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中途採用・転職 総括 レポート 2020 年版( 2019 年実績)

採用目標を達成した企業は4割弱、採用目標達成率は64.4%、転職者の応募した求人数は過去4年間(2016年以降)で増加した一方、応募した中で面接を行った割合、面接を行った中で内定を得た割合は減少。

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:中川信行)は、2019年における中途採用・転職市場を3部構成でまとめた、「中途採用・転職総括 レポート2020年版(2019年実績)」を発表した。

◆ 調査概要

内容 中途採用状況調査2020年版(2019年実績)
調査期間 2020年1月14日~1月23日
調査対象 直近1年間(2019年1月~12月)に中途採用業務を担当しており、採用費用の管理・運用に携わっている人事担当者
調査方法 インターネット調査
有効回答数 1148件
内容 転職動向調査2020年版(2019年版)
調査期間 2020年2月21日~2月25日
調査対象 正社員として働いている20 代~ 50 代の男女のうち、 2019 年に転職した方
調査方法 インターネット調査
有効回答数 1500件

◆ TOPICS

  • 【雇用市場の概観】2019 年の有効求人倍率は1.60倍、直近10年間(2009年以降)で、雇用情勢は大幅に改善【図1】。
  • 【企業の中途採用状況】採用活動の印象は「厳しかった」が85.5%、採用目標を達成した企業は4割弱。予定数未達成の企業を含めた採用目標達成率は64.4%にとどまる【図2】【図3】。
  • 【転職者の動向】転職者の平均応募件数は7.9件で2016年から3.3件増、応募した求人数は過去4年間(2016年以降)で増加した一方、応募した中で面接を行った割合と面接を行った中で内定を得た割合は減少。希望企業に早めに採用され、行動量の減少につながっている可能性が考えられる【図4】。

【図1】有効求人数、有効求職者数および有効求人倍率

有効求人数、有効求職者数および有効求人倍率/厚生労働省「一般職業紹介状況」
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より
※季節調整値(新規学卒者を除きパートタイムを含む)

【図2】中途採用活動の印象

中途採用活動の印象/中途採用状況調査2020年版(2019年実績)

【図3】中途採用活動に関する人数

中途採用活動に関する人数/中途採用状況調査2020年版(2019年実績)

【図4】転職活動の実績

転職活動の実績/中途採用状況調査2020年版(2019年実績)

◆ INDEX

【第1部:雇用市場の概観】
1-1:就業者数と完全失業率
1-2:有効求人数、有効求職者数および有効求人倍率
1-3:業況、雇用人員の過不足


【第2部:企業の中途採用状況】
2-1:人材の過不足感、中途採用の実績、中途採用を実施した理由
2-2:中途採用活動に関する人数、中途入社社員の満足度
2-3:中途採用の実績、入社社員満足度
2-4:2018年の中途採用活動の印象、選考基準
2-5:中途採用で実施した手法、効果のあった手法
2-6:リファラル採用、アルムナイ採用の導入状況 etc


【第3部:転職者の動向】
3-1:転職率、転職を始めた理由、転職活動の実績
3-2:転職関連サービスの利用、サービスに求めたこと
3-3:転職活動の期間、入社企業の選考で入社決定に強く影響したこと
3-4:入社を決めた理由、転職後の変化、居住地の変更、年収、就業期間
3-5:今後の仕事に関する考え方、転職に関する考え方、転職回数
3-6:退職代行サービスの利用経験、新しい面接・選考手法の受験経験  etc

詳しくは下のPDFデータをご覧ください

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