マイナビ キャリアリサーチLab

コロナ禍で「転職に積極的になった」割合は約4割。フードサービス業界から異業種への転職率は、前年の約1.5倍に増加

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:中川信行)は、現在正社員として働いており、2020年に転職した20代~50代の男女1,500名を対象に、転職者の傾向や変化を調査した『転職動向調査2021年版』を発表した。

◆調査概要

内容 マイナビ転職動向調査2021年版(2020年実績)
調査期間 2021年1月26日(火)~2月1日(月)
調査対象 正社員として働いている20代~50代の男女のうち、2020年に転職した方
調査方法 インターネット調査
有効回答数 1,500名
(男性20代299名、男性30代324名、男性40代248名、男性50代111名、女性20代210名、女性30代147名、女性40代115名、女性50代46名)

◆TOPICS

・2020年の20代~50代男女の転職率は4.9%。転職を前向きに考えている割合は3年連続で増加し7割に迫る【図1、2、3】

・新型コロナウイルスの影響で「転職に積極的になった」のは4割弱で、「転職に慎重になった」割合の約2倍【図4】

・異業種への転職率は48.8%。フードサービス業界から異業種への転職率は82.4%となり、前年の約1.5倍に増加【図5、6、7】

・リファラル採用の紹介経験があるのは3人に1人。特に20代・30代の男性の割合が高く約4割【図8、9】

◆調査詳細

2020年に転職した20代~50代男女の転職率は前年比2.1pt減の4.9%だった。2016年から2019年までは増加傾向にあったが、2020年は減少に転じ、2018年と同水準となった。また、2020年に転職した人のうち67.5%が在職中に転職し、35.9%は離職中に転職している(複数回の転職経験者を含む)。
転職に対する考え方について、「転職は前向きな行動である」という回答が前年比1.4pt増の69.7%で、過去3年間と比較しても増加傾向にあり、「転職は必要である」という意見も半数を超えた。転職に対してポジティブに考えている転職者が多いことがわかる。【図1、2、3】

【図1】正社員転職率

【図2】2020年の転職者1500人の転職時の状況(複数回の転職経験者含む)

【図3】転職へのイメージ

新型コロナウイルスの影響で、転職に積極的になった割合は36.9%(「転職に積極的になった」+「やや転職に積極的になった」)となり、転職に消極的になった割合19.0%(「転職に慎重になった」+「やや転職に慎重になった」)の約2倍となった。特に、20代男性の51.2%が新型コロナウイルスをきっかけに転職活動に積極的になったと回答した。【図4】

【図4】転職活動に対する、新型コロナウイルスの影響

異業種への転職率は48.8%となり、前年(48.2%)から0.6pt増加した。業種別にみると、前職の業種が「医療・福祉・介護」「IT・通信・インターネット」だった人は引き続き同業への転職が多い。一方、前職の業種が「フードサービス」だった人の異業種への転職率は82.4%となっており、前年(56.9%)から25.5ptも増加し、約1.5倍になった。新型コロナウイルスが「フードサービス」業界に与えた影響が目に見える結果となった。【図5、6、7】

【図5】転職者の異業種への転職率

【図6】<前職の業種別>異業種への転職率

【図7】前職「フードサービス」の異業種転職率

リファラル採用の一環として、知人・友人に自社を紹介したことがある人の割合は32.2%。特に20代・30代の男性や営業職の割合が高く、4割前後に紹介経験がある。紹介した理由としては「会社から知人・友人を紹介してほしいと頼まれたから(35.8%)」「自分が勤める会社の環境が良く、友人に勧めたいと思ったから(35.6%)」「知人・友人から紹介してほしいと頼まれたから(35.0%)」が上位に挙がった。【図8、9】

【図8】リファラル採用での紹介経験があるか

【図9】リファラル採用で自社に知人・友人を紹介した理由(N=483)※複数回答

◆INDEX

1,正社員転職率、転職活動を始めた理由
2,転職関連サービスの認知・利用率、転職時の相談相手
3,入社決定に強く影響したこと、転職後の変化
4,転職前後の業種・職種・従業員規模・年収変化
5,応募に影響を及ぼす施策、面接手法、
6,退職代行サービス利用状況、ブラック企業イメージ

詳しくは下のPDFデータをご覧ください

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