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非正規雇用に関する企業の採用状況調査(2023年11-12月) 


現在のアルバイトが担っている仕事が将来的にシステムやAI・ロボットなどのテクノロジーに代替されると思う割合は7割
36.9%の企業がアルバイトが担う仕事のうち5割以上が代替えされると思うと回答した

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、従業員数10名以上の企業に所属している全国の経営者・役員または会社員で、自社の採用方針を把握している人(有効回答数:スクリーニング調査17,000名、本調査928名)を対象に実施した「非正規雇用に関する企業の採用状況調査(2023年11-12月)」の結果を発表しました。※非正規雇用:アルバイト、派遣社員、契約社員、嘱託

調査概要

内容

非正規雇用に関する企業の採用状況調査(2023年11-12月)

調査期間 2024年1月5日~1月7日
調査対象 自社の非正規雇用労働者の採用方針を把握している会社員/会社役員/経営者、かつ、従業員数10名以上の企業に所属している者
調査方法 インターネット調査
有効回答数 スクリーニング調査:17,000名 本調査:928名

2023年11-12月のアルバイトの人手不足感

アルバイトの人手不足感がある企業は39.0%

アルバイトの人手不足感がある企業は39.0%(23年9-10月比:+0.3pt、22年11-12月比:-0.1pt)で、業種別で最も高かったのは[飲食・宿泊]で56.7%(23年9-10月比:-2.5pt、22年11-12月比:-4.8pt)、次いで[小売]で55.9%(23年9-10月比:+4.8pt、22年11-12月比:+4.0pt)となり、これらの業種では約6割の企業が人手不足感がある。慢性的な人手不足がうかがえる。【図1】【図2】

アルバイト 人手不足を感じた割合/ マイナビ非正規雇用に関する企業の採用状況調査(2023年11-12月)」
【図1】アルバイト 人手不足を感じた割合
アルバイト 「不足」上位の業種 / マイナビ非正規雇用に関する企業の採用状況調査(2023年11-12月)」
【図2】アルバイト 「不足」上位の業種 

現在アルバイトが担っている仕事が将来的にシステムやAI・ロボットなどのテクノロジーに代替されると思うか

アルバイトが担っている仕事が将来的にシステムやAI・ロボットなどのテクノロジーに代替されると思う割合は7割超え

現在のアルバイトが担っている仕事が将来的にシステムやAI・ロボットなどのテクノロジーに代替されると思う割合は70.9%となった。また、36.9%の企業がアルバイトが担う仕事のうち5割以上がテクノロジーに代替えされると思うと回答した。業種別では[小売]で80.8%と最も高く、次いで[製造(建設除く)]で80.2%、[ソフトウェア・通信]で77.8%、[建設]で75.2%となった。【図3】
現在の仕事をシステムやAI、ロボットなどのテクノロジーに代替した場合に、施策として想定されるものを聞いたところ、「非正規社員の削減」で29.4%と最も高く、次いで「正社員の労働時間の短縮」で27.2%、「正社員の削減」で26.6%となり、人員計画や労務管理の見直しを行う想定の企業が多い様子がみられた。 【図4】

現在アルバイトが担っている仕事の何割が将来的にシステムやAI・ロボットなどのテクノロジーに代替されると思うか(単一回答) / マイナビ非正規雇用に関する企業の採用状況調査(2023年11-12月)」
【図3】現在アルバイトが担っている仕事の何割が将来的にシステムやAI・ロボットなどのテクノロジーに代替されると思うか(単一回答)※回答数30以上の業種を抜粋  

現在の仕事をテクノロジーに代替した場合の施策として想定されるものは「非正規社員の削減」がトップ

現在の仕事をシステムやAI、ロボットなどのテクノロジーに代替した場合に、施策として想定されるもの(複数回答)※ベース:現在の仕事で将来的にシステムやAI・ロボットなどのテクノロジーに代替される仕事があると思うと答えた企業 / マイナビ非正規雇用に関する企業の採用状況調査(2023年11-12月)」
【図4】現在の仕事をシステムやAI、ロボットなどのテクノロジーに代替した場合に、施策として想定されるもの(複数回答)※ベース:現在の仕事で将来的にシステムやAI・ロボットなどのテクノロジーに代替される仕事があると思うと答えた企業

企業における現在のリスキリング実施状況

現在リスキリングを実施している企業は50.8%、そのうち半分以上が正社員のみに実施

デジタル時代において価値創出をし続ける仕事ができるように、現在従業員向けにリスキリングを実施している企業は50.8%で、そのうち56.7%が「正社員のみに実施している」と回答したことから、企業のリスキリング実施率には雇用形態によるギャップがみられた。【図5】

現在のリスキリング実施状況(単一回答) / マイナビ非正規雇用に関する企業の採用状況調査(2023年11-12月)」
【図5】現在のリスキリング実施状況(単一回答)

今後システムやAI、ロボットなどのテクノロジーに仕事を代替された場合に、必要になると思うスキル

今後、非正規社員・正社員に必要になるスキルは雇用形態による差はなく「新しいデジタルツールの活用スキル」が最多

今後システムやAI、ロボットなどのテクノロジーに仕事を代替された場合に、非正規社員に必要になるスキルを聞いたところ、「新しいデジタルツールの活用スキル」で42.3 %と最も高く、次いで「AIを用いたデータ分析スキル」で20.0%、「ビジネス課題を設定・解決するスキル」で17.4%となった。【図6】一方で、正社員に必要になるスキルでは、「新しいデジタルツールの活用スキル」で46.6%と最も高く、次いで「AIを用いたデータ分析スキル」で29.4%、「ビジネス課題を設定・解決するスキル」で28.5%となった。【図7】非正規社員・正社員ともに必要になるスキルは雇用形態による差はなく、ともにデジタルスキルが多いことがわかった。

今後システムやAI、ロボットなどのテクノロジーに仕事を代替された場合に、非正規社員に必要になると思うスキル/ マイナビ非正規雇用に関する企業の採用状況調査(2023年11-12月)」
【図6】今後システムやAI、ロボットなどのテクノロジーに仕事を代替された場合に、
非正規社員に必要になると思うスキル

※ベース:「非正規社員に必要になるスキルがある」と答えた企業
今後システムやAI、ロボットなどのテクノロジーに仕事を代替された場合に、正社員に必要になると思うスキル/ マイナビ非正規雇用に関する企業の採用状況調査(2023年11-12月)」
【図7】今後システムやAI、ロボットなどのテクノロジーに仕事を代替された場合に、
正社員に必要になると思うスキル

※ベース:「正社員に必要になるスキルがある」と答えた企業

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