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フリーターの意識・就労実態調査(2022年)

今後最も希望する働き方は「正社員」が33.4%で、リスキリングを必要だと感じる人は6割弱で、理由は収入を増やすためが半数以上

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:土屋芳明)は、「フリーターの意識・就労実態調査(2021年)」を発表しました。本調査は、年齢が15~44歳で、男性は既卒、女性は既卒かつ未婚のうち、パート・アルバイトとして働いている方を対象としています。

調査概要

内容 フリーターの意識・就労実態調査(2022年)
調査期間 2022年4月25日~5月2日
調査対象 15~44歳の男性は既卒、女性は既卒かつ未婚のうち、パート・アルバイトとして働いている人
調査方法 インターネット調査
有効回答数 就業者:2,609サンプル 非就業者:182サンプル

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今後最も希望する働き方を聞いたところ、「正社員希望」が33.4%で最も多く、次いで引き続き「アルバイト・パート希望」の割合は、33.3%となった。

正社員を希望する理由を聞くと、「雇用が安定しているから」が前年比10.4pt増となり66.9%で最も多く、次いで「固定給が欲しいから」が前年比9.5pt減で66.0%となった。雇用の安定性を重視し、正社員を希望する人が増加していることがうかがえる。【図1、2】

今後最も希望する働き方(n=2609)/マイナビ「フリーターの意識・就労実態調査(2022年)」
【図1】今後最も希望する働き方(n=2609)/マイナビ「フリーターの意識・就労実態調査(2022年)」
今後最も希望する働き方として「正社員」を選んだ理由/マイナビ「フリーターの意識・就労実態調査(2022年)」
【図2】今後最も希望する働き方として「正社員」を選んだ理由/マイナビ「フリーターの意識・就労実態調査(2022年)」

リスキリング(学び直し)を必要だと感じている人は59.4%と約6割に上った。必要だと感じている理由は「収入を増やすため(58.1%)」が最も高く、次いで「自分ができる仕事の幅を広げたいため(56.2%)」となった。一方で、必要と感じない理由では「負担する費用が重いため(36.1%)」「どのようなことを学び直したら仕事に活かせるか分からないため(35.4%)」が多く、現状に満足はしていないが、リスキリングに費用をかける金銭的な余裕がなかったり、そもそも自身が何をすべきかが分からないといった理由が挙がった。【図3、4、5】

リスキリング(学び直し)の必要性(n=2609)/マイナビ「フリーターの意識・就労実態調査(2022年)」
【図3】リスキリング(学び直し)の必要性(n=2609)/マイナビ「フリーターの意識・就労実態調査(2022年)」
リスキリング(学び直し)が必要と感じる理由
(学び直しを必要と感じている人n=1549)/マイナビ「フリーターの意識・就労実態調査(2022年)」
【図4】リスキリング(学び直し)が必要と感じる理由
(学び直しを必要と感じている人n=1549)/マイナビ「フリーターの意識・就労実態調査(2022年)」
リスキリング(学び直し)が必要と感じない理由
(学び直しを必要と感じていない人n=1060)/マイナビ「フリーターの意識・就労実態調査(2022年)」
【図5】リスキリング(学び直し)が必要と感じない理由
(学び直しを必要と感じていない人n=1060)/マイナビ「フリーターの意識・就労実態調査(2022年)」

INDEX

1,アルバイト就業実態
2,アルバイト探し
3,就業意識
4,リスキリング(学びなおし)について
5,回答者プロフィール

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