マイナビ キャリアリサーチLab

大学生低学年のキャリア意識調査(2020年12月調査)

「就職活動に対する不安」「働くことに対する不安」がいずれも増加

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、「マイナビ 大学生低学年のキャリア意識調査」の結果を発表しました。本調査は、大学1、2年生の男女1,134名に、現時点で考える仕事や就職活動に関して調査したものです。今回で4回目となります。

調査概要

内容 マイナビ大学生低学年のキャリア意識調査
調査期間 2020年12月18日~2020年12月24日
調査対象 18歳~20歳の大学1、2年生を対象にWEB調査を実施。 
(アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社)
調査方法 WEBフォームにて回答
有効回答数 1,134名

TOPICS

「大学卒業後に自分が就きたい仕事・キャリアの方向性」は全体では半数以上が『決まっていない』(※)と回答、そのなかでも「理系女子」は早くからキャリアを考えて進路を決めている傾向あり

(※)「全く決まっていない」(21.5%)+「どちらかといえば、決まっていない」(36.7%)の合算

 「大学卒業後に自分が就きたい仕事・キャリアの方向性」について聞いたところ、「具体的に決まっている」と回答したのは、わずか10.4%、「どちらかといえば、決まっている」(31.4%)とあわせても『決まっている』割合は半数に満たない。しかしながら、「理系女子」は他の属性と異なり「どちらかといえば、決まっている」(39.8%)と「具体的に決まっている」(20.4%)を合わせると、約6割が『決まっている』と回答している。(図1)
また、「理系女子」は「高校生のとき、卒業後の仕事・キャリアを意識して大学や学部・学科を選択したか」についても「強く意識していた」が30.1%と最も高く、早い段階から将来の仕事を意識する傾向が高いことがわかる。(図2)

「大学卒業後に自分が就きたい仕事・キャリアの方向性」が決まっている方限定で「興味のある業界」を聞いたところ文系は男女ともに「教育」「官公庁・公社・団体」が共通して上位だった。理系は男女ともに「医療・調剤薬局」がトップだったが、特に、理系女子は56.9%と半数を超えていた。一方、理系男子では2位に「ソフトウエア・情報処理・ネット関連」が続き、理系女子ほど偏りは見られなかった。

「将来の仕事・キャリアを考える上で、これまでどのような対象から影響を受けたか」については、「大学職員・教授」「同世代の友人」の割合が前年よりも低下、「両親」「中学・高校の教員」の割合が上昇した

「大学卒業後に自分が就きたい仕事・キャリアの方向性」が決まっている方限定して、「将来の仕事・キャリアを考えるうえでどのような対象に影響を受けたか」を聞いたところ、前年と同様に「両親」が最も高く44.6%(対前年+3.1pt)だった。一方、前年調査では2番目に多かった「大学職員・教授(授業や講義含む)」は前年から9.0pt減の16.9%となり、「中学・高校の教員」が6.0pt増えて18.5%と2番目に高い割合となった。

本調査の対象は大学1~2年生であるため、2020年12月調査の対象者は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、大学が休校になったり、授業がオンライン化するなど、大学生活において影響を大きく受けていると思われる。それだけが理由とは言い切れないが、大学生活内で学生自身のキャリアについて学び、考える機会が減っている可能性は否めない。

「自分の将来について、最も不安を感じていること」では「就職活動に対する不安」「働くことに対する不安」がいずれも増加、先行き不透明な景況感のなか、遠い未来よりも近い未来に関する不安感が増している様子

「自分の将来について、最も不安を感じていること」では「就職活動に対する不安」が27.7%と前年と比べて12.5pt増加、また、「働くことに対する不安」は17.9%と3.8pt増加した。一方、「結婚に対する不安」(16.8%)は前年より10.8pt減少、「老後に対する不安」(7.6%)は6.9pt減少しており、新型コロナウイルスの影響で先行き不透明になった景況感などを反映してか、遠い未来に対することより、近い未来に起こることに対する不安感が多くあげられる結果となったようだ。

インターンシップ参加したことがある学生は年々増加していたが、2020年12月調査で大きく減少
一方、「インターシップに参加したい」割合は前年から4.6pt増加し、8割を超える

「インターンシップに参加したことがある」割合は2018年の調査開始以来、年々増加していたが、2020年12月実施の調査では参加したことのある割合は8.9%と前年から17.9pt減少していた。2020年は新型コロナウイルスの影響による大学の休校や授業のオンライン化などによりキャリアセンターに訪問しづらくなったり、一部の大学では単位認定型のインターンシップを実施しないなどの措置が取られ、特に低学年の学生はインターンシップに関する情報に触れる機会が少なかったと考えられる。

※マイナビ2022の会員に実施した調査では2020年12月時点でのインターンシップ参加率は81.1%
(出所:マイナビ 2022年卒 大学生 インターンシップ・就職活動準備実態調査(12月)

一方、「今後のインターンシップへの参加したい(「どちらかといういえば参加したい」含む)」は全体で82.9%(対前年4.6pt増)となっており、参加意向は前年よりも増加しており、インターンシップへの関心は高いことがわかる。

今後インターンシップに参加する場合、どのような形式と内容のものに参加したいか聞いたところ、形式としては「主に対面形式で行われるインターンシップ」が最も高く49.5%、内容としては「実際の現場での仕事体験」が最も高く66.2%だった。

有効回答数内訳 文系男子 文系女子 理系男子 理系女子 総計
人数 277 298 270 289 1,134


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