2022年12月度 正社員の求人件数・応募数推移レポート
- 12月の求人件数は2018年平均比153.5%で過去最高を更新
- 応募数は2018年平均比71.1%
本調査は、総合転職情報サイト『マイナビ転職』(https://tenshoku.mynavi.jp/)に掲載された求人の「件数」「応募数」の推移を調査している。
調査詳細
全体傾向
求人件数・応募数の月次推移
12月の求人件数は、2018年平均比153.5%で、前月から4.7ポイント増加。前年同月と比較すると、求人件数は116.3%となった。応募数は2018年平均比71.1%で、前月から19.2ポイント減少した。前年同月と比較すると、応募数は80.0%となった。【図1】
【図1】<全国>2018年平均を100%とした求人件数・応募数の月次推移
12月は集計を始めた2017年11月以降もっとも高い求人件数だった。企業の採用意欲は高まり続けている一方で応募数は減少していることから、採用難を感じる企業が増加していると推察する。 【図2】
【図2】<全国>前年同月を100%とした月次推移
業種別の傾向
求人件数と応募数の変化(業種別)
業種別の求人件数について、前月比が最も高かったのは「流通・小売・フード」で120.7%、前年同月比が最も高かったのも「流通・小売・フード」で139.1%となった。
業種別の応募数について、前月比が最も高かったのは「金融・保険」で100.9%、前年同月比が最も高かったのは 「運輸・交通・物流・倉庫」で115.7%となった。【図2】
【図2】<業種別>【求人件数】【応募数】の変化 ※上位抜粋
職種別の求人件数の推移
求人件数と応募数の変化(職種別)
職種別の求人件数について、 前月比が最も高かったのは「保育・教育・通訳」で120.7%、前年同月比が最も高かったのは「医薬・食品・化学・素材」で134.2%となった。
職種別の応募数については、 前月比が最も高かったのは「企画・経営」で93.7%、前年同月比が最も高かったのは「美容・ブライダル・ホテル・交通」で162.0%となった。【図3】
【図3】<職種別> 【求人件数】【応募数】の変化 ※上位抜粋
調査概要
調査期間 |
2022年12月1日~2022年12月31日 |
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集計対象 | <求人件数> 該当月における、弊社総合転職情報サイト「マイナビ転職」に掲載開始された求人情報から、下記除外対象データを除き集計 ※除外対象:雇用形態が正社員以外 <応募数> |
計算方法 | 月次推移:調査月の前年月の値を100%とし、各月の増減率を算出 前年同月比:各月の前年同月を100%とし、増減率を算出 |
本社所在地 設定方法 |
マイナビ転職の求人内において、本社窓口として設定された県をもとにエリア区分を行った(不明分を除く)。 |
エリア区分 | 全国47都道府県 関東:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、茨城県、群馬県 近畿:大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県 東海:愛知県、静岡県、岐阜県、三重県 北海道・東北:北海道、宮城県、青森県、岩手県、秋田県、山形県、福島県 甲信越・北陸:新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県 中国・四国:広島県、岡山県、鳥取県、島根県、山口県、香川県、徳島県、愛媛県、高知県 九州・沖縄:福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
レポート内目次
- 概要
- 業種別
- 職種別
- 本社所在地別
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