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燃え尽き症候群(バーンアウト) もえつきしょうこうぐん(ばーんあうと)

燃え尽き症候群(バーンアウト)は、今まで仕事に熱心であった人物が、心身の極度なストレスなどの原因により、急に意欲をなくし、やる気がでない状態になることを指す。回復に時間を要するほどの休職が必要になることもあり、一種のうつ病とも考えられている。

燃え尽き症候群に陥る原因は、個人要因と環境要因の2つに分けられる。
個人要因は年齢・性別・職業・役職・性格があげられる。特に、完璧主義な人、自己肯定感が低い人、ストレスの対処法を知らない人、業務上の苦情や注意を自分自身に向けられたものと考え、自分の人格と分けて考えることができない人がこの症例になりやすい。
環境要因は、過剰な仕事量や長時間の勤務、職場の人間関係の悪化などがある。これらの要因により極度なストレスにさらされ続けることで、心身への疲労が限界を超えて燃え尽き症候群が引き起こされるのだ。

発症の前兆は仕事に手がつかなくなる、対人関係を避ける、片頭痛、めまいといった心身の不調などがある。
燃え尽き症候群を予防するには、自身で健康な睡眠や食事、運動を心がける、必要があれば休暇を取る、信頼できる人に相談するなどのセルフケアが有効である。
また、企業においては職場内の変化を察知し、燃え尽き症候群を事前に防ぐことのできる環境づくりが必要だ。たとえば、共感と思いやりを持てる関係性の醸成、メンターやコーチなどの精神的な支援者の配置をするなどの環境構築があげられる。ほかにも、マスラーク・バーンアウト・インベントリーなどの燃え尽き症候群に関わる自覚症状をチェックする指標を取り入れるのも良いだろう。

現在、従業員の燃え尽き症候群は、生産性の低下や離職率の増加など、企業にとっても深刻な問題となっており、このような事態を起こさないような組織、体制作りを行うことは注力すべき事案である。


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