【掲載数】【応募数】の増加率(2022年4月度)※上位抜粋
職種別の掲載数の推移
職種別の掲載数推移
2022年(1-4月)平均で最も伸びている職種は「ITエンジニア」で177.9%、次いで「建築・土木」で162.1%、「企画・経営」で158.5%と続いた。コロナの影響が大きかった飲食関連の職種「販売・フード・アミューズメント」も2022年(1-4月)平均ではコロナ前の約9割の求人数まで回復した。 【図3】
【図3】<職種別>掲載数の推移(2018年平均基準)
調査概要
調査期間 |
2022年4月1日~2022年4月30日 |
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集計対象 | <掲載数> 該当月における、弊社総合転職情報サイト「マイナビ転職」に掲載開始された求人情報から、下記除外対象データを除き集計 ※除外対象:雇用形態が正社員以外 <応募数> |
計算方法 | 月次推移:調査月の前年月の値を100%とし、各月の増減率を算出 前年同月比:各月の前年同月を100%とし、増減率を算出 |
本社所在地 設定方法 |
マイナビ転職の求人内において、本社窓口として設定された県をもとにエリア区分を行った(不明分を除く)。 |
エリア区分 | 全国47都道府県 関東:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、茨城県、群馬県 関西:大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県 東海:愛知県、静岡県、岐阜県、三重県 北海道・東北:北海道、宮城県、青森県、岩手県、秋田県、山形県、福島県 甲信越・北陸:新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県 中国・四国:広島県、岡山県、鳥取県、島根県、山口県、香川県、徳島県、愛媛県、高知県 九州・沖縄:福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
レポート内目次
- 概要
- 業種別
- 職種別
- 本社所在地別
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