マイナビキャリアリサーチLabでは、現在働いている人(正社員、パート・アルバイトなど)を対象に、「あなたの職種ならではの“あるある話”、いわゆる“職業病(※)”を教えて」というアンケート調査を実施しました。
※本記事における「職業病」とは、腰痛や腱鞘炎といった実際の疾病・疾患を指すものではなく、日常生活の中で思わず出てしまう仕事特有のクセや反応、いわゆる「その職業ならではのあるある」を指します。
日々の業務の中で思わず出てしまうクセや、職種ならではの視点、無意識の行動など、さまざまなエピソードが集まりました。
こうした“職業病”は、当事者にとっては共感の連続である一方、他の職種の人にとっては新鮮な驚きや発見にもつながるかもしれません。
本記事では、数ある職種の中から「販売員」にフォーカス。接客対応や商品管理、売り場づくりなど幅広い業務を担う販売員ならではの視点や行動とはどのようなものなのか、“あるあるエピソード”を紹介していきます!
販売員の仕事紹介
販売員は、店舗でお客様に商品を案内し、購入につなげる仕事のこと。アパレルや食品、家電など扱う商品は多岐にわたり、商品の知識はもちろん、日々多くの人と接する中で、来店客の表情や言動からニーズを汲み取るコミュニケーション力が求められます。
また、レジ対応や在庫管理、ディスプレイの工夫など業務は多岐にわたり、店舗運営を支える重要な役割を担っています。
次からは、マイナビの調査で分かった販売員のあるあるエピソードを紹介します。
【スーパー・コンビニ販売員】のあるある
スーパーやコンビニなど、身近なお店で働く販売員。そんなみなさんの“あるある”をご紹介します。
ついつい接客モードが発動
プライベートでカフェに行ったはずなのに、店員さんの「いらっしゃいませ」に思わず会釈+軽い笑顔。さらに帰り際、「ありがとうございました!」とやや大きめの声で返してしまい、同行した友人に「今、完全に店員のトーンだったよね」と突っ込まれる。
どこでも陳列チェック
何気なく立ち寄ったコンビニで飲み物を取ろうとした瞬間、奥に下がっている商品が気になってしまい、つい手前に“前出し”。隣の商品まで整え始めてハッとする。「自分は客なのに…」と思いながらも、整った棚を見るとちょっとした達成感。スーパーでも同様に、乱れたお菓子や調味料コーナーを見つけると、つい整えずにはいられない。
無意識に反応してしまう「すみません」
電車内で誰かが「すみません」と言った瞬間、条件反射で振り向いてしまう。自分に向けられたわけではないと分かっても、すでに“対応態勢”。また、レジの「ピッ」という音に過剰反応してしまうのも職業病。
【百貨店販売員】のあるある
セルフレジの導入も増えている昨今ですが、レジ対応のある百貨店販売員の”あるある”をご紹介。
身体に染みついた会計スキル
レジで支払う際、無意識にお札の向きを揃えてスッと出す。その動作があまりにスムーズすぎて店員側に「同業ですか?」と聞かれることも。
【美容業界の販売員】のあるある
商品知識が求められる、化粧品など美容業界の販売員。そんなみなさんの“あるある”をご紹介します。
止まらない人間観察
街ですれ違う人を見て、「この人はこのブランド好きそうだな」と無意識に分析。
商品の汚れセンサーが発動
お客さんとして買い物に行ったのに、テスターの汚れや鏡の指紋が気になって、つい拭いたり向きを整えたりしてしまう。
販売員のおもしろエピソード
調査のなかで、「あるある」ではないかもしれないが編集部が面白いと思ったエピソードも紹介!
ある書店員さんは、「電車内などで本を読んでいる人を見かけると、カバーの装丁などから何の本かを推察しようとしてしまう。」とのこと。
普段扱っている商品への愛、商品知識があるからこそのあるあるですね。
データから見る販売員
ここからは、マイナビキャリアリサーチLab内で紹介しているデータをもとに、販売員の仕事について深掘りしていきます。
※ここでは、記事公開時のデータを参照しています。
マイナビデータから見る平均時給
マイナビでは、アルバイト・パート求人情報サイト『マイナビバイト』に掲載された求人広告データを毎月集計しています。
分類の仕方は『マイナビバイト』に則るものですが、販売員に関連する職種「販売・接客・サービス」「飲食・フード」「アパレル・ファッション関連」を見ると、本記事公開の2026年6月時点で公開済みの最新データでは以下のようになっています。
| 職種(大分類) | 2026年4月 |
|---|
| 飲食・フード | 1,208円 |
| 販売・接客・サービス | 1,238円 |
| アパレル・ファッション関連 | 1,167円 |
<2026年4月度>【全国】職種(大分類)別の平均時給/マイナビ「アルバイト・パート平均時給レポート」
その他の職種や最新データについては、こちらからご覧ください。
マイナビデータから見るアルバイト採用の過不足感
マイナビでは、自社の非正規雇用労働者の採用方針を把握している人に対して調査をした「非正規雇用に関する企業の採用状況調査」を発表しています。
2か月に1回調査していますが、本記事公開の2026年6月時点で公開済みの最新データである2026年3-4月期の結果を見ると、小売業においては過剰が6.5%、過不足なしが49.5%、不足が43.9%でした。サービス業においては、過剰が9.2%、過不足なしが56.9%、不足が33.9%という結果です。
マイナビデータから見る業界イメージ
マイナビが全国大学4年生及び大学院2年生に対して行っている「2027年卒 大学生業界イメージ調査」より、「百貨店・スーパー・コンビニ」「アパレル・服飾関連」の業界イメージをまとめました。
「百貨店・スーパー・コンビニ業界に対するプラスイメージ」としては、2027年卒の結果の上位3項目を見ると「人の役に立つ」が26.8%、「安定性」が25.8%、「宣伝力・ブランドイメージ」が23.3%です。
アパレル・服飾関連業界も同様に、2027年卒の「業界に対するプラスイメージ」上位3項目を見ると、「宣伝力・ブランドイメージ」34.8%、「技術力・商品企画力」18.0%、「女性の活躍」15.8%でした。
販売員の扱う商品は多岐にわたりますが、スーパー・コンビニやアパレルに関しては消費者の日々の生活に欠かせないものを販売しており、宣伝力やブランドイメージが就活生にプラスの印象を与えているようでした。
過去のデータは以下からご覧ください。
応援メッセージ
調査では、この職種を目指す人に応援メッセージやアドバイスも聞きました。
何か1つでも他の従業員に負けない強みを作る。この商品の知識については負けないとか、挨拶では負けないとか。
ありがとうと言われるだけで達成感が得られるので、楽しく対応できるようになって欲しい。
調査概要
| 内容 |
職業別あるあるエピソード(職業病)調査 |
| 調査期間 |
2026年4月27日~28日 |
| 調査対象 |
現在働いている25~59歳までの男女 |
| 調査方法 |
インターネット調査(外部パネル) |
| 有効回答数 |
1,000件 |