マイナビキャリアリサーチLabでは、現在働いている人(正社員、パート・アルバイトなど)を対象に、「あなたの職種ならではの“あるある話”、いわゆる“職業病(※)”を教えて」というアンケート調査を実施しました。
※本記事における「職業病」とは、腰痛や腱鞘炎といった実際の疾病・疾患を指すものではなく、日常生活の中で思わず出てしまう仕事特有のクセや反応、いわゆる「その職業ならではのあるある」を指します。
日々の業務の中で思わず出てしまうクセや、職種ならではの視点、無意識の行動など、さまざまなエピソードが集まりました。
こうした“職業病”は、当事者にとっては共感の連続である一方、他の職種の人にとっては新鮮な驚きや発見にもつながるかもしれません。
本記事では、数ある職種の中から「教員」にフォーカス。誰もが学校でお世話になった先生たちの“あるあるエピソード”を紹介していきます!
教員の仕事内容紹介
教員とは、学校で児童・生徒・学生に学習指導や生活指導を行い、成長を支える仕事のこと。担当する教科の知識や指導力はもちろん、一人ひとりの個性や理解度に合わせて対応するコミュニケーション力や観察力が求められます。
また、授業の準備や試験・成績の管理、保護者対応、学校行事の運営など業務は多岐にわたります。子どもたちが安心して学べる環境づくりを担う重要な役割を果たしています。
教員になるために必要な資格
教員になるためには、学校種や担当教科に応じた「教員免許状」の取得が必要です。一般的には、大学や短期大学で教職課程を履修し、必要な単位を修得したうえで免許状を取得します。
その後、公立学校の場合は各自治体が実施する教員採用試験、私立学校の場合は各学校法人の採用試験に合格することで、教員として働くことができます。なお、取得する免許状は幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校などによって異なります。
ここからは、マイナビの調査で分かった教員のあるあるエピソードを紹介します。
教員のあるある
授業だけでなく、進路指導や学校行事の運営など幅広い業務を行う教員。そんなみなさんの“あるある”をご紹介します。
ついつい先生モードになってしまう
職場のクセが思わぬところで出てしまいます。特に多いのが、一人称に「先生」を使ってしまうこと。学校では子どもたちに対して「先生はね」「先生もそう思うよ」と話す機会が多いため、その話し方がすっかり身に付いているんです。
そのため、休日に友人と話しているときや家族との会話でも、無意識に自分を「先生」と言ってしまうことがあります。長年続けてきた習慣なのでなかなか抜けません。
子ども・生徒へのアンテナが常に立っている
休日に街を歩いていても、どうしても子どもの様子が気になります。駅のホームでふざけている子がいると「危ないな」と目で追ってしまいますし、小さな子どもが困っている様子だとつい気になってしまいます。仕事中は常に子どもたちの安全や変化に目を配っているので…。
仕事目線で物事を見てしまう
旅行に行っても、テレビを見ていても、「これ授業で使えるな」と考えてしまいます。博物館や観光地ではもちろん、ニュースや何げない出来事まで教材のネタに見えてしまうんです。本来は休みの日のはずなのに、気付けば生徒にどう話そうか、どんな授業に活用できるかを考えています。
支援職・教育職ならではの生活習慣
子どもと関わる仕事をしているため、服選びの基準がすっかり変わりました。普段から「汚れても大丈夫か」「動きやすいか」を最優先で考えてしまいます。子どもと遊んだり支援したりしていると、泥や絵の具が付いたり、急に走り出した子を追いかけたりすることもあるからです。そのため休日の服装も自然と実用重視に。おしゃれな服を見ても、まず「これで子どもと遊べるかな」と考えてしまいます。
データから見る教員
ここからは、マイナビキャリアリサーチLab内で紹介しているデータや公的データをもとに、教員の仕事について深掘りしていきます。
※ここでは、記事公開時のデータを参照しています。
文部科学省「学校教員統計調査」
本記事執筆の2026年8月時点では、文部科学省「学校教員統計調査」の最新結果として、令和7年度学校教員統計の中間報告が発表されています。
そのなかで、初等中等教育機関、専修学校・各種学校の採用者・離職者については以下のように記載されています。
①公立学校の教員の採用者数は、高等学校では前回調査時より増加しているが、幼稚園、小学校及び中学校では前回調査時より減少している。
②公立学校の教員の離職者(定年退職者を含む)数は、いずれの学校種においても前回調査時より減少している。離職理由別にみると、定年以外では転職、家庭の事情や病気が多い。
文部科学省「学校教員統計調査」令和7年度中間報告
本調査は3年ごとに実施されています。最新データはこちらからご確認ください。
マイナビデータから見る大学生の公務員のイメージ
マイナビでは、卒業を控えた全国の大学生・大学院生を対象に実施した「大学生公務員のイメージ調査」を行っています。
2026年2月公開時点での調査結果では、公務員を就職先として考えている学生の割合は22.1%。「就職先として考えている」と答えた人に対して、国家公務員、地方公務員、教員など「どの公務員を希望したことがありますか」という質問をしたところ、「教員」と回答したのは14.8%でした。
また、「公務員になりたいと思う理由」の1位は「安定している」、2位は「休日がしっかりとれる」でした。
最新データについては、こちらからご覧ください。
マイナビデータから見る正社員の平均初年度年収
マイナビでは、総合転職情報サイト『マイナビ転職』に掲載された求人の「平均初年度年収」を未経験・経験者求人別に調査しています。
分類の仕方は「正社員の平均初年度年収推移レポート」に則るものですが、教員に関連して職種「保育・教育・通訳」にまとまっており、本記事執筆の2026年8月時点では以下のようになっています。
| 全体 | 未経験求人※1 | 経験者求人※2 |
|---|
| 保育・教育・通訳 | 427.5万円 | 409.3万円 | 501.6万円 |
※1 未経験者求人:職種・業種ともに未経験OKの求人
※2 経験者求人:職種・業種いずれか、または両方の経験を問う求人
最新データについては、こちらからご覧ください。
マイナビデータから見る正社員の求人件数・応募数
マイナビでは、総合転職情報サイト『マイナビ転職』に掲載された求人の「正社員の求人件数・応募数推移」を調査しています。
分類の仕方は「正社員の求人件数・応募数推移レポート」に則るものですが、教員担当に関連して職種「保育・教育・通訳」にまとまっており、本記事執筆の2026年8月時点では以下のようになっています。
| 【求人件数】前月比 | 【求人件数】前年同月比 |
|---|
| 保育・教育・通訳 | 96.3%※3 | 134.2% |
※3 前月の求人件数を100%として算出
最新データについては、こちらからご覧ください。
マイナビのその他のデータ・コラム
マイナビキャリアリサーチLabでは、上記以外にも多くの調査やコラムを発表しています。詳細は、以下を確認してください。
■調査・データ
■「教員の働き方改革」特集
応援メッセージ
調査では、この職種を目指す人に応援メッセージやアドバイスも聞きました。
ありがとうと言われるとやっててよかったと感じる仕事です。
調査概要
| 内容 |
職業別あるあるエピソード(職業病)調査 |
| 調査期間 |
2026年4月27日~28日 |
| 調査対象 |
現在働いている25~59歳までの男女 |
| 調査方法 |
インターネット調査(外部パネル) |
| 有効回答数 |
1,000件 |