マイナビ キャリアリサーチLab

フリーターの意識・就労実態調査(2021年)

  • 今後希望する雇用形態として「正社員」と回答した人は全体では約5割程度
  • 正社員意向は若年層ほど高く、性別では男性の方が女性より高い傾向

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、「フリーターの意識・就労実態調査(2021年)」を発表しました。本調査は、年齢が15~44歳で、男性は既卒、女性は既卒かつ未婚のうち、①パート・アルバイトとして働いている方/②非就労者のうち希望する雇用形態が「アルバイト・パート」の方を対象としています。

調査詳細

フリーターになったきっかけ

フリーターになったきっかけは全体では「正社員で働くより楽だから」が最も高く25.4%。”非就労者“では「明確な職業を思い描けなかった」が最も高くなった。

年代別では「明確な職業を思い描けなかった」は若年層ほど、「正社員として雇ってくれるところがなかった」は高年層ほど高い傾向が見られる。【図1】

【図1】フリーターになったきっかけ(上位3項目)

フリーターになったきっかけ(上位3項目)/フリーターの意識・就労実態調査(2021年)

今後の正社員意向と意向ありの理由

今後希望する雇用形態として「正社員」と回答した人は全体では約5割程度。正社員意向は若年層ほど高く、性別では男性の方が女性より高い傾向が見られる。

今後正社員として働きたい理由で最も高かったのは「固定給が欲しいから」、次いで「正社員の方が福利厚生が充実していることが多いから」、「雇用が安定しているから」となった。【図2】

【図2】今後の正社員意向と意向ありの理由

今後の正社員意向と意向ありの理由/フリーターの意識・就労実態調査(2021年)

非就労者の就労意向と求職活動について

非就労者のうち、「就労意向がある人」は89.5%。そのうち実際に「求職活動をしている人」は31.3%で、7割弱は就労意向はあるが求職活動をしてない。

就労意向があるが求職活動をしていない理由は「知識・能力に自信がないから」が最も高く41.8%で、次いで「病気・怪我のために働けないから」「希望する仕事がありそうにないから」となった。【図3】

【図3】非就労者の就労意向と求職活動について

非就労者の就労意向と求職活動について/フリーターの意識・就労実態調査(2021年)

調査概要

内容 フリーターの意識・就労実態調査(2021年)
調査期間 2021年7月30日~8月2日
調査対象 15~44歳の男性は既卒、女性は既卒かつ未婚のうち、①パート・アルバイトとして働いている人/②非就労者のうち希望する雇用形態が「アルバイト・パート」の人
調査方法 インターネット調査
有効回答数 1,734名

レポート内目次

  1. 回答者のプロフィール
  2. フリーターの実態
  3. 就労実態
  4. 就労意識
  5. 仕事さがし
  6. 離職・定着
  7. 今後の意向

詳しくは「PDFデータをダウンロードする」をご覧ください

同一調査一覧

同カテゴリの調査一覧