マイナビ キャリアリサーチLab

【2024年4月更新】2024年 転職市場・中途採用の最新動向

片山久也
著者
キャリアリサーチLab編集部
HISANARI KATAYAMA

マイナビキャリアリサーチLabでは、これまでに転職市場・中途採用に関する調査を多く発表している。

このコラムでは、転職市場の2024年のトレンドがわかるように転職市場・中途採用の動向についてまとめている。最新データが出た際にこのコラムの情報も更新するため、転職市場・中途採用の動向把握として活用してほしい。
※2024年4月更新

転職市場・中途採用の動向・傾向(2024年)

2024年の転職市場動向とは?

2024年3月に実施した中途採用・転職活動の定点調査より動向を抜粋している。

  • 2月の企業の中途採用活動実施率は42.7%(前月比:1.9pt増、前年同月比:0.4pt増)
  • 2月の正社員の転職活動実施率は3.3%(前月比:0.1pt増、前年同月比:0.6pt減)
  • 企業の8割以上が正社員の中途採用の募集時の年収を上げた、上げる予定と回答
最新の調査結果はこちらをご確認ください。

過去の中途採用・転職活動の定点調査

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正社員初年度年収の推移

マイナビ転職掲載の全業種の正社員平均初年度年収

マイナビ転職に掲載された求人の全業種の正社員平均初年度年収は、2024年3月時点で、462.7万円となっている。

全業種の正社員平均初年度年収
マイナビキャリアリサーチLab「市場データ」より抜粋
2024年3月462.7万円
2024年2月461.4万円
2024年1月455.7万円
2023年12月454.4万円
2023年11月458.2万円
2023年10月459.4万円
マイナビキャリアリサーチLab「市場データ」より抜粋
最新の調査結果はこちらをご確認ください。

正社員平均初年度年収

マイナビ転職掲載の未経験者・経験者別平均初年度年収

マイナビ転職に掲載された求人の未経験者・経験者別の正社員平均初年度年収は2024年3月時点で、未経験者求人は、428.4万円。経験者求人は、531.7万円となっている。

募集条件別平均初年度年収
募集条件別平均初年度年収の推移
未経験者求人経験者求人
2024年3月428.4万円531.7万円
2024年2月429.1万円529.8万円
2024年1月426.4万円530.7万円
2023年12月422.6万円520.9万円
2023年11月427.5万円524.4万円
2023年10月427.9万円524.7万円
最新の調査結果はこちらをご確認ください。

正社員平均初年度年収の過去調査

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掲載求人数・応募数数推移

マイナビ転職掲載の求人数・応募数

総合転職情報サイト『マイナビ転職』に掲載された求人数の推移を紹介する。
2024年3月の求人件数は、2019年平均比164.1%。応募数は、2019年平均比の99.6%となった。

2019年平均を100%とした求人件数・応募数の月次推移
<全国>2019年平均を100%とした求人件数・応募数の月次推移
前年同月を100%とした月次推移
<全国>前年同月を100%とした月次推移
最新の調査結果はこちらをご確認ください。

求人数・応募数の過去調査

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2023年の転職市場・中途採用の動向・傾向

2023年の転職市場・中途採用の動向や傾向は下記にまとめている。

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転職市場・中途採用に関するコラム紹介

マイナビキャリアリサーチLabでは、転職市場や中途採用の動向に関するコラムも掲載している。

【年代別】20代・30代・40代・50代それぞれの「転職率」と「転職理由」を解説

総務省の労働力調査では、2023年7〜9月平均で、転職を希望する人の数が初めて1,000万人を上回った。この結果から、転職はますます身近な存在となっていることがわかる。本コラムでは、マイナビキャリアリサーチラボが実施した調査をもとに、どのくらいの正社員が転職を行っているのか、年代別に年間推移を……

年代別に「転職率」と「転職理由」をまとめて解説している。

続きはこちらをご確認ください。

転職活動における生成AI活用者と非活用者のギャップ~生成AI活用の有無から考察した転職市場の現在と今後~

2022年11月に公開したChatGPTは、公開2か月で世界のユーザー数が1億人に達するなど、急速に拡大している。野村総合研究所(NRI)が2023年5月26日に発表したレポートによると、日本の利用率は、米国、インドに次ぐ3番目の多さとなっているそうだ。今後の仕事や生活など……

転職活動での生成AI活用の実態と、生成AI活用者と非活用者のギャップからみた転職市場の現在と今後を考察している。

続きはこちらをご確認ください。

賞与の金額で転職者は増えるのか?【ボーナスと転職の関係性を紐解く】

株式会社マイナビは、正社員20代~50代男女のうち、前月転職活動を行った人または今後3か月で転職活動を行う予定の人(3か月以内に中途入社した人を除く)を対象とした「2023年冬ボーナスと転職に関する調査」を実施……

ボーナスと転職の関係性を紐解くために実施した調査結果をまとめ、考察している。

続きはこちらをご確認ください。

「管理・事務」職種の転職実態と企業が求める人材像~職種横断転職の可能性を考える~

一昔前の終身雇用を前提とした日本型雇用的な考え方は弱まり、現在では自身のキャリアを思い描く時に転職も視野に入れている人は少なくないだろう。マイナビが行った調査でも、現段階ですでに転職したいと考えている人やいずれは転職した意図考えている人なども合わせた転職意向は正規雇用就業者全体の半分を超えている……

「管理・事務」職種の転職活動実態を把握し、企業が「管理・事務」職種に求める人材像を確認した後に、転職の際の視野を広げることを目的に職種横断転職の可能性も模索している。

続きはこちらをご確認ください。

正社員の年収と評価に対する妥当感 -その理由

人が仕事を行う目的は第一に収入を得るためである。国内の世論調査では平成13年から「働く目的」に関する設問項目があるが、「お金を得るために働く」はすべての年でもっとも割合が高く、またここ10年ほどでは増加しており、令和4年調査では過去もっとも高い割合(63.3%)となった……

収入や評価の妥当感やその理由を確認し、どのようにすれば労働者が妥当感を得ながら仕事をすることができるか、個人と企業双方の側から考察している。

続きはこちらをご確認ください。

2040 近未来への提言「つむぐ、キャリア」~転機をどのように捉え、選択過剰の時代をどう生きるのか~

マイナビキャリアリサーチLabでは、2040年に向けて労働人口を推計し、将来の個人としてのキャリアの在り方を提唱しました。ビジネスキャリアでも、ライフキャリアでも、我々は幾度となく岐路に立たされています。転機は、行く先々の至るところにありますが、その場に提示される選択肢はますます不確実なものとなり、その先を見通せるものではなくなって……

働き方や住む地域、家族といった人生における多くの選択を統合的に俯瞰し、調和させながら、キャリアをつむいでいくヒントを紹介している。

続きはこちらをご確認ください。

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転職市場・中途採用以外の調査

マイナビキャリアリサーチLabでは、転職市場・動向に限らず多くの調査を実施している。

各種調査・データに関しては、こちらをご確認ください。

その他の調査・データ

今後も新しい調査を公開する際は、情報を更新していく。

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