「内定承諾書」とは、求職者が内定を承諾し、入社を誓約するために提出する書類のことである。

内定通知書は企業が採用後に「内定をした」という事実を伝えるためのものだが、内定承諾書には「入社の意思表示の確認」「内容の証明」「内定辞退の抑制」などの効果を持つ。

また、企業が内定を出した時点で、求職者との間に労働契約は成立するが、労働契約は労働者側から入社日の2週間前に申し出れば解約できると民法で定められているため、内定承諾書を提出した後でも内定は辞退が可能となっている。その際は、メールではなく電話ですみやかに連絡をすることが望ましい。