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フリーターの意識・就労実態調査(2020年)

非就労のフリーターのうち、「就業意向」がある人は9割超。現在不安なことは、「仕事がなくなることへの不安」が28.5%と昨年比で5.2pt増加

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、『2020年フリーターの意識・就労実態調査』を発表しました。本調査は、年齢が15~44歳で、男性は既卒、女性は既卒かつ未婚のうち、パート・アルバイトとして働いている人、および非就労者のうち希望する雇用形態が「アルバイト・パート」の方を対象としています。

◆ 調査概要

内容 フリーターの意識・就労実態調査
調査期間 2020年7月3日~7月6日
調査対象 15~44歳の男性は既卒、女性は既卒かつ未婚のうち、①パート・アルバイトとして働いている人、②非就労者のうち希望する雇用形態が「アルバイト・パート」の人
調査方法 インターネット調査
有効回答数 1,670名

◆ TOPICS

フリーター(非就労者は無職)になったきっかけを聞くと、全体では「正社員で働くより楽だから」が最も高く24.8%、次いで「明確な職業を思い描けなかった(22.1%)」、「会社を退職・離職したため(16.3%)」となった。年代別では年齢が高いほど「正社員として雇ってくれるところがなかった」「家庭の事情のため」といった“環境要因”が理由としてあがった。特に就職氷河期に該当する年代では、不本意に非正規雇用社員となった人が一定数いると考えられる。一方、15~24歳の回答では「芸能関係やフリーランスなど、夢のため」といった“自発的な要因”が多かった【図1】。

【図1】フリーターになったきっかけ(上位3項目)

非就労のフリーターのうち、「就業意向がある人」は92.8%。うち求職活動をしている人は33.1%にとどまった【図2】。就業意向があるが求職活動をしていない理由は「知識・能力に自信がないから(40.9%)」という回答が多かった【図3】。

【図2】フリーターになったきっかけ(上位3項目)

【図3】求職活動していない理由(全体との差分が大きい2項目)

現在不安に思っていることは「金銭・給与面に対する不安」が最も高く59.7%、「貯金ができない(少ない)ことへの不安(49.7%)」「体力・体調面に対する不安(48.2%)」と続いた。昨年比では「仕事がなくなることへの不安」が28.5%と5.2pt増加。新型コロナウイルスの影響による休業や事業縮小などが相次ぎ、雇用への不安が増加していると思われる【図4】。

【図4】不安内容 (複数回答)

フリーター(現在パート・アルバイトとして働いている人)で、副業を実施している割合は21.3%、若年層ほど副業実施率は高く、15~24歳では25.1%だった。また、今後の副業意向は全世代で半数を上回った。働き方の多様化が広まっていることに加え、コロナ禍で収入が減少した人が増えたこともあり、今後も世代問わず副業ニーズが高まることが予測される【図5】。

【図5】副業実施率と副業意向

◆ INDEX

1,回答者プロフィール
2,フリーターの実態
3,就労実態
4,就労意識
5,仕事さがし
6,離職・定着
7,今後の意向

バックナンバー

調査・データ

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