「メンバーシップ」とは、ビジネスの場面で使われる場合、組織を構成するメンバー一人ひとりが、それぞれに与えられた役割を果たすことによって、集団全体への貢献を実現すること、またはその能力を指す用語である。

組織内のメンバーシップを高めることで、個々のメンバー自身の業務に対する理解・意欲を深めることができるほか、自身の役割を踏まえた自発的な行動、他のメンバーへの協力などを促すこともできる。

メンバーシップを高めるメリットとしては、組織の一体感を上げること、一人ひとりのモチベーションアップ、それによる業績の向上が期待できることなどが挙げられる。そのためには、チームのメンバー全員が同じ目標に向かっていることが重要である。そこからメンバー一人ひとりの役割に合う目標設定をし、どのように行動していくかを考えるのである。

メンバーシップは、経営者、管理者によるリーダーシップやその補佐役によるフォロワーシップと一緒に語られることが多いが、企業の実績を向上させるためには、メンバーシップを向上させることも必要となるため、企業における人材研修などにも取り入れられている。

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